札幌100マイル

観光文化情報ステーションstaff日記

札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。

2011年01月 の投稿一覧

色、いろいろ-美術館は展示だけじゃない!!-

みなさんこんにちは、スタッフkayoです。
ほぼ10年ぶりとなる雪のある冬に心躍らせていた初冬の頃の
淡い雪への憧れのような気持ちがどっかへ吹っ飛んでしまうほどの大雪に、
忘れていた冬の厳しさを痛感する今日この頃です。

さて、先日のことですが、こちらへ出かけてきました。

行かれたことのある方ならすぐにお分かりになるかと思いますが、
北海道立近代美術館です。
札幌生まれ札幌育ちの私ですが、実は今回が初めての訪館。

ちょっと緊張しつつ中へ入ってみると・・・
美術館らしい重厚な雰囲気が漂っておりましたが、


 奥の方にはロビーの趣とは
 ガラッと変わって
 ←こんな展示物が・・・

 実はこれ、昨年11月29日から
 開催されていました
 特別展『カラーパワー』に
 関連しての展示品。


 『試乗希望の方は
 受付で免許証を交付して
 もらってください』

 なんて表示もあって、
 実際に運転席に座ってる方も
 いましたよ。

 さて、ちょっと和んだところで
 いよいよ中へ・・・


残念ながら撮影はできませんが、そこは色の魅力を感じさせるに充分な空間でした。

●●●
赤と言うよりは紅色の和服や玩具

●●●黒のマイナスイメージを洗練されたスタイリッシュな色に変えた洋服

○○○純白のウェディングドレス

さらに奥に進めば、カラフルな色ごとに展示されたガラスの器に

●●●色そのものや繋がりを意識しあうであろう絵や写真

当たり前のように存在する色ですけども、
そこにはとてつもない力と魅力があるのだと、改めて実感させられました。

そんな『カラーパワー』を充分に感じ、出口付近へ向かうと
そこでは子ども向けワークショップが行われていました。
子どもの入場者に渡された丸いコースターのような厚紙と同じ大きさのシール2枚。

 何を作るのかと思っていたら、

 シールに思い思いの色を塗り
 それを丸い厚紙の上下に張り
 真ん中に穴を開けストローを
 挿せば・・・

 世界にひとつだけの
 オリジナルコマの出来上がり!

作っている間、そこにいた子どもたちの表情はみな真剣でした。
そして最近アートスクールに通い始めたわが子たちもいろいろな刺激をもらった
ようで、帰り道はにわか芸術家のように色のパワーと不思議についてお互いに
語り合っておりました。(笑)

残念ながら今回の『カラーパワー』は終了してしまいましたが、
昨今の『美術展』、実はこのようにワークショップなど関連イベント満載で、
楽しみ方はまさに『色々』なのですよ!

みなさんもぜひ一度 行かれてみてはいかがでしょうか♪♪♪

♪美術展情報は観光文化情報ステーションHPからスグ検索→

“明日”が楽しみになる原画展

週末は、ふと思いたち茶廊法邑さんのギャラリーへ。
“明日”への絵本 原画展』を見てきました。

 作者の狸小路きみこさん、
 本名は[法邑美智子さん]
 そう、この大人っぽいゆとり空間
 茶廊法邑のオーナーさんです。

 本展は、
 “明日”への絵本
 『敏男おじさんのひとりごと』
 第二巻の原画を展示したもの。

 文は狸小路(法邑)さん、
 字は吉田宗里さん、
 絵は植田莫さん。

 文芸とアート ぷらす
 本当にあったお話
 主人公は、狸小路さんの
 ご主人敏男さんとその家族


 展示は、時系列に
 目の不自由な敏男さんと
 奥さんとの出会いから今日まで

 とかく重たく暗くなりがちな
 テーマなのに、
 明るくやさしくて、
 どこかユーモラスで、
 そして、とても強い。

↓原画は和紙に描かれています。やわらかい輪郭とにじみ加減がホワッとしていて、
 『温度』を感じるし、たい焼きが本当に美味しそう!(笑)

↓字を書かれた吉田宗里さんは、篆刻作家でもあります。
 味のある書体、そして篆刻にも一目ぼれしてしまいました。

↓最後に、ギャラリー中央に巻物のようにしつらえられた『あとがき』を読みます。
 法邑美智子さんの直筆により、事実が淡々と綴られています。
 溢れそうになる涙を堪えます。
 そこには、前を向いて明日を見て生きようとする、法邑さんの圧倒的な強さが。


 この日、なんと、幸運なことに、法邑美智子さんに
 お目にかかり直接お話を伺うことができました。
 『だって本当のことだからすぐ書けちゃったわよ!』
 と、ユーモアたっぷり。

 江戸っ子気質のような、実に闊達な美智子さん
 だからこそ、敏男さんをたくさん笑顔にできるの
 だと思いました。

 さてさて、法邑ギャラリー次回展示は
 ←コチラ 「めでたい」もの集まれ展

 どんな展示になるかは、開いてみてのお楽しみ、的な展覧会だそうですヨ。

 そして皆さま、ごめんなさい。『敏男おじさんのひとりごと』原画展、昨日で会期
 終了だったのです。でも、法邑ギャラリーで絵本を展示していますので、気になる
 方は、ご覧になってみてください。できたら、ご夫婦で見ていただくと・・・

【info】法邑美智子さんブログはこちら→

思わぬところに笑いのツボが。

こんにちは。札幌のあちこちに神出鬼没の、スタッフmamimuです。
寒い日々が続いていますが、皆さまお元気でしょうか?


