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電子書籍と読書の未来が気になる

子どもが学校からこんなチラシをもらってきた。
「さっぽろ家庭読書フォーラム」


作家の石田衣良さんって、あぁ、あの「池袋ウエストゲートパーク」書いた人ね。
そういえば、今、ドラマで「美丘」もやってる。
(世代的にちょっと受け付けないキャストとストーリーなので、見ませんが)

それよりも、単純に聞いてみたいと思うのは、
第2部のパネルディスカッション

「電子書籍の衝撃」という新書を書いている佐々木俊尚さんと
石田衣良さんが一緒の場にいたら、どんなトークになるのだろうか?

ipadなんかがどんどん普及したら、どう我々を取り巻く環境は変わっていくんだろう。
iphoneに買い替えて、ツイッター始めただけで、結構自分の生活パターンに影響を及ぼしている。
きっと、もっともっと常識が変わっていくんだろう。

でも、所詮電子書籍って、ビジネスベースな世界なので、
売れ筋の本ばかりが示されて、さぁいいですよ、楽しいですよ~、と
ビジュアルや仕掛けにより一層訴えかけて、刺激的になり、
商業主義一辺倒になる気もする。
(今の「本」ももちろん商業主義ですが)


「本」で育った我々は、まだ取捨選択する判断力を持ちあわせていると思うが、
それが当たり前で育つこれからの世代たちは、大丈夫だろうか?
ゲームのように、知的財産である本が、短絡思考な商業的価値観に染まっていくのか?

そんなところに話がいくのかどうかわからないが、
電子書籍ができた、凄いね、便利だね、
旧態依然としたシステムはただただ潰れていけばいい、
バンザイ!
という話にだけはなってほしくない。

このチラシをみて、いろいろ考えさせられる。
とても興味深いパネルディスカッションだと思う。

しっかり聞いてこよう。

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