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『旅☆山陰』カテゴリーの投稿一覧

9年連続庭園日本一の足立美術館&どじょう掬いまんじゅう~山陰旅⑪FINAL

足立美術館は、島根県が誇る9年連続庭園日本一に輝く日本庭園を有する。    アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が、  850ヶ所以上の候補地の中から選定している。    また、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも  最高評価の「三つ星」と評価されている。    入場料も日本一?かどうかは知らないけど、2,200円!!!  美術館としてはかなりの割高感。    20120524-13.jpg  でも、でも、  実際に一歩中に足を踏み入れると、  お釣りが来るくらいの充実ぶりと満足感。    そして、ものすごい人、人、人。  おばちゃん、おばはん、おばあちゃん。  

  枯山水庭を中心とする5万坪の広大な日本庭園は、絵画さながらの美しさを見せる。    庭園を囲むように建物が配置されていて、さまざまな角度から楽しめる。        20120524-11.jpg  窓枠が額縁のように見える演出も心憎い。  20120524-09.jpg  20120524-10.jpg  「生の掛軸」は、窓越しに見える庭園を  掛軸に見立てられるよう、  美しい景色を配置している。  何もかも計算づくだ。    日本庭園を十二分に堪能したあとにも、  まだ見どころがあった。    近代日本画壇の巨匠たちの作品  約1,300点を所蔵しており、  中でも横山大観などの作品は130点を数え、  質・量ともに日本一を誇っている。  これは間違いなく訪れる価値がある美術館だ。  

  

こちらは、昨年24位の康国寺。  普通の古寺のようだが、声をかけて部屋を通り抜けると、    美しい日本庭園が広がっており、  背後の山と、貯水池が見事にマッチしている。      

ランキング外ではあるものの、平田本陣記念館の見事な日本庭園にも魅了される。      いつのまにやら、日本庭園好きになっていた(笑)      

最後に、山陰を代表するお土産をご紹介。    どじょう掬いまんじゅう  ひょっとこの面がデザインされて、  ほっかむりを包み紙で表現していて可愛くてウケル!    20120524-12.jpg    山陰、島根といえば安来節。  安来節といえばどじょう掬い。    そういえば、野田“どじょう”内閣発足時に、  瞬間的に注目を浴びていたような(笑)  

  今年7月には、「神話博しまね」が開催されたり、  お隣の鳥取県では来年3月まで「まんが王国とっとり」が  展開されたり、と実は今、山陰が盛り上がっている!    ぜひ足を運んでみてください!

「神々の国」島根の恋人~山陰旅⑩

出雲市駅のお土産売り場で見つけてしまった。    道民として、これは看過できないのでは!  しかも、面白い恋人と違って、こちらはモロに、ラングドシャですよ、石屋製菓さん。  他のエリアでも、同じようなものを見たという目撃情報もあり(湯布院の恋人・・・)      まぁ、それはそれとして(笑)      

出雲市は神々の国。  出雲といえばはずせないのが、縁結びの神オオクニヌシノミコトが祀られている出雲大社。  神楽殿の重さ5tの大注連縄はド迫力だし、畳75枚分の大きさの日章旗など、  スケールの大きさに圧倒される。      君が代に出てくる「さざれ石」ってこんなの。      参道脇には、幸魂奇魂(さきみたま・くしみたま)像といういかにも神話らしいものが。  20120523-11.jpg  そして反対側には、「因幡の白兎」の像。テンションあがる。  20120523-12.jpg      

20120523-13.jpg    出雲大社のすぐそばにある  古代出雲歴史博物館には、  古代の出雲大社の本殿の  模型がある。  かつてはこんなすごいスケールだったのか?  これはぜひ実物大で再現してほしい(笑)  

  古代のはにわは歴史ロマンを感じさせる。  20120523-23.jpg    一番の展示物は、荒神谷遺跡から出土した国宝!  それまで全国的に発見されている数以上の銅剣358本が、  一度に同じ場所から見つかったんだそう。  展示の仕方も壮観!これは必見!  20120523-14.jpg    こちらも国宝!39個の銅鐸も非常に美しく飾られていて神秘的。  20120523-15.jpg    ちなみにこちらが、銅剣が発見された荒神谷遺跡。  今は現場にレプリカが置かれ出土の様子が再現されている。  20120523-16.jpg  歴史の重みがあるまちはスゴイね。      

そのほかにも、弥生時代の全国最大級の王墓が集まる西谷墳墓群もイイ。  王墓内部は展示室になっており、埋葬された王が出現してきます。  20120523-17.jpg20120523-18.jpg    スサノオノミコトとアマテラスオオミカミが祀られている日御碕神社や、  パワースポットとして人気になっている須佐神社などは、  神々の息吹を感じることができる神社の魅力に  知らず知らずにとりつかれていく荘厳な場所。  20120523-19.jpg20120523-20.jpg    須佐神社に向かう途中にある立久恵峡も、奇岩を楽しみながら、  五百羅漢などを巡ることが出来、実に風光明媚。  20120523-21.jpg20120523-22.jpg    出雲、奥深し!    

