札幌100マイル

め・ぐすた~

“Me gusta~”=スペイン語で「~が好き!」 さて、今日のお気に入りはなにかな?

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野外でスイカのガスパチョ~BARCOMママチャリ旅⑤

選手が狂ったようにママチャリをこいで、
一息つくのはピット内。ひもじい生活をしながら、
ストイックなアスリート力を高めていた頃、
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一方のピット裏の応援団サイトでは、
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BBQやら海鮮焼きそばやら、さまざまなものが
BARCOMのTシェフによって作られていました。
(あれぇ、シェフも選手登録していたはずだが・・・)
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特にBARCOMらしさが表れたのが、
このスイカのガスパチョ(スペインの冷製スープ)
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前日に仕込んだものを持ってきてくれました \(~o~)/
スイカ味が嫌みなく出ていて、とても美味しい。
思わずおかわり。
店ではできないぜいたくな飲みっぷり。




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朝4時近くなると、
ローテーション上、出番が終わった選手たちが、合流。
ワインを飲みながら、
焼肉などを楽しんでました。

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こうして12時間ママチャリ耐久レースは幕を閉じました。
選手の充実感はもちろんですが、
応援団もとても楽しく朝まで過ごしていましたよ。

来年は、もっとBARCOM野外メニューを充実させるらしいので、
より満足度の高い12時間になることでしょう。
今から楽しみ!



このあと、選手&応援団がテント等を撤収し、向かった先は・・・

(つづく)


<今回のブログ画像のうち6点は、BARCOM専属?プロカメラマンH氏のものをお借りしました。感謝>

激走!ママチャリ12時間~BARCOMママチャリ旅④

いよいよ、17時、12時間耐久ママチャリレースのスタート!
348チームが、これから延々夜明けまで何を求めて、何のために走るのか、
おそらく、第3者からみると、ばかげたイベントが始まってしまいました。
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途中、接触して転倒するチームもある中、チームBARCOMは鬼の形相で激走!
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日が暮れて、だだっ広い平野の舗装道路を、
ママチャリ集団がライトをつけて、ぐるぐる走っているのを
冷静に見つめると、う~ん、確かにばかげている、とうなづいてしまう自分がいます。
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でも、きっとみんな、生きている!っていう実感をどこかで味わいたくて走っているのではないでしょうか?
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1周3.8kmのコースをひとり2周交代ですすめていたものの、
そのうち、乗り換えのロスタイムを考えたら、多少タイムが落ちても
3周周ったほうがいいんじゃないか、という意見になり、
後半は、ひとり3周ペースで激走!また激走!
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全然エンジョイクラスじゃない。。。みんなマジだよ。

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朝5時間近

ラストランを任せられたので、
ひたすら必死に、無心で走り続けました。

今思えば、こんなに邪念がなく必死になることって
日常でないですよね。
そういう意味では、とてもステキな瞬間です。


結果、「バルコサッポロ自転車部」とは名ばかりの、
全く練習も、自転車の調整もしていなかった急造チームの我々ですが、
総合47位、エンジョイクラスで13位という
好成績をおさめることができました。
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みんな笑顔で記念撮影!


ところで、こんな朝まで、応援団は何していたの?


(つづく)


<今回のブログ画像は私撮影ではなく、BARCOM専属?プロカメラマンH氏のものをお借りしました。感謝>

半田ファームでチーズもソフトも~BARCOMママチャリ旅③



生ハムづくりの源ファームから、バスを走らせて5分足らず。
緑に囲まれたウッディな店構えをしている半田ファームに到着。

「何を話したらいいかなぁ」と思案しながらも、
いろいろとチーズの説明をしてくれたのは、
半田ファームの肝っ玉母さん。

そもそもは、牛乳の生産調整からやむなく活路を見出して、
市販のチーズづくりの本で勉強して見よう見まねで始めたそう。
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食感がヤギミルクで造ったチーズに似ている「もどきde山羊」をはじめ、
いくつかのチーズを試食させてもらいました。

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そんな中で、母さん一番のオススメは、「熟成チーズみそ漬」。
ヨーロッパかぶれのチーズ評論家たちには決して認められないけれど、
日本人の口に合うのは、やっぱり味噌。

日本にはチーズ文化がなかったのだから、
そんなに簡単に日本人の舌が覚えていない。
外国人が醤油や納豆文化を表面的に理解しても
味の深みが出ないのと同じ。   なるほど。なるほど。



