札幌100マイル

観光文化情報ステーションstaff日記

札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。

『札幌芸術の森』タグの付いた投稿

芸森アートマーケット2013

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 皆さま、ご存知でしょうか・・・?
 芸森アートマーケット

 かく言う わたしも未体験。

 常連の作家さんによると、
 どうやらとっても楽しい催し
 らしいのです。

 札幌芸術の森
 ピクニック気分でぶらぶら~
 出展者もお客さんも気持ち
 良く参加できるイベント。


 先日参加した作家さんが、
 出展ブースの画像を提供して
 くれました!

←こんなふうに・・・
 手づくり感たっぷりの区画が
 たーくさん立ち並びます。

 これからの季節、お散歩を
 兼ねたお出掛けよさそう♪

※天候により延期となる場合があります。開催についてはHPをご確認くださいね。

テレビ塔で20年前を思ふ。

ちょうど20年前の冬、初めて札幌を訪れたことを、ふと思い出す。
当時のやたらデカイ手帳(携帯もインターネットもない時代の手帳
は大きくて重たいのです。笑)を探しあてると、やはりそうだ!

それで、某日仕事帰り、テレビ塔に昇ってみました。20年ぶり。
この位置からの夜景は見覚えあるなぁ。しみじみするなぁ。
ミュンヘン・クリスマス市はもう少し未来のイベント・・・

札幌駅北口のホテルに投宿したのだけど・・・ぜんぜん昔と違う!!!

修学旅行生が『あっち側もキレー!』と叫ぶノリアもまだなかった。

ピンク×黒で周囲に異彩を放つ北海道四季劇場も。


 そして
 この公園がオープンして
 創成川エリアもますます
 注目されるように。。。

 ウィークリー・プレス
 作っていると『○○周年』
 という文字が目に留まる。
 時を重ねて魅力を保つコト
 って大変だとつくづく思う。

 札幌芸術の森25周年
 札幌彫刻美術館30周年
 円山動物園60周年
 地下鉄開業40周年
 さっぽろ地下街40周年

 ビバ!大通公園100周年!


 20年前の冬。
 札幌に来た日はそりゃ寒い
 雪の日。普通の靴だったし、
 とにかく何度も転んだ。

 しまいにはホテルに向かう
 途中、自分的に遭難しかけ
 時計台あたりからタクシー
 乗車。開口一番
 『猛吹雪で大変ですよね~』
 って言うと、運転手さんに
 大笑いされた。
 そんな他愛もない会話を
 ハッキリ覚えています(笑)

 地下が発達して楽々行き来
 できる今。便利になったなぁ

さらに10年後、20年後、この景色はどう変わっているのか?あれこれ空想
しているうち、ビュワーンとエレベーターは下るのでした。

ボザール橋を渡ると、そこは…



 とある日、関口雄揮記念美術館
 訪れました。

 芸術の森ほど近く、
 落ち着いた色調の建物と広い前庭
 高貴な方の邸宅のような美術館。

 白樺の幹には鳥の巣箱。
 高原のホテルにいるみたいです。


展示室は3つに分かれていて、本展のほかに、留学時代のスケッチ、氏が大好きだと
いう北海道の“秋”をテーマにした展示室があります。
また、スライドショーやその他所蔵品・蔵書を見ることができます。

東山魁夷に師事したとあり、北海道の自然を描いた作品は、東山魁夷を彷彿とさせる
グラデーション使いを感じました。
モノクロを基調とし、色彩の濃淡が加わった作品は、奥行きがあって、
それはまさに『色彩幻想』
★現在開催中の展覧会『色彩幻想』は2月20日まで。

※画像右は、併設のカフェ。素晴らしいロケーションにビックリ。
 外に出て、裏手に回ってみましょうか・・・
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そこにあったのは…ボザール橋[Ponte beaux-arts]
「ボザール」とは、フランス語で「美術・芸術」の意味。
現在、同名の橋がパリの国立芸術大学前のセーヌ川に架かっているそうです。
橋の由来が記されていましたよ。

 芸術の森美術館」が建つ以前 四軒の民家があり、
 その子供達の通学路として架けられた橋でした。


 風情ある吊り橋を残すため、市民に親しまれる愛称
 を募り 「ボザール橋」の名が選ばれました。


 札幌市の吊り橋は、この橋のほか、豊平川に架かる
 定山渓の高山橋と十五島公園の白川橋の3つです。

 (要約)

 さあ、
 いざ渡ってみましょう。ボザール橋を!
 思ったより揺れます。下を流れるのは真駒内川。
 
 土手の雪、流れる水、凍りかけた川面の対比は
 『これぞ真冬』という絶景。秋もよさそう♪

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 で・・・
 揺れるボザール橋を渡りきって
 坂道を上ると
 そこは

