エゾタンポポ。
Posted by zooyoshida on 2012年6月2日(土) 05:39
道端を歩いているとたくさんのタンポポが生えています。そのタンポポは殆んど西
洋タンポポだと思います。 西洋タンポポは欧州産で、明治時代に北海道で食用、牧
草用に輸入されたのが始まりのようです。多分サラダの材料じゃないかな。日本人
の口にあまり合わなかったらしいね。
繁殖力が強く日本全土に広まっちゃたんだよ。日本に自生するタンポポの約8割は
西洋タンポポと固有タンポポの交雑種といわれています。
いつの間にか在来種のエゾタンポポがなくなっちゃた・・・。
藻岩山にちょこっと生えているようだね。
昨年の初夏にエゾタンポポの種子が手に入ったので、すぐ種蒔きをしたんだけど、
なかなか発芽せず、約一ヶ月後の7月6日にやっと発芽。
8月4・5日に植え替え。
もうすでに葉っぱに、ギザギザの特徴が出来ているね。
この年は開花しませんでした。
そして今年。
タイミングが合わなく、中々花を写すことが出来なく苦労しました。 仕事に行く時に
は、まだしぼんでおり、帰宅時には既にしぼんでいるからです。
5月23・24日、やっと花を写すことができました。
エゾタンボボの特徴は、頭花の下の総包が反り返っているかどうかがポイントにな
ります。
もう夜だから花は開いてないけど、西洋タンポポは総包が下を向いているから、違
いがすぐ判ります。
エゾタンポポは春しか咲かないけど、え西洋タンポポは一年中咲いています。もっ
とも北海道は冬は咲かないけどね。
花弁を見ても僕は違いは、わからないなぁ~。
6月1日、まだボンボリにならないんだ。
でもあと少しだと思うんだけどな。
仕事に行っている間に開いて飛んで行ったらどうしよう。
周りに西洋タンポポがたくさんあるから、花粉が飛んで交雑しちゃったらまずいんだ
よね。
大丈夫かな。
対策を講じればよかったな。
いざとなったら根から増やそうか。
園内全体をエゾタンポポでいっぱいにしたいな。
でも無理かな~。
西洋タンポポは繁殖力旺盛で強いから、在来種のエゾタンポポは負けちゃうね。
類人猿館の屋外放飼場なら出来るかも知れない。放飼場をエゾタンポポでいっぱ
いにしようか。
弟路郎もレンボーもハヤトも、みんなタンポポの花を食べるのが好きなんだ。葉っ
ぱも食べるしね。
今年はエゾタンポポの苗を何百株も作れそうです。(雑種が出来たらまた一からや
り直し) 秋にはオランウータン屋外放飼場に植えようと思います。
コメントは受け付けていません。