札幌100マイル

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激チャリ!そして…激白~BARCOMママチャリ旅2011⑤

17時。いよいよ12時間耐久レースの幕が切って落とされる。

白ワインチームのトップバッターは、Mr.タパス。
なんと6列目という好位置からのスタート。

ローリングスタートで、288チームがグルリと一周し、
最後のコーナーを曲がったあたりから、先導の車が脇道によけ、
ものすごいスピードで激チャリする先頭集団が見えてくる!

大歓声に包まれる場内!


仮装部門?で、くまの着ぐるみやライオンキングも走る!

着ぐるみのあの頭で、あの足で走るのは、ある意味一番スゴイことかもしれない。


そして、我らがBARCOM白ワインチームも赤ワインチームも必死に走る!


(つづく)

え~・・・
実は・・・
私、大会1週間ほど前に、
チャリでの通勤帰り道、陥没した道に気付かず、大転倒し、病院送りになりました。。。
肩鎖関節脱臼というケガですが、症状としては、脱臼というよりは、
肩と鎖骨をつないでいる靭帯がブチ切れたんですね。。。
左腕が痛みで全く上がらず、
病院でつけてもらったリュックを背負うようなバンドをしてました。

でも、ず~っと楽しみしていたこのイベントを
直前のマヌケな負傷でふいにしたくないと、強い思いで1週間を過ごしました。

左腕は顔を触れるくらいまで、上がるようになり、
前日夕方に家の周りをおっかなびっくりチャリに乗ってみたら、
あ、なんとか痛くないかも!

ということで、当日は、ガチガチにテーピングして、
バンドをしっかり装着し、痛み止めを飲んで、
「白ワインチーム」 「赤ワインチーム」の一員として、出場。

直線距離を激チャリしているときは、問題なし。
でも、乗り降りのときと、走行中のカーブのときに、
肩への負荷を感じて、不安感はありましたが、
へそに力を入れて!という専属PTのアドバイスにより、
なんとか平均6分台で、9周を走りました。

もちろん、昨年よりは自己タイムは落としましたが、
よくやった、自分。



(でも、結果的にケガが悪化しなかったからよかったものの、
こんな無茶して、心配かけてごめんなさい)


もひとつ、残念なこと。
今回は一眼レフも持参して、カメラマンも買って出たのだが、
左脇をしめて、構えることができないので、
ブレブレ写真が多くなってしまった。
反省。
全ては自分が悪い。。。

源ファームの生ハムたち~BARCOMママチャリ旅2011②



占冠を後にした一行は、
再び「大カネコ」に
興じるわけである。

何度か革命が起きるものの、
タイミングが悪いのか、
あまりみんなに歓迎されない。。。
やっぱり「カネコ」は「カネコ」である。



そして、更別スピードウェイに到着。
大型バスで乗りつける我々は
好奇と羨望のまなざしを浴びながら
ちょっと優越感。

再入場用のチケットを手にする。



ここで、スタート時にがんばってもらう先発隊は下車。
登録やテント設営をお任せし、オプショナルツアー組は
会場をいったん後にする。

(なんか「チケットくんの冒険」みたいな画になってる・苦笑)


昨年に引き続き、大樹町にある生ハム生産者「源ファーム」へやってきた。

何度見ても、これは圧巻!
貯蔵庫の中でしばらく話をきいてから外に出ると、
カラダに生ハムのなんともいえないイイニオイが染みついていた。

丸ごと卸しているのは、道内の5軒程度とのこと。
あとは、スライスして加工品として出されているんだそうです。

ここはホエー豚を育てているんですが、
そのホエーを提供しているのが、近くにある半田ファーム。

ってことで、半田ファームへ。

昨年と同じつなぎ方だな、まぁいいや)


(つづく)

6時間耐久ワインパーティー~BARCOMママチャリ旅⑦

12時間徹夜で走り続け、
朝風呂入って、
美味しい朝食を腹いっぱい食べて、
バスに乗るだけなら、
普通は寝ます!

でも、「バルコサッポロ自転車部」は、そんなに甘くない!

