札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

オランウータン飼育日記&円山四季だより

2011年02月 の投稿一覧

ハヤト君完全に学習しました。



 完全に学習したね。









 新しいところも見つけました。




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 パンを確保したので、まさか他の所を探してる? 余裕だね。




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 すごいわ。




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 3ヶ所目見つけました。




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 おっと、あぶない。




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 ゲットしました。

もう、そろそろ上段を。






 下段も中断も十分使えるようになりました。これでかなり行動範囲も広くなりまし

た。 次は上段です。 今まで忙しくてなかなか作業に取り掛かれなくてね。 今日は

何とかしてやろうと思ってます。







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 どのようにロープを張ったらいいのかな。 見る角度でもだいぶ変わるしね。

 人工的でも少しでも自然に近づけたい。 反動を利用して移動出来るようにね。

 
 外国ではロープを何本も垂らしたりしているけど、事故が怖いしね。 う~ん考えち

ゃうよ。 

 棒高跳びの棒を何本も立てたりしたら、棒の反動を利用して次から次えと移動でき

るのにな。 狭すぎるか。


 現場で見ながら考えるしかないね。彼らが十分有効利用できるようにさ。

 

レンボーの気持ち。

  
 昨日は休日で一歩も外に出なかったから、ぜんぜん外の様子が判らなかったけ

ど、今日はいい天気ですね。 動物園日和だわ。 入園料も無料だし、今日はたくさ

んの人たちが来園してくれるかな。






 休み明け、やっぱりハヤトは僕を待っていてくれました。 すぐ手を出してきて僕の

手を握ろうとします。






 こんな感じでね。 こうなったらなかなか手を離してくれません。




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 最近こんな感じなんだよね。 

 美味しい食べ物をくれたり、遊んでくれたりするので、彼にとって僕は好ましい人な

んでしょうね。僕に懐いてくれるのはすごく嬉しいんだけどね・・・。


 

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 でも時たま感じるこの視線が少しきにかかります。 レンボーはこんなツーショット

を見てどう思っているのかな? できる事ならレンボーに本当のところを聞いてみた

いです。


叩かれたレンボー。

 

 ハヤトはロープを使い自由に移動するようになって来ました。

 ロープ遊びも盛んにしています。 毎日が本当に楽しそうです。

 
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 こんな感じで移動する場合、勢いがつき過ぎて、もの凄いスピードでブラン

っとなる事があります。そんな時に事件が起こったのです。




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 普段はこんな感じで移動して行きます。

 
 ところがあの時は、手をぐっとロープに伸ばしやっと握ったという感じだっ

たので、その分足を離した時、強い反動がついて勢い余ってって感じで、片手

が見事レンボーの顔にパチンっと当たりました。 一瞬何が起こったのか判ら

ず、レンボーはポカンっとしていました。 ハヤトもその瞬間やべぇっ、って

感じの顔をしていました。(僕にはそう見えた。)


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 残念ながら早すぎて写真を写す事はできなかったけど、こんな状態の時に横

からいきなりパンッ! さぞかしレンボーも驚いたことでしょうね。

背中すりすり。

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 最近、この後が大変なんです。

 



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 半分抱きついてきたり、僕の体にからんでくるんだよ。




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 時には背中をすりすりしたりさ。 どうしたんだろうね? 

 
 
 ハヤトを抱っこして体重計に乗るのも夢じゃないかもね。

 何キロぐらいあるかな? 小ぶりだけど運動神経は抜群だよ。


 あれっ、もうこんな時間だ。 寝なきゃいけないな。

一安心です。

 
 園内で見かけるエゾリスは、道路を挟んで隣の林、旧ユースホステルの跡地から

やって来ます。 夏場なんか早朝、駐車場から横断歩道を渡ってやってくるエゾリスを

見ることがありますよ。 でも、大型滑り台や小型雪像等通り道に色んな物が出来た

ので、しばらくの間、やって来ることはないだろうと思ったら来ていたんだよね。 足跡

を見つけた時はすごく嬉しかったよ。 動物園の森までの足跡を探すのに苦労したけ

どね。








 判りますか? 判りずらいかな。

 足跡で立ち止まったとか、木から飛び降りたとか判るから面白いよ。情景が浮かん

でくるよ。






 前足だね。






 左の足跡が前足だよ。 右が後ろ足。 足跡をよく見ると爪の部分が判るでしょう。

それで歩く方向もわかる。 馬跳びみたいな歩き方だからね。






 普通に歩く時は足跡の長さを計ると60cm、ちょっと早い時は80cmありました。

 ユース跡地より動物園の森の方が食べ物があるから来るのかな。 棲みつけばい

いのにな。






 これが道内最大級の滑り台です。 すごい距離です。180メートル。これは有料だ

けど収益金はホッキョクグマの繁殖に使います。


 ◎この間をエゾリス達は往復するのです。 適応性が強いのかな。 神宮内や円山

公園、坂下グランドでも見かけるからね。 昨年の夏なんか六花亭の前の信号の所

を散歩していたよ。 交通事故にあわなければいいんだけどね。



 


