札幌100マイル

観光文化情報ステーションstaff日記

札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。

『写真展』タグの付いた投稿

イタリアの陽射しをどうぞ。

3月10日(土)、晴れ。
珍しく空気が緩んで春の訪れを感じたこの日‥
ん~と伸びをしたくなる気分にピッタリな写真を見に行きました♪

 吉川優子写真展
  「アモーレがいっぱい」

 室内に響く…♪♪
 ミュゼットの音色…♪♪
 イタリアのごくふつうの
 風景が切り取られて
 いるのですが
 色鮮やかな扉や、
 迷路のように続く石畳を
 見ていると“ふつう”と言う
 にはあまりにもったいない
 気がします。

 今回テーマが
 「アモーレ」なので
 当然キスシーンなんかも
 出てくるわけですが(笑)、
 人だけじゃなく、
 自分の住んでいる街、
 自然、太陽‥全部大好き!
 という気持ちがそこかしこ
 から滲み出てくるのが
 まさに「アモーレの国」たる
 所以なのでしょうね。

↑忙しい時ほど「猫に生れたかった‥」と思うのは私だけでしょうか・・・
素のままのイタリア、本当に素敵ですよ~~

★吉川さんのブログ⇒
写真展は入場無料、富士フイルムフォトサロン札幌にて3月14日(水)まで。

PORTRAITS OF THE EXISTENCE「人・静物・風景の肖像」矢吹尚也 写真展



 気がつけば、
 2月も後半に差しかかりました。
 普段のんき者の私も、雪まつり
 挟んだこの何週間かは
 やっぱり忙しく…

 小休止が必要だ、とからだが判断
 したのでしょうか、
 自然と足が動いていました。

←向った先はこちら

 PORTRAITS OF THE EXISTENCE
 「人・静物・風景の肖像」

 矢吹尚也 写真展



 待っていたのは
 モノクロームの静謐な世界。



 人、静物、風景、‥
 時を刻むように連続して
 作品が並んでいきます。



 そのリズムにゆっくり
 身を任せるうち… 

 安心感にも似た
 不思議な感覚が。

 それもそのはず、
 静物や風景も、人物を撮るのに
 等しい距離感で いつのまにか
 見つめていたからです。



 矢吹さんはこう話されています。

To see a world in grain sand「一粒の砂に世界を見る」視界に入る物すべてが
「世界」とつながっている事を意味するウィリアム・ブレイクの詩の一節の様に、対象が
何であれ、 今、ここに存在するという事の不思議さ、そして、それを見ている自身も
今ここに存在しているという事。
写真を撮るという行為は自分と自分以外の存在が緩やかに「均衡」してゆくという事、
対象となる「そのもの」でなく、寧ろ、その「均衡」してゆく様子と写真の中に見えない
かたちで存在している自身を含む「世界」を撮りたい。

20120222-04.jpg

 不思議な感覚の正体、それは
 すべてのものは繋がっている
 という一体感のような気がしました。

 矢吹さんの眼を借りて、
 「世界」を見つめ直してみては
 いかがでしょうか。


 親切に説明してくださる矢吹さん(右)

 背景も、知らない人を撮る場合、
 その人祖先まで思いを巡らせる
 ことで、その人の存在感がより感じ
 られるポートレートになるのだそう


 ◎明日23日(木)までの開催です。
  是非じっくりとご覧ください。

detour…SAPPORO 梁取 只詩 写真展

こんにちは。事務局Kaoです。
最近札幌にはカフェギャラリーなる空間が増えましたね。
“アート”ってちょっと堅苦しくて…って感じる観客にも、作家さんの発表の場
としてもカフェとギャラリーはとても相性のよい組み合わせ。

そんなカフェギャラリーで開催中、カメラマン梁取只詩さんの個展にお邪魔しました。

こうしたギャラリーでは、作家さんが在廊していて直接お話できるのも魅力。
『写真の技術ってよくわからないですけど、なんかカッコイイです!』なんて
筆者がド素人の感想を述べると…『そういう見方でいいんです~作品創ってる
本人でさえわからないんですから(笑)』 と、梁取さん。安心しました。

