札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

冬の鷹狩り。

休日はね、もっぱら狩りをして過ごしているわけですよ。
でもね、12月に入ると狩場の様子も大きく変わり獲物もいなくなってしまうんですね。
川は凍り、全ては雪に覆い尽くされ、生あるものの気配は消えます。





景色は最高にきれいなんですけどね。

だからこの時期に入ると、ジプシーの如く移動をしながら生きている狩場を探すんですよ。

良い感じの場所があれば、まず特攻隊長のルーツが出動。








ルーツは藪を突き進み、ニオイを頼りに獲物を探すわけです。



僕はひたすら彼の後を追い、チャンスに備えます。

んで小一時間ほど歩いて・・・



「ご主人、ここは何もいないみたいですぜ」
「うん、なんとなくわかってたよ」
まあこんな感じの繰り返しですわ。

獲物がいないと鷹にも犬にもスキルアップの機会を提供してやれないんですね。
能力を引き出せすことができる機会を提供し続けることが僕の役目。
それができないと成長しないどころか、いろいろな悪癖がちょこちょこと現れてくるわけです。
モチベーションを保つことも難しくなってきます。
人間も動物もそこは一緒ですよね。
良い環境に身を置いてやる、そのための労力を惜しんではいけませんね。
これを経費とみるか、投資とみるか。
人・鷹・犬の一体、これらが完璧に機能したら、ものすごい感動が押し寄せてくるでしょうね。
まだまだ修行が足りませんよ。



本田家の面々。
なぜか誇らしげの愛犬ルーツ。

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