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たまには自分にとことん優しく☆ホテルエミシア札幌にて
Posted by yukihana on 2015年11月11日(水) 01:13
むくんだ足の水分やら、老廃物やらをスッキリさせようと、程よい強さで
押し出してくれてます。じんわりと体がポカポカしてくるのが分かります。
オイルトリートメントなんて何年ぶりー?めちゃめちゃ気持ち良いんですけど…
しかも、すごーくいい香りに包まれてるんですけど…
そのまま夢のなかにいきそうになりながら、夢見心地で、幸せな時間を堪能したのでした。
そんな極楽な体験をさせてくれたのが、こちらのホテル。
新札幌に高くそびえたつタワー…そう、ホテルエミシア札幌さん。
1996年の創業当時(新札幌パレスホテル)は、札幌一ののっぽホテルとして
注目されたホテル。お友達の結婚式で、大きさ&広さにびっくりしつつ、
2次会の会場としての最上階のバーにて、キラキラな夜景に心奪われたのでした~
でも、私が、何より、このホテルを好きになった理由は、地上じゃなくって
地下にあるこちらの空間…
リラクゼーション スパ・アルパ。
まだまだ自由を謳歌してた20代後半~30代前半。当時の同僚とともにはまったのが
こちらのスパでした。
いくつかあるジャグジーやサウナが気持ち良くて~
真っ白なバスローブ着て、ラウンジでのんびりするのも贅沢気分味わえて~
お得な回数券をGETして、何度も通って、スタッフの方に顔を
覚えられたものです(笑)
子育てで自由な時間がなくなって、当時の同僚と「あれがどれだけ
贅沢な時間だったか~って思うよね」と言いあった夢のような記憶…
その記憶のなかにあった夢のような空間と再会してきました。しかも
リッチなオイルトリートメント体験をメインに。
「ローズリッチオイルトリートメント」
11月1日から12月31日までの限定プラン。
全身トリートメントコース (50分)9500円
※10分追加延長(最大120分まで延長可能)or
ヘッド10分(最大20分まで延長可能)+1900円
そんな贅沢コースをモニターとして体験してほしいというお話をいただきましたが~
あまりに贅沢コースなので、一人で、魅力をお伝えできる自信がなく(笑)
ローズといえば~花…花といえば~花子さん! ってことで、今年も全道あちこちを
飛び回ってた大好きな主婦バスガイド花子さんを誘って順番に体験してきました。
ラウンジの横にあるリラクゼーションルーム。
(※体験のため特別に写真撮影を許可していただきました)
程よく落とされた照明のなか、ベッドに横になると~
うつぶせになったときの穴から、バラたちが(驚) そんな演出に心が躍ります。
さて、今回のプラン、専任アロマアドバイザー前垣さんの熱い想いが溢れています。
まず、使われているオイルですが、イギリス産シャーリプライスのもの。
2000個のバラの花から、わずか1gしかとれない(!)という非常に貴重で最高品質の
オイルだそうです。詳しい方にとっては、それがどれだけ価値のあり、それだけでも
このプランがお得だと分かるそうですが…残念ながら、その知識が私にはなく(笑)
ただただ、その香りと効果を五感で感じるのみ。
今、世の中には様々なローズの香りの製品が溢れていますよね。たとえば洗剤にしても
洗濯用からお掃除用(お風呂やトイレまで)のもの。更に、芳香剤、消臭剤、そして
シャンプーなど~ですから皆さん、ローズの香りってこんな匂いって頭の中に浮かぶと
思うんです。
ですが~最初に、このオイルを首回りにつけてもらって香りに包み込まれたとき、
「あれ?」って。頭のなかでイメージするローズの香りと違うんです。
「そうですよね、今って、「香育」って言葉ができるくらい本当の香りを知らない、
間違えた香りをそうだと思いこんでる人が多いんです」と前垣さん。
イメージするローズは、もっと甘くて華やかに主張する感じの強い香り、
