
札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。
by 観光文化情報ステーション

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ボザール橋を渡ると、そこは…
Posted by 観光文化情報ステーション on 2011年1月17日(月) 12:18
とある日、関口雄揮記念美術館を
訪れました。
芸術の森ほど近く、
落ち着いた色調の建物と広い前庭
高貴な方の邸宅のような美術館。
白樺の幹には鳥の巣箱。
高原のホテルにいるみたいです。
展示室は3つに分かれていて、本展のほかに、留学時代のスケッチ、氏が大好きだと
いう北海道の“秋”をテーマにした展示室があります。
また、スライドショーやその他所蔵品・蔵書を見ることができます。
東山魁夷に師事したとあり、北海道の自然を描いた作品は、東山魁夷を彷彿とさせる
グラデーション使いを感じました。
モノクロを基調とし、色彩の濃淡が加わった作品は、奥行きがあって、
それはまさに『色彩幻想』
★現在開催中の展覧会『色彩幻想』は2月20日まで。
※画像右は、併設のカフェ。素晴らしいロケーションにビックリ。
外に出て、裏手に回ってみましょうか・・・
そこにあったのは…ボザール橋[Ponte beaux-arts]
「ボザール」とは、フランス語で「美術・芸術」の意味。
現在、同名の橋がパリの国立芸術大学前のセーヌ川に架かっているそうです。
橋の由来が記されていましたよ。
「芸術の森美術館」が建つ以前 四軒の民家があり、
その子供達の通学路として架けられた橋でした。
風情ある吊り橋を残すため、市民に親しまれる愛称
を募り 「ボザール橋」の名が選ばれました。
札幌市の吊り橋は、この橋のほか、豊平川に架かる
定山渓の高山橋と十五島公園の白川橋の3つです。
(要約)
さあ、
いざ渡ってみましょう。ボザール橋を!
思ったより揺れます。下を流れるのは真駒内川。
土手の雪、流れる水、凍りかけた川面の対比は
『これぞ真冬』という絶景。秋もよさそう♪
で・・・
揺れるボザール橋を渡りきって
坂道を上ると
そこは
雪国だった
いやもとい
『札幌芸術の森美術館』
でしたとさ。
真冬の芸術鑑賞&お散歩、いと楽し♪♪ただし、寒いので着込んでくださいね。