 これがキッズ用滑り台。無料だよ~。





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 小雪像もあります。




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 もしかしたら市民雪像?の作りかけ?かな。




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 かまくらだ。




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 夜はこんな感じだよ。綺麗だね。

 滑り台は夜8時まで滑れるよ。 

 雪祭り期間中は入園料が無料なのが嬉しいですね。



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 サル山のレストハウス内までは入れますよ。

 サルたちもライトアップされた木々を観賞しています。

味をしめる?

 
 昨日、パンを初めて自分で見つけて、自分で取って食べました。

 すごく嬉しそうな顔をしていたよ。得意げ?


 それまでパンを食べたことがあったっけ。





 昨日苦労しながら少しずつパンを食べました。食べた後もまた見つけて食べ

たところを見ると、どうやら「味をしめた」ようです。そんなに美味しかった

のかな。





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 あの後、少し大きめのパンを与えたところ、少しずつ齧って食べていまし

た。飲み物がないと食べずらいかな。あんまり時間をかけて食べるとレン

ボー母さんに取られてしまうぞって思ったら、案の定取られてしまいました。

しかたがないので3分の1ほど取り返してハヤトに渡しました。

 
 パンを欲しがった(そのように見えた。)ので、与えたんだけど、本当に美

味しそうに食べていました。   歯にくっついて虫歯になりそう。

 
 
 パンは自分で探して食べた方がいいね。

嬉しいだろうな。

 
 ハヤトもとうとうこんな事ができるようになったんだな。





 鎖の間にもパンなんか挟んでいるんだけど、いつもレンボーが登って食べちゃうん

だ。それをハヤトはいつも見ているんだよ。 でも今日のハヤトはいつもと違ってい

た。 レンボーが食べ物を探しに行っている間、ハヤトも一緒になって探していた。そ

して、いつもより難しい所に隠したパンをゲットしました。 ただ、鎖の間にはさんだパ

ンの上にロープが被さっているので、食べずらいんだ。










 全部食べるのにかなり時間がかかっていたよ。






 こんな感じで少しずつしか食べれない。 (ハヤトが食べるのなら簡単にとれるよう

にしたんだけどね。)






 少し乾燥してきているので食べる時、細かいパン屑が顔のかかったりしてました。

 
 自分で見つけて取って食べる。 

 初めてだからね。

 きっと嬉しかったに違いない。







 一番高い所に挟んだパンも見つけました。









 今度はあっという間に取って食べちゃいました。






 こうして学習しながら大人になっていくんだね。



克服。

 

 雪との出会いの最初がいけなかったのか?あまりの冷たさに雪を見ると逃げ

るようになりました。雪の冷たさに驚いたのです。その時はすごいリアクショ

ンだったよ。

 カキ氷を与えたりしている内にだんだんと冷たさに慣れてきたのか、やっと

氷をつかめるようになりました。





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 雪をつかんで与えようとすると慌ててレンボーお母さんの所に逃げて行きま

す。体をよけたりね。 口に含む時もゆっくり慎重に・・・。




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 13日のレンボー親子の雪祭りの日に、やっと雪をつかんで食べれるように

なりました。

憶えている。

 
 道具としての枝を与えたのではなく、樹皮や蕾を食べて貰おうとおもいハル

ニレの枝を一本与えました。いつもより少し太く長いやつです。久し振りのハ

ルニレですから直ぐ食べ始めました。






 昼一で様子を見に行ったら、たくさんのお客さんが居て少し騒いでいまし

た。写真を撮っている人もいます。






 檻の間から中に引っ張り入れようとしていました。 僕は後ろから大丈夫だ

よと言いました。大き過ぎて入らない。担当者が言っているんだからねっと言

ったら皆さんこちらを見て安心したようです。






 あの蓋が横だと枝を突っ込んで開けてしまいます。それで、立てにしまし

た。そうすると枝が鉄棒の間をスカスカして開ける事は出来ません。ところが

今日は餌用の太くて長い枝を与えたので、弟路郎はこれなら『いける』と思っ

たんでしょうね。

 普段、ジッとしていて何を考えているのかなって思う事もありますが、彼の

頭の中では色々な事を考えているのでしょうね。あの枝の太さ長さであの蓋を

開けられる事を憶えていたんだね。 以前、もっと長い枝を与えたら、檻の間

から枝を差し入れ、トップライトをその枝で突いて壊そうと?しました。一番

高い所に設置している蛍光灯です。

 危ない危ない。

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