『札幌芸術の森』タグの付いた投稿
秋の❤アートめぐりバスツアー<前編>
Posted by 観光文化情報ステーション on 2009年11月19日(木) 17:33
朝の空気がヒンヤリ~というレベルじゃなく、鋭く突き刺さるこの数日。
そして、庭木の冬囲い、タイヤ交換、ササラ電車(まだ出動前ですね)etc…なんていう冬支度のワードを見るにつけ、“冬なのね”としみじみしてしまいます。
さて、先日、観光文化情報ステーションにご来館&blogにご登場くださった樋泉綾子さん
『秋の❤アートめぐりバスツアー』という、ステキでお得なツアーをご紹介いただき、お話を伺う内にすっかりその気になった私…はりきって参加してまいりましたよ!
当日はあいにくのドシャ降りでしたけれど…
それはそれは心の中があったまる癒しのひととき~
まずはリポート前編です。
札幌市役所前から、
こんなカワイイ芸術の森専用バスに乗車し、出発進行~ ➜
最初に訪れましたのは、
本郷新記念札幌彫刻美術館
宮の森の高級住宅街にひっそり佇む趣ある美術館<本館>
向かいにある<記念館>は、氏の別荘のひとつだそうです。
エントランスでこんな有名な彫刻がお出迎え
<わだつみのこえ 1950年 ブロンズ>
若者の 力強く溢れんばかりの筋肉美。
それが雨に濡れますと、
ますますツヤツヤと筋肉が輝き、
女性はウットリです。
学芸員の井上さんによりますと、彫刻には【石膏原型】というものがあるのですね。
【石膏原型】から【鋳型】をつくると、同じ彫刻が複数できるという訳でして…
ですから<わだつみのこえ>は、全国の美術館に設置されているそうです。知りませんでした!
<記念館>には、本郷新が若い時代に修作したというデッサンや石膏原型が展示されています。当日、デッサン大会なる催しで来館されている方々は、紙と鉛筆を手に真剣な眼差しで作品をデッサンしておられましたよ。
とある奥様が呟きました。『天は二物も三物も与えるのね』 と。
私もまったく同感です。彫刻家というものは、画家であり、作家でもありました。
『彫刻十戒』の原稿を読みますと、生涯彫刻の本質を追い続けた彼の懊悩が実によく著されていて、非常に感銘を受けたのでした…
<記念館>のすぐ側の公園にある彫刻
周囲にすっかり溶け込んでおります
さてさて、それぞれの感慨を胸に次に訪れましたのは
本田明二ギャラリーです。
こちらは、長女・近藤泉さんが切り盛りする私設ギャラリーで、外観も内装もとてもお洒落です。
今回はテラコッタ(粘土を焼いてつくった素焼きの作品)中心の展示でしたが(作品は不定期で入れ替えをされるそうです)、おおっ、なんとあの有名な彫刻(原型)があるではありませんか!!
そう、旭川スタルヒン球場に設置されている<スタルヒンよ永遠に>
とても大きは作品なのですが、
圧倒的な存在感を放ってます。
本物を見たくなりませんか?
こうして、午前中の鑑賞を終えた一行
札幌芸術の森での昼食タイムに向かいます。
花より団子と申しますが、このツアーはいいとこ取りな感じです。芸術にたっぷり浸ったあとは、野外彫刻を眺めながらのランチタイム…高まる空腹と期待感~次回後編を乞うご期待!
カテゴリー: アート|タグ: わだつみのこえ, スタルヒン, 彫刻十戒, 本田明二ギャラリー, 本郷新記念札幌彫刻美術館, 札幌芸術の森, 観光文化情報ステーション
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません
芸術の秋
Posted by 観光文化情報ステーション on 2008年10月12日(日) 16:43
明日は体育の日でもありますが、
「芸術の秋」ということで今週末はやっぱりアート系のイベントが
随分目立っていますね~
芸術の森などは当然といった感じもありますが、円山動物園や定山渓温泉など、でもアートイベントが開催されていて楽しめそうです。
芸術の森にお出かけしても、動物園にお出かけしても・・・定山渓・モエレ沼に出掛けても、もれなく美しい紅葉を鑑賞することができます。
つくづく札幌って贅沢で魅力的な街ですよね~
最近、ベビーちゃんの誕生が続きおめでたいステーションスタッフたちでしたが、さらにもうひとつ。
昨日は、ハッピーウェディングもありました!! オメデトウ~。
ますますHAPPYムードを大通から発信して行ければいいナ~
※イベントは13日終了のものが結構ありますのでご注意ください。