でも今回のオイルは、甘いけど柔らかくて、ほわーっと心まで包み込んでくれるような
優美な香り。「これが本当のバラの香りなんですよ」って。
その本当のバラの香りだからこそ、様々な効果が期待できるんです。
☆お肌のアンチエイジング
☆肩や腰の疲労を緩和
☆女性ホルモンを調整
☆緊張やストレスを緩和し、眠りを促す
…これ、今の私に全て必要なもの。しかも、2番目と3番目が切実に(笑)…
施術スタートした途端に、前垣さんに「むくんでますね。だいぶんお疲れな状態です。
これだけな状態になっていると、かなりツラかったでしょう」と。ははは~
そうはいっても、なかなか自分自身のケアまで手がまわらないのが現実。
そして「ダイジョウブ!」と誤魔化しながら、頑張っちゃうので
前垣さんが心配してくれるほど、自覚症状はなし~なはずだったのですが…
年齢的に、その誤魔化しが効かなくなってきているのを、実感してるところでした。
足の裏からはじまりふくらはぎ、太もも、腰、背中、肩~と包み込まれているうちに
日頃の疲れがすーっと溶けていくのを感じました。
今、思いかえしても気持ち良くて~眠ってしまいそう~
ちなみに私のあとに施術にはいった花子さんは、早々に眠りに入られてました(笑)
疲れ気味でむくみぎみ~だけではなく「乾燥されてますねー」な肌も、
潤いを与えてもらって全身喜んでいるのが分かりました。
つくづく自分のケアをちゃんとしてなかったことを実感。ごめんね、自分。
今回、すごく感じたのは、こちらのプランを作った前垣さんの温かい人柄でした。
私たちのような疲れた女性のカラダを何とか癒したい、楽になって帰って欲しい、
女子力upして欲しい…そんな真剣な想いが、彼女の指から伝わってきました。
日々の生活のことを話していたからか、施術の最後に「お忙しいでしょうから
次にいつトリートメントできるか分からないですよね」と、一番凝りがひどかった
であろう背中から腰にかけて、すーっとさすって下さったときに、じわっと
優しさが伝わってきました。
そして~10年ぶりに訪れた 新札幌にあるこの地下の空間が
やっぱり自分にとって最高の癒し空間であることを実感。
スパの気持ち良さもラウンジの心地良さも、そして前垣さんがいらっしゃる
リラクゼーションコーナーも、ぜひぜひ出会って欲しいなと心から思いました。
他にも様々なメニューがあるそうですよ。
スパにも半額デーがあったりと、お得な情報があるのでチェックしてみてください。
さて、施術後に嬉しいプレゼントが。こちらのドリンク、その名も
「デトックスドリンク」!
あまりの心地良い体験に、身も心も、ぼーっとなってる状態をスッキリ
させてくれました。花子さん&私のブログを見て体験してくれた方には
こちらのドリンクをサービスしてくれるそうです。
ぜひ写真の花子さんのように腰に手をあててグビッと飲んでください(笑)
合言葉は「花子さん」だそうですよ。
森を復活させ、未来に繋ぐ… コープの森 植樹祭に参加して
Posted by yukihana on 2015年6月10日(水) 22:01
そんな想いをこめて一つひとつの苗を植えていく…この木を植えているムスメが
大人になり、母になる頃、この場所にはどんな光景が広がっているのだろう。
「一緒に森づくりをしませんか?」
縁あって、実行委員会の方に、お声掛けいただいて知ったコープの森づくり。
レジ袋の有料化をきっかけに2008年にスタートした「コープ未来の森づくり基金」、
植樹祭は今回で8回目になるそうです。コープさっぽろのお店でレジ袋を辞退すると
0.5円が基金に積み立てられ、それが森に生まれ変わる~
ステキなことだなーと思いつつ、実際目でみて、体験して、森と向き合うまで
その大きな構想や、今の森の現実、未来へ繋げるための意味を実感していませんでした。
ここは当別町、道民の森。4年ほど前に、取材にて同じ道民の森で陶芸体験をしましたが、
そのときは月形地区。今回、植樹をしたのは神居尻地区。何せ、道民の森全体で札幌ドーム
