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芸術の森美術館で片岡球子作品を観る

1月31日から、芸術の森美術館「見えるもの⇔見えないもの-イマジネーションのちから-」展がスタートしました。
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この展覧会は、「見えるものと見えないもののあいだを行き交う作品」をテーマとして、芸術の森美術館のコレクションの中から40点ほど出品し、紹介されているものです。

作家が創造する空想の世界や想いを表現した作品のほか、現実に見えるものを、いつもと違う角度から表現してみたり、人間の想像力の豊かさにふれられるという作品が展示されています。

私のような美術に詳しくない人間はどう楽しんだら良いのか・・・・
関係者に聞いてみました。
「作家が何を表現しようとしているのか、それを理解することも楽しみのひとつですが、まずは、その作品を観て自分がどう感じるか…。
面白いと思うか、そうではないと思うか、自由に感じることが大切だと思います。「自分にはこう見える」で良く、人それぞれ見え方や感想が違っていて良いと思います。正解はないかも知れませんね」

とのこと。

わかってはいたような気もするのですが、そう考えると何だかとてもすっきりしました。
「難しく考えず、その作品を観て自分なりの答えが見つけられたら上出来♪」
そう思いながら3回(1.5往復)ほど観て回りましたが、不思議と3回とも違う感想になったり、新たな発見があったりと、自分なりに楽しめました。

そして!
今回はもうひとつ、「見えるもの⇔見えないもの-イマジネーションのちから-」展と同時開催で、昨年、惜しまれながら他界した札幌出身の日本画家・片岡球子さんの作品を観ることができます。
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芸術の森美術館に寄贈された、片岡球子さんの78歳から100歳までの作品である「裸婦」シリーズ18点が特別展示されていて、なかなかの見ごたえです。

晩年の表現について、その変遷がわかるコレクションとして、作家が求め続けた表現を感じることができる貴重な機会です。「学生の皆さんは、卒業論文の題材にできるほどのコレクションです」と、関係者も話してくれました。
こんな素晴らしい財産が札幌にあると思うと、一市民の私もちょっと嬉しい気持ちになりました。
ぜひ、この機会にお見逃し無く!という感じです。
2月7日土曜日には、片岡球子さんをよく知る、芸術の森美術館の奥岡館長が「片岡球子の作品と素顔」と題した講演が行われます。先入観を持たずに展覧会を観てから聞くのも良し、講演を聞いた後、展覧会を楽しむのも良し、先に観て、講演会を聞いて、また観るのも良しです。楽しみ方も自由です。

そしてもれなく!
北国ならではの究極のアート作品「雪」がもたらす造形も愉しみ放題です!
※下の写真は芸術の森美術館の中庭です。

取材協力:札幌市、札幌芸術の森美術館


芸術の森美術館での催しは→観光文化情報ステーション

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