『サラミソーセージ』タグの付いた投稿
『サラミソーセージ』タグの付いた投稿
Posted by め・ぐすた~! on 2010年8月3日(火) 21:57
十勝スピードウェイをいったん離れたバスが
向かったのは、大樹町。
車1台しか通れない幅の橋を越えた先に
あったのは、源ファームの看板。
かわいらしい豚の小物に彩られた店内では、オーナーの大美浪 源さんが
優しい微笑みで迎え入れてくれました。
まずは、自慢の生ハムとサラミソーセージを試食させてもらいながら、
ひととおりの説明をしていただきました。
生ハムは、いつもBARCOMで食べているアレです。
サラミは、よくスーパーで購入する大手メーカー製造のものよりも酸味があります。
耳で覚えて、舌で感じた後は、目で確認。 貯蔵庫を案内してもらいました。
背脂と赤身肉をカットし、乳酸菌を加え35日間熟成させ、
白カビを塗付した白カビタイプのサラミソーセージがつくられています。
サラミづくりは非常に難しく、ヨーロッパで出されるサラミの断面は、
均一に脂が入っていて、奥の深さを痛感するそうです。
一方、生ハムは、モンゴルの岩塩で3週間塩漬けにしたあと、
15℃の温度、60%の湿度で6週間予備乾燥し、
その後、約20ヶ月間じっくりと熟成させるとのこと。
上から下まで、生ハム肉がぶらさがっている貯蔵庫内は圧巻!
皆、歓声とため息をつくばかり。
骨付き生ハムの原料肉は、チーズ製造時に出る副産物「ホエー」を与えたホエー豚「源ポーク」を、
さらに体重を150kgまで増体させた生ハム専用種だそうです。
時節柄、伝染病予防のため、
飼育されている豚をみることはできませんでしたが、
こうして生産者の想いと苦労を知ると、
また生ハムに対する味わいが深いものになりますね。
さて、このホエー豚が食べている「ホエー」はというと、
近くの半田ファームから仕入れているということで、
お次は、チーズ生産で有名な半田ファームへ。
(つづく)
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