2000個分の広さがあるので、前回とは全く違う角度から、この場所の魅力を知りました。
この地区は森林学習センターやコテージ、キャンプ場などの盛りだくさんな施設のほかに
道や様々な企業が植樹したエリアが広がっています。
行きのバスのなかで、今現在、日本の森林の割合は7割近く、それはフィンランドに次ぐ
世界第2位であるくらい高いと教わりました。
とはいえ、森林の自給率は低く、今ある森林も老朽化が進んだ木が多く若い木が少ない
そうです。今、ある森林のなかで手入れが必要な木は、全体の4割。でも、そこに
かける労力も費用も不足しているのが現実・・・
考えてみたら、シカやクマが人間の住むエリアに出てきていることも、そこに
繋がるのでしょうね。生態系が崩れてきていること、温暖化が進んでいることに対して、
私たちでもできることがあるのだということを気づかせてくれました。
☆☆☆☆☆
未来(Future)を見据えた森づくり。3年前から「Fの森」としてスタッフや
あすもりサポーターの方々がワークショップを重ねて、森をデザイン。
しっかり地形を知り、除伐、間伐などの森林管理も体験して、じっくりと現状を
理解したうえで、未来の子どもたちのために、どんな森にしていきたいのか
検討を重ねた結果・・・
花や実を楽しめる低木、花を楽しめる高い木、天ぷらの木のゾーンなど、
テーマに合わせて選定した樹種を、2015年の植樹祭で6つのゾーンに分けて
植樹することに。
まずは、開会式。会場には250名の参加者が。(札幌駅からバス6台での大移動でした)
植樹のための穴の掘り方、苗の植え方などの説明をうけたあと、いざ自分の担当ゾーンへ。
私たちはEの天ぷらの木と、Fの頼もしい木のゾーン。お花見に天ぷら・・・
夢のある構想、更に、バスのなかで、それぞれの樹の特徴などを教えていただいたので、
ワクワク感が。チビッコたちも張り切っています。
まずは天ぷらゾーン。こちらは、わりと小さめな苗が多く、
そして湿り気のある土なので、穴も掘りやすかったです。
苗にあわせて穴を掘る・・・スコップに持ち替えて、へっぴり腰で、
よいしょっ、よいしょっ。
一つ植えると、コツもわかってきて、私もムスメも夢中で穴を掘っては植樹。
一つ植えるたびに、とんとんと周りの土をたたき、足で踏み固めながら
「大きくな~れ」と口ずさむ小学生。うん、ホントに大きくなってほしい。
皆が夢中になって作業をしているうちに、あっという間に全ての苗が植樹終了~
こんな風に石がゴロゴロしている地面にも、ミズナラなどの頼もしい木たちが
しっかりと植えられていました。担当ゾーンによって、土の質が違って、それぞれに
あわせた苗が用意されていることに感心。(こちらのゾーンは大人メインでの作業)
私たちが植樹した樹たちの近くは水が流れ~「あ!カエルの卵発見!!」の声が。
「わぁ!ホントだ!!」と夢中になって覗きこむ子どもたち。
土に触れる、穴を掘る、苗を植える、そして自然と触れ合う~
彼らのなかでこの植樹の記憶が色鮮やかに残るであろうことを確信しました。
また会いに来たいね~そう思ったところで参加者全員で「ふるさと」を合唱。
ちなみに、再び会いに来た時に目印になるようにと植えられたシンボルツリー。
さて、植樹そのものは、30分ほどで終わってしまいましたが、更に森を知ってもらおうと
昼食のあと、素敵なプログラムが用意されていました。
道民の森を歩いて、様々なものをみつけようという企画。
10分ほどの散策にて、ほぼ全ての項目にチェックをつけることができました。
何気なく歩いているだけでは見つけられない森の様々な部分を探しながら歩く企画、
子どもたちだけではなく、大人にとっても貴重な時間でした。
森の達人たち、こんな生き物を見つけるのも得意!そして、かぶれやすいウルシの
見分け方なども伝授してくださいました。それにしても空気が美味でした。
帰りのバスにてムスメに、「さっきの森、また行きたい?どんな風に育っているか
見てみたい?」と聞いてみると力強く「うん!」と大きく頷いていました。
