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オランウータン飼育日記&円山四季だより

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2012年06月02日 の投稿一覧

硬くなったパン。




 硬くなったパンを与えてみました。

 食べるかな~。













 なんか不服そう。

 でも少しづつ齧って食べていました。











 ミルクを与えたらどうするかな。

 
 飲みながらパンを食べるかも・・・。

 パンをミルクにつけて食べるかも・・・。









 





 ありゃ~、美味しいものだから一気に飲んじゃいました。








 次に水を与えてみました。





 一度だけパンを水につけて食べたんだわ。











 次にパンを水の中に突っ込んじゃったよ。











 これなら完璧に軟くなるね。










 レンボーにパンを貰ったハヤト君。











 ご機嫌だぜ!

エゾタンポポ。

 

 道端を歩いているとたくさんのタンポポが生えています。そのタンポポは殆んど西

洋タンポポだと思います。 西洋タンポポは欧州産で、明治時代に北海道で食用、牧

草用に輸入されたのが始まりのようです。多分サラダの材料じゃないかな。日本人

の口にあまり合わなかったらしいね。 

 繁殖力が強く日本全土に広まっちゃたんだよ。日本に自生するタンポポの約8割は

西洋タンポポと固有タンポポの交雑種といわれています。



 



 いつの間にか在来種のエゾタンポポがなくなっちゃた・・・。

 
 藻岩山にちょこっと生えているようだね。












 昨年の初夏にエゾタンポポの種子が手に入ったので、すぐ種蒔きをしたんだけど、

なかなか発芽せず、約一ヶ月後の7月6日にやっと発芽。 














 8月4・5日に植え替え。


 もうすでに葉っぱに、ギザギザの特徴が出来ているね。



 この年は開花しませんでした。








 そして今年。



 タイミングが合わなく、中々花を写すことが出来なく苦労しました。 仕事に行く時に

は、まだしぼんでおり、帰宅時には既にしぼんでいるからです。













 5月23・24日、やっと花を写すことができました。













 エゾタンボボの特徴は、頭花の下の総包が反り返っているかどうかがポイントにな

ります。









 
 もう夜だから花は開いてないけど、西洋タンポポは総包が下を向いているから、違

いがすぐ判ります。


 エゾタンポポは春しか咲かないけど、え西洋タンポポは一年中咲いています。もっ

とも北海道は冬は咲かないけどね。






 花弁を見ても僕は違いは、わからないなぁ~。













 6月1日、まだボンボリにならないんだ。

 でもあと少しだと思うんだけどな。

 仕事に行っている間に開いて飛んで行ったらどうしよう。




 周りに西洋タンポポがたくさんあるから、花粉が飛んで交雑しちゃったらまずいんだ

よね。 

 大丈夫かな。 

 対策を講じればよかったな。


 いざとなったら根から増やそうか。



 



 園内全体をエゾタンポポでいっぱいにしたいな。 

 でも無理かな~。 

 西洋タンポポは繁殖力旺盛で強いから、在来種のエゾタンポポは負けちゃうね。


 類人猿館の屋外放飼場なら出来るかも知れない。放飼場をエゾタンポポでいっぱ

いにしようか。

 
 弟路郎もレンボーもハヤトも、みんなタンポポの花を食べるのが好きなんだ。葉っ

ぱも食べるしね。



 今年はエゾタンポポの苗を何百株も作れそうです。(雑種が出来たらまた一からや

り直し)  秋にはオランウータン屋外放飼場に植えようと思います。

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