そこにワインがある限り、飲み続けるのです!
(一部のヘンタイだけですけど。。。)

コップがないので、ペットボトルに注いで、ラッパ飲み。

つまみは、えびせんべい、半田ファームのチーズ、
バナナと一緒に詰めていたので、すっかりバナナケーキになったティラミス、など。


途中、立ち寄った占冠のお祭りで
「アスリートにはやっぱり餅だろっ!」
とわけのわからん理由で、知り合いからもらった餅も。


十勝スピードウェイを出て、朝食時間を除くおよそ6時間。
決して目をつむることの許されないバスの後部エリア。

「やったの、お前だろっ!」
と言われたら、
「はい」
とわけもわからず、答えてしまいそうな精神状態になり、
冤罪事件はこうして起きるのだなぁ、、、
と、ものすご~く、タメになる体験をしながら、
遂にはワインをきれいに空けた頃、
ようやくバスは、札幌へと到着し、
長い長い0泊2日のBARCOMママチャリツアーは幕を閉じたのです。


・・・で、明くる日、テントなどの荷物をピックアップしに、
BARCOMへ立ち寄ると、
「今週中に打ち上げやりましょう!」と、笑顔で言われたので、
二つ返事でOKを出し、
数日のうちに、選手&応援団は再びBARCOMに結集したのでした。



(つづく)

野外でスイカのガスパチョ~BARCOMママチャリ旅⑤

選手が狂ったようにママチャリをこいで、
一息つくのはピット内。ひもじい生活をしながら、
ストイックなアスリート力を高めていた頃、
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一方のピット裏の応援団サイトでは、
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BBQやら海鮮焼きそばやら、さまざまなものが
BARCOMのTシェフによって作られていました。
(あれぇ、シェフも選手登録していたはずだが・・・)
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特にBARCOMらしさが表れたのが、
このスイカのガスパチョ(スペインの冷製スープ)
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前日に仕込んだものを持ってきてくれました \(~o~)/
スイカ味が嫌みなく出ていて、とても美味しい。
思わずおかわり。
店ではできないぜいたくな飲みっぷり。




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朝4時近くなると、
ローテーション上、出番が終わった選手たちが、合流。
ワインを飲みながら、
焼肉などを楽しんでました。

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こうして12時間ママチャリ耐久レースは幕を閉じました。
選手の充実感はもちろんですが、
応援団もとても楽しく朝まで過ごしていましたよ。

来年は、もっとBARCOM野外メニューを充実させるらしいので、
より満足度の高い12時間になることでしょう。
今から楽しみ!



このあと、選手&応援団がテント等を撤収し、向かった先は・・・

(つづく)


<今回のブログ画像のうち6点は、BARCOM専属?プロカメラマンH氏のものをお借りしました。感謝>

ここがBARCOMの生ハム生産者~BARCOMママチャリ旅②



十勝スピードウェイをいったん離れたバスが
向かったのは、大樹町。

車1台しか通れない幅の橋を越えた先に
あったのは、源ファームの看板。

かわいらしい豚の小物に彩られた店内では、オーナーの大美浪 源さんが
優しい微笑みで迎え入れてくれました。


まずは、自慢の生ハムとサラミソーセージを試食させてもらいながら、
ひととおりの説明をしていただきました。

生ハムは、いつもBARCOMで食べているアレです。
サラミは、よくスーパーで購入する大手メーカー製造のものよりも酸味があります。


耳で覚えて、舌で感じた後は、目で確認。 貯蔵庫を案内してもらいました。

背脂と赤身肉をカットし、乳酸菌を加え35日間熟成させ、
白カビを塗付した白カビタイプのサラミソーセージがつくられています。

サラミづくりは非常に難しく、ヨーロッパで出されるサラミの断面は、
均一に脂が入っていて、奥の深さを痛感するそうです。


一方、生ハムは、モンゴルの岩塩で3週間塩漬けにしたあと、

15℃の温度、60%の湿度で6週間予備乾燥し、
その後、約20ヶ月間じっくりと熟成させるとのこと。

上から下まで、生ハム肉がぶらさがっている貯蔵庫内は圧巻!
皆、歓声とため息をつくばかり。

骨付き生ハムの原料肉は、チーズ製造時に出る副産物「ホエー」を与えたホエー豚「源ポーク」を、
さらに体重を150kgまで増体させた生ハム専用種だそうです。




時節柄、伝染病予防のため、
飼育されている豚をみることはできませんでしたが、
こうして生産者の想いと苦労を知ると、
また生ハムに対する味わいが深いものになりますね。


さて、このホエー豚が食べている「ホエー」はというと、
近くの半田ファームから仕入れているということで、
お次は、チーズ生産で有名な半田ファームへ。


(つづく)

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