敷地内には、セントバーナードや、ロバ、もちろん牛も。
ここもやっぱり牧場奥には、伝染病予防のため立入禁止。
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チーズとともにお楽しみだったのは、このソフト。
自家製牛乳100%だから、素朴な美味さ。
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母さんも外に出てきてくれて、
敷地内に生っているラズベリーやブラックベリーを
勝手に取っていいというので、遠慮なくソフトにトッピング!
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もぎたては、味も気持ちもフレッシュな気分になりますね。

さてさて、そろそろママチャリ会場に向かわないと、
スタート時間が迫っている、、、

と、後ろ髪をひかれる思いで、半田ファームを後にしたのでした。

(つづく)

ここがBARCOMの生ハム生産者~BARCOMママチャリ旅②



十勝スピードウェイをいったん離れたバスが
向かったのは、大樹町。

車1台しか通れない幅の橋を越えた先に
あったのは、源ファームの看板。

かわいらしい豚の小物に彩られた店内では、オーナーの大美浪 源さんが
優しい微笑みで迎え入れてくれました。


まずは、自慢の生ハムとサラミソーセージを試食させてもらいながら、
ひととおりの説明をしていただきました。

生ハムは、いつもBARCOMで食べているアレです。
サラミは、よくスーパーで購入する大手メーカー製造のものよりも酸味があります。


耳で覚えて、舌で感じた後は、目で確認。 貯蔵庫を案内してもらいました。

背脂と赤身肉をカットし、乳酸菌を加え35日間熟成させ、
白カビを塗付した白カビタイプのサラミソーセージがつくられています。

サラミづくりは非常に難しく、ヨーロッパで出されるサラミの断面は、
均一に脂が入っていて、奥の深さを痛感するそうです。


一方、生ハムは、モンゴルの岩塩で3週間塩漬けにしたあと、

15℃の温度、60%の湿度で6週間予備乾燥し、
その後、約20ヶ月間じっくりと熟成させるとのこと。

上から下まで、生ハム肉がぶらさがっている貯蔵庫内は圧巻!
皆、歓声とため息をつくばかり。

骨付き生ハムの原料肉は、チーズ製造時に出る副産物「ホエー」を与えたホエー豚「源ポーク」を、
さらに体重を150kgまで増体させた生ハム専用種だそうです。




時節柄、伝染病予防のため、
飼育されている豚をみることはできませんでしたが、
こうして生産者の想いと苦労を知ると、
また生ハムに対する味わいが深いものになりますね。


さて、このホエー豚が食べている「ホエー」はというと、
近くの半田ファームから仕入れているということで、
お次は、チーズ生産で有名な半田ファームへ。


(つづく)

いざ十勝へ~BARCOMママチャリ旅①

最高気温が30℃にまであがると言われた先週の土曜の朝、
我々はBARCOMの前に荷物を抱えて集まった。


そこにいたのは、7月31日(土)~8月1日(日)に開催される
全日本ママチャリ12時間耐久レースに出場するべく集まった、
「バルコサッポロ自転車部」の選手10名とその応援団7名。

豪華貸切バスに乗り込み、
初顔合わせの人たちも多いのにもかかわらず、
車内で朝の挨拶も行程の説明もなく、
淡々と、一路十勝へ。


途中、道の駅しむかっぷへ立ち寄り、弁当を搬入。
事前に団体用ということで予約していたので、
おにぎり屋の前に行列をつくっている他のお客さんを
横目になんなくGET!(ゴメンナサイ)

野沢菜とフキの“大人な”具材が入ったおにぎり2ケと、


よく作るなと感心しちゃう小さなエゾシカ串カツに、ヤマメ付き♪


さらに、参加者が個人的に購入したゆず入りのタコ焼を
おすそわけしてもらって、以上、本日のランチでした。



バスの後部座席は90度回転するので、
即席テーブルをつくって、トランプ取り出し、大富豪大会♫
一喜一憂のひとときを過ごすうちに、あっという間に会場到着。

ここで、一部選手が先発隊として、下車。
残る選手と応援団は、このツアーのお楽しみ、
生ハム&チーズ生産者を訪ねるオプショナルツアー、
「十勝満喫ツアー」編へ。

(つづく)

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