札幌100マイル

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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

モンステラ。

もし無人島に植物を1鉢だけ持って行けるなら、間髪いれずにモンステラを選びますね。







これがモンステラ。
実家に一鉢はあると言っても過言ではないくらいメジャーな植物。


花言葉は「深い関係」「壮大な計画」「嬉しい便り」
最初はですね「こんな実家で母さんが育てるような植物なんて興味はないぜ!」みたいな感じだったんです。
でもね、仕事で接していくうちにどんどん魅了されてしまいましてね。
やっぱり良い物は良い、旨い物は旨いんだなって心底感じております。

モンステラと言えばハワイってイメージがあるみたいなんだけどなぜなんだろう。
モンステラの仲間は45種類くらいあって熱帯各地に帰化しているみたいなんだけど元々の原産は中南米。
ハワイあんまり関係ないじゃん。。

あと僕はですね、原産が中南米やニューギニアってだけで強い嗜好を示してしまうんですよ。
なんの変哲もない植物を見せられて「これはコロンビア原産ですよ」って言われた途端、急にテンション上がって大好きになってしまう。
逆にすごくかっこいい植物を見せられて「これは北アフリカ原産なんです」って言われたら「くそー北アフリカかーじゃあダメだな」ってなるわけなんです。
意味がわからないでしょ。

やはりその植物が想像させてくれる風景なんですよね。
モンステラからイメージできる風景ってのは、アナコンダが出てきそうな川沿いの暗く鬱蒼とした密林。
頭上ではオオハシが飛び交い、ウアカリが木々を渡ってる、地面ではヤドクガエルが跳ね、川岸ではオオカワウソがナマズを食ってる・・・みたいな。
もう「嗚呼・・」と嘆息してしまうくらいの想像、というか妄想をさせてくれるんです。

こちらは熱川バナナワニ園のモンステラ・デリシオーサ。
モンステラと言えばやっぱり一番巨大なデリシオーサが最高です。



東京夢の島熱帯植物館のデリシオーサ。
美しく手入れされてます。



そして北大植物園のデリシオーサ。
巨大さ、ワイルドさを兼ね備えた感動の存在です。



我が家のフキ。モンステラに見えないこともないでしょ。
邪魔な巨大フキも考え方によっては和製モンステラにもなるのです。
20120127-04.JPG

まあならないですけどね。

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