世界遺産石見銀山で焼きだんご~山陰旅⑨

出雲市から日帰り圏内にある世界遺産といえば、石見銀山。  レンタサイクルで、昔ながらの街並みが残る大森地区を抜け、  ダラダラとした上り坂を進んでいく。  2km以上あるので、体力に自信のないリッチな方はベロタクシーをどうぞ。  ガイド付きで片道2,100円。      最大の見どころである龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は、  一般公開されている銀山の坑道。  暗くて狭くて辛い仕事をこんなところで毎日行っていたと想像すると・・・(汗)      疲れたら途中の茶屋で、名物の焼きだんごを食べよう。  みたらし味の白だんごと、味噌味の草だんご    もちもちで美味い!      このほか、五百羅漢や世界遺産センターも見ごたえあり!    じっくり見たら一日楽しく過ごせるスポットです。  

出雲市の山頭火&餃子屋~山陰旅⑧

神々の住まうまち、出雲市駅は、出雲大社を模したつくりで、  駅構内には陶器でつくられた「大蛇退治」という作品が展示されていて、  旅情をかきたてられる。      出雲市の駅前に飲食店が集まっているようだが、  決して数は多くない。    その中から、2軒ご紹介。      

    まずは、  山頭火  (ラーメン屋ではない・笑)  という居酒屋。  

  「石見銀山」「出雲富士」と、いかにもそれらしい名前の地酒をいただく。      酒の肴に、まずは、あぶり板わかめ。  パリパリでおやつのように食べられる。      のどぐろ一夜干し。1,200円もする割には、思ったより小さい魚だった。。。  そして、スズキ、アオリイカ、ワカナが入った「日本海まるごと海鮮サラダ」。      本格手作り奥出雲の天然豆腐の冷奴。  ホクホクじゃが芋明太マヨネーズ。        

    そして、もう一店舗。  隠れ家のように  ひっそり佇むのは、  プレハブづくりの小さなお店、  餃子の店「餃子屋」。  {名前がストレートすぎる(笑)   言葉がカブってないか(笑)  

ここの餃子はめっちゃ美味い。  中国系の女将がつくる餃子は、味付けが濃いので、  しょうゆなど一切つけずにそのまま食べられる。  肉汁がたっぷりのジューシーな味わい。    これはオススメな一品です。  

松江城と小泉八雲とギャートルズ~山陰旅⑦

松江は3度目の訪問だが、美しい城下町が残っており、好きな街のひとつ。  20120521-16.jpg  20120521-17.jpg  やっぱり移動には情緒あふれる小舟での  堀川めぐりがオススメ。    ユニークなのは、いくつかの橋をくぐるとき、橋げたが低いため、  船の屋根を下げなくてはならないということ。  乗船している人たちも屋根に合わせて、  思いっきり上体をかがめなくてはならない。  

20120521-18.jpg20120521-19.jpg  しばらくすると、松江城が見えてくる。  なんともいい景色。ここで下船。  20120521-20.jpg20120521-23.jpg    松江城は昔のままで天守閣が現存する12城のひとつ。    口調もしぐさも完全に「なりきり」の武将が出迎え。  20120521-21.jpg20120521-22.jpg  木造の内部は急な階段で5層5階建てになっており、さまざまな展示がなされている。      天守閣から松江市内および宍道湖を望む。        松江の有名人といえば、文豪の小泉八雲。  あの「耳なし芳一」などを書いたことで有名。  旧居は公開されており、足を踏み入れると、そこから見える景色などから、  日本を愛していたことが伝わってくる。  20120521-24.jpg20120521-25.jpg  でも、実際に松江にいたのは、たったの1年3カ月・・・(苦笑)  20120521-26.jpg      あー、そうそう。松江駅のすぐ隣のビル前にこんなブロンズ像が。  20120521-28.jpg  はじめ人間ギャートルズだぁ~!  20120521-27.jpg  作者であるマンガ家 園山俊二 氏は松江出身らしい。

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