『十勝千年の森』タグの付いた投稿
十勝千年の森[後編]-森に内蔵されるアート-
Posted by 観光文化情報ステーション on 2011年10月17日(月) 11:55
皆さま、こんにちは。事務局Kaoです。
季節はもう半月ほどで晩秋にさしかかろうとしております。
だいぶ間があいてしまいましたが、十勝千年の森後編です。前編⇒■
↓キサラのかけら
十勝千年の森で見つかった巨大な麦飯石でできたオブジェ
キサラ=アイヌ語で「耳」
↓カムイのサークル(左)
まん中はカムイ(神)、周囲は十勝と日高の鹿をあらわす
↓七つのダイヤモンド(右)
↓厩構造と投影-虚と実-
池に映し出される“鏡像” の方に実像があるのかも
しれない…と作家は投げかけます。
←時折、形を成す中小210の断片
タイトルの意味は、サイロの中、
窓に打ちつけられた板の隙間を
覗くとわかるのです。
見えるのは・・・
金箔がほどこされた
『骨格だけの馬』
恐竜のようにも見えます。
不思議な作品です。
←幣のフィールド
木の周りに敷き詰められているのは、無数の
白い陶製オブジェ。
全国各地でワークショップを開催しオブジェは
今後も増えるそうです。一方苗木も徐々に育つ。
作品が成長する、という魅力的な試みです。
↓北海道のためのスカイTV(オノ・ヨーコ作)
和室には旧式のテレビが向かい合って置かれていて、
朗読ビデオが流れています。どこか懐かしい光景です。
←雲の曲(オノ・ヨーコ作)
雲がしたたり落ちることを想像しよう。
その雲に入れる穴を
自分の家の庭に掘ること。
この紹介文を読んで、
鉄製の蓋を持ち上げてみたい気持ちに
なりました。
すると、さらに木製の蓋が出現?!
ワクワクしながらこちらも持ち上げると…
穴の中に落ちた空と雲と緑!!!
画像わかりづらくて残念ですが、ホントに空をつかまえたような
ドキドキ感でした。オノ・ヨーコさんは、空とのコネクションが
強いそうです。茶目っ気というかユーモアがあって、お洒落。
しかも何より夢のある素晴らしい作品だと思います。
※蓋を開けずに通り過ぎる方もいました。ぜひ開けてください!
↓天の川の橋
北欧の森のように静かな作品でした。
そこに在ることが自然で、印象に残るアート作品ばかり。
十勝千年の森の営業は11月上旬まで。
※すべての画像について掲載の許可をいただいています※
カテゴリー: アート|タグ: インゴ・ギュンター, オノ・ヨーコ, サミ・リンターラ, ディディエ・クールボ, 十勝千年の森, 坂東優, 岩井成昭, 浅野修, 清水町, 観光文化情報ステーション
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十勝千年の森[前編]-森と草原-
Posted by 観光文化情報ステーション on 2011年9月22日(木) 11:27
こんにちは。このお仕事に就いて以来…ココとかココとかココのように、都市や
公園にある彫刻、ランドスケープデザイン(と言うのかな?)に魅了されている、
事務局Kaoです。
残暑冷めやらぬ9月某日、清水町にある『十勝千年の森』に行ってきました。
[前編]では
森と草原をご紹介。
この日は晴天に恵まれ
視界良好・見晴らしサイコー
広大な敷地にあるテーマは
ガーデン、森、草原、
アート、食。
すべてをゆ~っくり見て回る
コース所要時間は約3時間
本日はこちらにチャレンジ!
←Earth Garden(大地の庭)
に立つ一本の木
←Forest Garden(森の庭)
への入口
奥は深い森。
風が駆け抜けていた草原と
うってかわって
静寂の森。
あたり一面緑の香り。
濃密な森林浴ゾーンです
歩を進めると ところどころに
←こうした
テーブルやデッキが出現
『森でお茶会をどうぞ』
という趣向だそうです
『不思議の国のアリス』の
お茶会もこんな森の中かな
さらに途中途中で
←こんな
小川を渡るのも楽し
いつもと違って
やさしい会話が弾みますよ(笑)
森を抜けてふたたび草原へ
敷地内の一番高い場所
『千年の丘』をめざします
やや雲がかかっていますが
十勝平野、大雪山系を一望
←草原をラクラク走行する
セグウェイ発見!
初めてホンモノを見ました
環境に優しい乗り物、という
ことで、こちらでは
草原or森コースを体験できる
ツアーがあります。
[後編]では、アートゾーンをご紹介します。
オノ・ヨーコさんの作品にも出会います。お楽しみに♪