珈琲の香り高いシックな店内に、切れ味鋭い写真がマッチして、独特のステキ空間
です。モデルさんの眼力強くて、ドキッとします。

また、『初めて個展を開催するんだけど、何を どうしたらいいの?』という
若いアーティストさんたちに、日ごろからアドバイスを欠かさない梁取さん。
そういった継承も大切なコトだよな~感服いたしました。
しかも『個展の告知はステーションで』という口コミ、いつもありがとうございます!


 detour...SAPPORO
 梁取只詩 写真展

 東札幌のカフェギャラリー
 Coffee Time Moon にて
 10月15日(土)まで開催中

 梁取さん在廊予定は
 コチラ⇒

❄雪の白はぬくもりの色❄

22日金曜日、まだまだ陽射しの強い午後4時ごろ。
ステーションからも程近い、富士フイルムフォトサロン札幌に行ってきました。
お目当てはこちら☞ 中野潤子 写真展「讃雪の街 さっぽろⅡ」
展覧会初日ということで、ご本人が笑顔で迎えてくださいました。

タイトルでもある『讃雪』は、中野さんの造語。
この言葉には、人や街をやさしく包み込む雪への愛情が込められています。


降りしきる雪の中じっとバスを待つ人たち-
凍てついた道を元気に歩く子どもたち―

写真の中の光景は、
冷たさではなく、むしろ人の体温や暖かみを感じさせるものでした。
それもそのはず、中野さんは現在までずっと札幌で暮らしてこられたとのこと!
札幌への思いの深さ、時の重みが、白と黒の陰影から静かに伝わってきます。
また、『射映のクロス』、『漆黒の風韻』、『雪面譜』…など、
きらっと光る題名も素敵です。

「冬の札幌、とりわけ“白”が好き」とにこやかに語る中野さん。
皆さまも、中野さんの“眼”を借りて、
この街をじっくり見つめ直してみてはいかがでしょうか?

中野先生、ありがとうございました!
これからも素敵な写真を楽しみにしております。

◆森山大道写真展 ブエノスアイレス/サンパウロ◆

現在、札幌宮の森美術館にて、森山大道さんの写真展が開催されています。
今回は、森山大道さんがブエノスアイレス・サンパウロで撮影した写真展

◆「札幌宮の森美術館 森山大道写真展 ブエノスアイレス/サンパウロ」◆


 会期:2011年2月11日~5月15日
  ※火曜(祝日の場合翌日)休館

 時間:11:00~19:00
  他詳細はこちら→




 森山大道さんの一ファンとして、
 昨年の写真展に続き、今回も
 楽しみにしておりました。

 円山公園を通り過ぎ、
 歩くこと約5分。。

 見えてきました、
 宮の森美術館

円山公園周辺は楽しくお散歩できるので、時間を感じずに美術館に到着♪


 さっそくじっくりと、
 作品を見て回ります。

 楽しみにしていた
 ドキュメンタリー番組
 「サンパウロ、路上にて」も、
 会場内で上映されています。

 大道さんがサンパウロの街を歩き、
 撮影しているドキュメンタリーを
 見た後 もう一度会場内の写真を
 鑑賞します。

 ブエノスアイレスは
 アルゼンチンの首都。
 そしてサンパウロは
 人口1100万人以上の
 ブラジル最大の街
 ・・・

日本の裏側の景色を 大道さんの写真を通して感じることが 出来ました。

 一方、
 札幌芸術の森美術館では
 昨年開催された
 「北海道-第2章/展開」を経た
 「北海道」シリーズ最大規模の
 展覧会を開催しています。


 会場:札幌芸術の森美術館

 会期:2011年2月6日~5月8日
 ※月曜休館(5/2は開館)

 時間:09:45~17:00

  他詳細はこちら→

 森山大道氏公式HP→

 ぜひご覧ください!

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