 雪国だった

 いやもとい
 『札幌芸術の森美術館
 でしたとさ。

 真冬の芸術鑑賞&お散歩、いと楽し♪♪ただし、寒いので着込んでくださいね。

塩狩峠 歌碑の森



 週末は所用で旭川方面へ。

 塩狩峠に差し掛かったとき、
 空は高く青く澄みわたって
 いました。国道からほんの
 少し入っただけなのに、
 静寂に包まれたその場所に
 なぜか強く惹かれ、思わず
 立ち寄りました。

塩狩峠記念館
 三浦綾子さんの生家を移築
 した記念館が、この先の丘に
 静かに佇んでいます。

白樺を背景に、そこだけ時が止まっているかのような家です。
あたりの森には、綾子・光世夫妻の歌碑が点在しており、ひとつひとつ読みながら、
柔らかく堆積した落ち葉を踏みしめていると、敬虔な気持ちになります。

記念館からはJR塩狩駅のホームと線路を眺めることができ、画像におさめることは
控えましたが、線路脇には旧国鉄職員、長野政雄氏の慰霊碑があります。
この事故から小説『塩狩峠』は誕生するのでした。
かつて作家三浦綾子の眼差しは、どのように塩狩駅を捉えたのでしょうか。
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 小説の舞台にいる。実は初めての経験。
 今日のこの風景は、確実に記憶に刻まれました。
 こんなことなら文庫を携えてくるんだった…と後悔
 このシチュエーション、物語の世界にどっぷり浸る
 度合いがすごく深い!
 札幌でもやってみよう…と調べましたら、
 北大中央ローンは『氷点』に登場している!!
 札幌芸術の森にある有島武郎旧邸はどうかしら。
 まずは、観光文化情報ステーションすぐ真上、
 大通公園石川啄木歌碑前のベンチで、歌を読んで
 みようかな…

 皆さま、そんな読書の浸り方はいかがでしょう。

秋の❤アートめぐりバスツアー<後編>

秋の❤アートめぐりバスツアー後編です。前編もぜひご覧くださいね。

さてさて、お待ちかね、レストラン芸術の森でのランチタイム♪
大きな窓から木々の緑と野外アートを眺めつつ、期待に胸膨らませお弁当のフタをオープンっ!!



  ご、豪華です。出来立てです。
   メニューは…
   ■和風ハンバーグ目玉焼きのせ
   ■揚げ出し豆腐
   ■ぽてとサラダ
   ■ご飯 と お味噌汁


あっという間に美味しく平らげてしまいました。ウエイトレスさんに手厚くお給仕もしていただき、いやいやホント、大サービスに大満足。

昼食後は徒歩で昨年オープンしたばかりの佐藤忠良記念子どもアトリエへ。



  入館すると真正面にあるレリーフ
  この人だったのか…と
  遠い日の記憶がよみがえります。




  そうです。佐藤忠良さん、
  ロシア民話『おおきなかぶ』の挿絵を
  手がけた方なのですね。

  子どもの頃、繰り返して読んだお話。
  今でもそらで音読できます。
  嗚呼なんて懐かしい日々。



  コチラは
  【二歳】というタイトルのおとこの子。
  子どもに「何をしているのかな?」
  と聞くと
  「オシッコをガマンしてる」
  なんて微笑ましい回答があると、
  樋泉学芸員の解説。



  コチラはご婦人がたにも大好評だった、
  子どものカワイイ“オシリ”!?
  なるほど、面白い。

  彫刻って四方八方から鑑賞できるのも
  醍醐味ですね。


お孫さんのおられるご婦人は、目を細めて鑑賞されていました。
氏の、子どもをモチーフにした彫刻は、足がスッキリと細く長く、現代的なスタイルです。
そして、何より表情と仕草が愛らしいのです。
子どもに注ぐ慈しみの感情が伝わってくるから…
きっとみんな胸が❤キューン❤ってなるんだろうと思います。

さあ、そして、本日のメインイベント、山本正道展です。

  この展覧会をご紹介するためにこそっ!
  Blog更新を急いだのですよ…
  なぜなら…
  開期が11月23日までだからです!
    三連休の過ごし方を思案中の方
    お仕事家事でお疲れの方
    ほっこりした気分になりたい方
  そんなアナタにオススメしたい~


今までの私が知らない、ちょっと、変わった彫刻なのです。
まあるくてやさしい形と表情、いろんな素材・質感を持つ珍しい石、デフォルメされた風景。
とんがった部分がなく、細微な点まで表現するような彫刻とは違うのですが、何とも言えない魅力があります。

芸術って、たとえ、よく分からなくても、ただ眺めているだけでも、感想をことばに表せなくても…たまに触れて、心で奥底で何かを感じることが、とっても大切なんだと思いました。
そして、このツアー、年に2回ほど開催されているそうです。次回も要チェックですよ!

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