観光文化情報ステーションstaff日記
札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。
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手打ち蕎麦にチャレンジ
Posted by 観光文化情報ステーション on 2010年8月19日(木) 11:11
かねてより興味のあった『手打ちそばづくり』を体験してきました。
広報さっぽろに載っていた、区民センターの企画。
講師は、札幌手打ちそば愛好会の方々。生徒2名に先生一人という手厚いご指導。
まずはそばの講釈…
そばの三たてとは…即ち
“挽きたて打ちたて茹でたて”
が真髄でございます。
そば粉は挽いたらどんどん劣化
が進むそう。だから、挽いたら
すぐ打って(40分くらい)すぐ
茹でていただく。これが最上。
つまり今日は、至高のそばを味
わえるというわけ。
テンション急上昇➚➚➚
さて、先生のお手前を見学して工程を学んだら、レッツトライ。
最初は、水回しと言って、粉と水を少~しずつ混ぜてゆきます。
ちなみに、本日はそば粉8:小麦粉2のいわゆる二八そば。
浦臼産ボタン種というそば粉を使用。すばやく丹念に粉に水を
含ませ小さな粒をたくさん作ります。実はここがとても肝心。
素人は手がガビガビになります→なりました。
なので、この工程画像撮れてません。
ひたすら練るべし練るべし…の練りの工程を経て、延しの工程へ。
つまり、平らに延ばしてゆくのですね。丸くするところが四角になり、四角が丸になりと存分にド素人ぶりを発揮し失笑を買いながらも、先生が修正してくださいます。
←均等の厚みに修正、折りたたみ工程に入ろうというところ。
←折りたたみ成功
(しかしほとんど先生のお手柄)
この包丁が、またド迫力。結構重たいのですが、切るのは簡単そうじゃん、と思ってしまう素人の浅はかさよ。
まな板にそばを乗せ、駒板という定規みたいな道具を当てながら、切るべし切るべし…しかしすぐに前言撤回。
太くなったり細くなったり定まらず。
先生からは
「左足を前に!もっと脇を締めて!」と、スポーツばりの熱血指導。
10分かかって、そば切り終了。
ふぅ~(←いっちょまえに汗)
←コチラがMyそば。
ええと、右から始まって、最初は細すぎ、徐々に太くなって、最後は疲れ果ててさらに太い仕上がり。
まん中へんが丁度良いのですが、なんとも茹でるのが難しいそばとなりました。そうそう、包丁を支えていた親指にはマメが出来ていました。
最後に参加者全員で、先生たちが打ったそばを試食(自作は持ち帰り)
プロの先生による三たて手打ちそば。
見た目ピカピカ、喉ごしツルツル、噛めばコシがあり、そば粉の香がぷう~ん…とにかく新鮮で旨い、としか言いようがありません。
また最後にいただいたそば湯がこれまた素晴らしかった。先生曰く、焼酎割りが極上だそう。
そんなこんなで、約3時間の初めてレッスン終了。帰宅して…おそるおそる自作を試食(ややバツゲーム風)
ふむふむ。太さはばらばら、時々千切れているし、先生のそばには到底及びませぬが、しかしなかなかイケてました(画像の天ぷらとおにぎりはつきません)一緒に参加した知人は、グニャグニャだった(?)というヘンテコな感想でした。
【こたびの教訓】
①北海道はそば粉生産量日本一。
そばどころなんです。コレ道外の人、あまり知りません。
②そして、手打ちそばは、奥が深いです。
そばが打てないと嫁にいけない時代があったそうな(先生談)
その時代じゃなくてよかった~
③最後に、広報さっぽろの熟読、オススメです。