観光文化情報ステーションstaff日記
札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。
Posted by 観光文化情報ステーション on 2012年1月19日(木) 17:15
『資料館をARTする。』を見てきました。(会期は1月22日(日)まで)
歴史的建造物である札幌市資料館の、各ミニギャラリー、階段、廊下、
天井、ホール、踊り場、エントランス、外壁…すべてが展示場所です。
とあるお部屋には
「扉を閉めてご覧ください」
という注意書き。
熊澤桂子さんの作品。
南と北の階段には
MIN×MINさんの作品。
階段上からと下から見る
のとで、印象が違う。
入り口を入ろうとすると
最初に飛び込んでくる
黄色がまぶしい、
西村孝子さんのいけばな。
よおく見ると、その奥の
螺旋階段手すりに
何か映っているのです。
それは・・・・・
天井まで映りこんだ
無数の眼眼眼・・・
一斉に閉じると
不思議ワールド全開な、
冨田哲司さんの作品。
見られている、から
見返すのだけど…
数で圧倒される。
とあるお部屋は、壁にChan Hang Fengさんの作品が投影されています。
右下の影は、私の足!他にもイロイロ遊んじゃいました。面白ーい。
2階踊り場で、呉妙子さんのあでやかないけばなに目を奪われつつ、
背景とのミスマッチもグッと来ます。
部屋の真ん中にぽつんと置かれた(浮かんだ?)藤沢レオさんの作品。
ぐるっとまわって見たり、座って見たり。リアルなようで分からない形。
この他、石川亨信さん、Nukillizoさん、Barry Ashworthさん、
Morgan Wongさん、村元崇洋さん、川上りえさんの作品も展示。
撮影の許可をいただいてご紹介していますが、いずれも資料館で見てこそ!
の完成度ですので、ぜひ実際にご覧ください。
静かに自分の世界に浸りつつ、考える&何にも考えないこともできるART。
雪まつりの雪像制作を横目に眺めつつ、この週末は札幌市資料館へどうぞ。
なお、外壁の映像作品は、機材の都合により20~22日の17:00~20:00頃
投射するそうです。また、この土日にはコンサートもありますよ★
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資料館をARTする。
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Posted by 観光文化情報ステーション on 2010年9月27日(月) 15:27
週末は山鼻にあるアトリエムラギャラリーを訪れました。
現在開催中の、第6回特別記念企画展『彫彫発止』は、“丁々発止”(激論を戦わせるさま)という四字熟語を『彫彫発止』に置き換え、道内外6名の作家たちによる、まさに競演といった見ごたえある展覧会です。
各作品は、作品の個性と作家のこだわりを持って、ひとつの空間に配置されています。
オーナーの呉さん曰く、作品搬入日をあえて同日にすることで、互いの作品について意見を交換しあったり、感想を述べ合ったり、という機会を作るそうです。その時の切磋琢磨、はたまた競争心の芽生え、自作の振り返り…そんな、アーティストたちのせめぎあい、ぶつかりあい、そして成長をあたたかく見守ることが、呉さんの大きな楽しみだそうです。
アトリエムラギャラリーは、
築50年にもなろうかという建物。
百年記念塔のデザインに採用
された建築家の設計です。
建物そのものが、芸術作品という
訳で、外観は元より室内も一見の
価値があります。
昨年、呉オーナーは、玄関前に
桜の木を植えられました。
いつか花を咲かせて、シンボル
ツリーとなる日を心待ちにして
いらっしゃいます。
『彫彫発止』の会期が長いのは、
季節・天候・時間によって、作品
の見え方、感じ方が違うから。
わたしも今度は夕暮れ時に足を
運んでみようと思います。
オーナーの呉妙子さん。
北海道発のアーティストたちの、
発展と向上を願い、
時に厳しく冷静に、彼らの未来を
包み込むように優しく見守る…
頼もしいゴッドマザーです。
呉さん、素晴らしく楽しいお話を
ありがとうございました。
“新しい感性の作家にはいつも惹かれます。
自分達の世界観を持った作家たちの作品に夢がふくらみます"
<「彫彫発止」プレリリースより>
ちなみに…呉さんがお持ちの重たそうな“鉄の玉”、なんだかわかります?彫刻家三木俊治さんによる「行列」というテーマの彫刻をあしらった、“砲丸”なのですよ!
この作品が出来るまでには、壮大な(面白い)逸話があります。良かったら調べてみてください。“砲丸”は実際に持たせていただきました。すごく重たかったです(笑)
■第6回特別記念企画展『彫彫発止』…会期は12月18日(土)まで。
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