 元気がほしい方、朗報です(笑)

 昨晩いつもの様に札幌駅を通り
 かかると・・・
 何やら厳重に(?)保管され
 陳列されたあるものを発見!

 なんだかわかりますか…?

 そうです、貯金箱です。

 どれも見ているだけで和むうえに、
 子ども達が作るちょっととぼけた
 表情に味わいがあって・・・

 クスッと笑わせてくれます。

 (作っている時はきっと、
  真剣なんだろうなあ。)

 その横顔をふと垣間見たようで、
 心温まります♪


 全国規模の募集で選ばれただけ
 あって、個性的かつその発想力
 には驚くこと間違いナシですよ!

 ※第35回
 「私のアイデア貯金箱コンクール
  上位入賞作品の展示会です


 展示は今月23日まで、
 JR札幌駅西コンコース
 イベント広場で開催中です。
 いつも通られる方は
 ちょっと足を止めて
 みてはいかがでしょう♪

 行けない方にはその模様を少しだけお裾分け♪ 公式HPはコチラ→


 ※画像のブログ掲載に際しましては、主催者様にご承諾をいただいております

ボザール橋を渡ると、そこは…



 とある日、関口雄揮記念美術館
 訪れました。

 芸術の森ほど近く、
 落ち着いた色調の建物と広い前庭
 高貴な方の邸宅のような美術館。

 白樺の幹には鳥の巣箱。
 高原のホテルにいるみたいです。


展示室は3つに分かれていて、本展のほかに、留学時代のスケッチ、氏が大好きだと
いう北海道の“秋”をテーマにした展示室があります。
また、スライドショーやその他所蔵品・蔵書を見ることができます。

東山魁夷に師事したとあり、北海道の自然を描いた作品は、東山魁夷を彷彿とさせる
グラデーション使いを感じました。
モノクロを基調とし、色彩の濃淡が加わった作品は、奥行きがあって、
それはまさに『色彩幻想』
★現在開催中の展覧会『色彩幻想』は2月20日まで。

※画像右は、併設のカフェ。素晴らしいロケーションにビックリ。
 外に出て、裏手に回ってみましょうか・・・
20110117-05.jpg


そこにあったのは…ボザール橋[Ponte beaux-arts]
「ボザール」とは、フランス語で「美術・芸術」の意味。
現在、同名の橋がパリの国立芸術大学前のセーヌ川に架かっているそうです。
橋の由来が記されていましたよ。

 芸術の森美術館」が建つ以前 四軒の民家があり、
 その子供達の通学路として架けられた橋でした。


 風情ある吊り橋を残すため、市民に親しまれる愛称
 を募り 「ボザール橋」の名が選ばれました。


 札幌市の吊り橋は、この橋のほか、豊平川に架かる
 定山渓の高山橋と十五島公園の白川橋の3つです。

 (要約)

 さあ、
 いざ渡ってみましょう。ボザール橋を!
 思ったより揺れます。下を流れるのは真駒内川。
 
 土手の雪、流れる水、凍りかけた川面の対比は
 『これぞ真冬』という絶景。秋もよさそう♪

20110117-04.jpg
 で・・・
 揺れるボザール橋を渡りきって
 坂道を上ると
 そこは

 雪国だった

 いやもとい
 『札幌芸術の森美術館
 でしたとさ。

 真冬の芸術鑑賞&お散歩、いと楽し♪♪ただし、寒いので着込んでくださいね。

カッコいいポスターに囲まれてます。

こんにちは。事務局Kaoです。

毎日せっせとよく降る雪です。交通網への影響や、何より“雪かき”の苦労は
本当に大変ですが、それでもわたしは、札幌の街が真っ白になるこの季節、
とても好きです。

移住当初・・・
“雪かき”が珍しく、融雪溝なんて設備にもビックリし、そりゃもう自ら率先
して楽しく“かいて”いたものです。
しかし今では・・・寄る年波には勝てないです(笑)

さて、今日久しぶりに、ステーションに出勤しますと…
コーディネートしたかのような、カッコ渋いポスター2枚。

 ◆今夏のSAPPORO CITY JAZZ Ezo Groove 2011
 ◆森山大道写真展 北海道<最終章>
       @札幌芸術の森美術館はコチラ→
       @札幌宮の森美術館はコチラ→

ステーションのテーマカラー(赤×黒)にもマッチ!



 と思っていたら、
 めでたい今年最初のWeekly Press到着。
 
 おおっ なんと
 コチラもナイスなコーディネート

 内心『やんや』の喝采を挙げていると

 梱包を解くそばから
 続々お客さまにお持ち帰りいただき、
 幸せを噛み締めてしまいました。 

 今年もいっそう充実した紙面にしてゆきます。
 皆さま今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

今年もよろしくお願いします。

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

 観光文化情報ステーションは、
 本日10:00より通常営業となります。

 2011年も、たくさんのお客さまとの
 出会いを楽しみに、励みに・・・
 スタッフ一同日々邁進してゆく所存
 です。
 
 ところで、
 観光文化情報ステーションって?

①イベント情報がギューっと詰まってます ②イベント情報の宣伝ができます(無料!)

そこは 地下鉄南北線大通駅・北改札横の 小さな赤いBOX・・・
皆さまのご来館を、スタッフ一同いつでも笑顔でお迎えします。
今年もどうぞよろしくお願いします!!

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