札幌100マイル

観光文化情報ステーションstaff日記

札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。

2011年06月01日 の投稿一覧

手打ち蕎麦にチャレンジ!2011

↓コレはなんでしょう?某ゲームのメタルスライムではありません。

名人作の見事な『そば玉』(蕎麦をのばす前の状態)でございます。

何を隠そう、私、昨年区民センターの蕎麦打ち講座に参加しました⇒
その時講師をしてくださった『札幌手打ち蕎麦愛好会』の方とご縁がありまして、
このたび、上級者の教室見学にお招きいただいたのです。
(決して、筋がいいととか、見込まれた訳ではないと思います。笑)

↓教室の様子。講師の先生と、生徒さんはみな有段者。
次の昇段試験に向けての特訓ですので、盛況というか、真剣そのもの。
試験は準備~蕎麦打ち~片づけ、すべて40分以内に行います。

本日の師匠、横山名人。にこやかで優しい方(よかった)↑

先生の蕎麦打ちを見学した後、ご厚意により打たせていただくことに!
(一応、経験者ということで。汗)


粉に均等に水を含ませる『水回し』という行程が終わり(地味なこの行程が一番
難しく、かつ重要とのこと)、次は『練り』へ。上手に練りあがると、キレイな
円錐形にまとまります(最初の画像)
※以下、[左:名人]         [右:悪い見本]

『延ばし』ます。悪い見本は、及び腰、いわゆる『へっぴり腰』で、力が均等に
加わりません。かえって疲れるのだそうです(事実、軽い腰痛に…)

丸からなぜ四角く延ばせるのか不思議ですよね。四箇所角を作り(四つ出し)
徐々に四角く均等に延ばすのですが、メジャーなどありません。
棒の長さ、打ち台の大きさにも意味があり、道具を駆使して延ばします。
20110601-10.jpg

悪戦苦闘の末、『たたみ』の行程を経て、『切り』へ。
ここでもへっぴり腰は続きます。脇も甘いため、太さも定まらないそうです。
この、悪い見本は、今後教室の参考資料となりそうです。
20110601-11.jpg

できました!見よ、この歴然たる違いを。
(手打ち蕎麦8年の名人と、体験2回目のド素人)
20110601-12.jpg

そして・・・最後のお楽しみ『試食会』。
本日はめずらしい『花巻蕎麦』(温かいお蕎麦です)
以下名人より、『花巻蕎麦』についてご説明いただきました。
『花巻蕎麦とは、江戸時代に食されていた、かけ蕎麦に海苔をちらした蕎麦
です。材料の浅草海苔が「磯の花」に例えられていたことから生まれたそう
です。あぶった海苔が汁に溶け込み、何とも言えない美味しさです。
薬味は葱や南蛮もいいですが、意外と山葵が合います』

20110601-13.jpg
 う~ん 香りが最高。
 お味は もちろん
 絶品でございました。

 ちなみに・・・
 My手打ち蕎麦も、
 なかなかイケましたよ。
 (少々太めの田舎そば)

愛好会の皆さんは、日ごろより手打ち蕎麦普及に力を注いでいらっしゃいます。
ご興味ある方は、区民センターの催しなどに気軽に参加してみてはいかがでしょう。
(お子さまも、という方はさとらんどで11月からそば打ち体験が始まります→

そして、花巻蕎麦という食し方、ご家庭でも簡単とってもオススメです♪

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