その日にお友達になった男の子は「来年も必ず植えにくるんだ!」と興奮気味。
「ただ植樹するだけでは駄目なんです」スタッフの方たちが何度も繰り返していた言葉。
ぜひ、植えた苗たちがスクスクと育っているか、この目で確かめたいと思います。
森をつくるということは、明日、明後日に現実が変わるわけではなく~とっても長い目で
取り組んでいかなくてはならないこと。今回の植樹イベントに親子で参加しよう!と
なっていることに未来へ繋げたいという意思を感じました。
私たち母娘にとっても、とても有意義で素敵な体験をさせてもらえました。
描かれている一枚一枚の世界に愛情たっぷり! 佐々木小世里さん「挿絵のお仕事展vol.3」
Posted by yukihana on 2014年11月5日(水) 11:14
北海道新聞社1階に新設された多目的ホール 道新プラザDO-BOXにて、9日まで
開催されているイラストレーター 佐々木小世里さんの「挿絵のお仕事展 Vol.3」。
昨年の3月に、はじめてお会いして、こちらで紹介させていただいたのをきっかけに、
更に小世里さんの描く素敵な世界に惹かれるように。
特に毎週木曜日に、北海道新聞の生活面で連載中の「キラリ!みつけた」で
紹介される場所やものを楽しみにするように。
たとえば、こちらのラーメン~ねっ、美味しそうでしょう☆もちろん、グルメ誌をはじめ
写真や映像で紹介されるものにも惹かれるのですが、小世里さんの絵には
「わぁ、どんなだろうっ。食べてみたーい☆」と思わせるパワーが。
(惹かれて食べに行き、あぁ、本当に優しい味で美味しいっ!!って感動した私)
もちろんイラストだけではなく、丁寧に取材して、しっかりと魅力を伝えてくれている
文面のファンでもあったりします。
一斉に並べられた数々の切り抜きを見ながら、これだけの街、これだけの場所、そして
ここにいるだけの方たちと出会い、一つひとつの農産物やメニュー、作品などを
いかに魅力的に紹介しようという愛情と、プロ意識をいーっぱい感じました。
そして、ぜひ注目して欲しいのが~
新聞に掲載されているイラストも、もちろん美しいのですが、生原画の色の美しさは
独特です。カラーインクという水溶性画材で描かれている小世里さんの絵は、
とにかく色づかいがキレイ。水の量、色と色を交じりあわせることで、
出せる色は無限!だから面白いの、とニッコリおっしゃっていました。
会場内には、そのカラーインクがどんなものなのか、
手に取ってみたり、実際に体験してみることができるコーナーもありましたよ。
そのほか、小世里さんが手がけた装丁を手がけた数々の本や、商品パッケージなど
様々な世界で活躍されているのを見ることができます。
彼女の手にかかると、はちみつも更に美味しそうっ。
また、来年のカレンダーや、ポストカードなどの販売もされていましたよ。
会場内が広いので、のんびりと小世里ワールドに包まれることができます。
優しい音楽が流れていて(時間帯によっては、ピアノなどの生演奏も聴けるそうです)
明日、6日(木)13時半からは、札幌人図鑑 福津京子さんとのトークショー、
8日(土)の11時からは、「カラーインクで描くポストカード作り」の
ワークショップも開催されるそうです。
とても居心地の良い空間でした。 皆さまもぜひ出会ってみてください。
ムーミンの世界展~ヤンソンさんからの贈り物~ にて
Posted by yukihana on 2014年10月22日(水) 10:44
9月6日より北海道立文学館にて開催されているトーベ・ヤンソン生誕100周年記念
「ムーミンの世界展~ヤンソンさんからの贈り物~」に行ってきました。
生誕100周年記念の今年は丸井今井での原画展が開催されたり、あちこちの雑貨屋さんで
ムーミングッズと出会えるようになったのですが、今回の展示も、ムーミン好きな方は
必見ですよ~
会場は全て撮影OK、様々な仕掛けがあったので、ちらりと紹介。
会場入り口、一番はじめに出会ったのはこちらのクイズ。
さぁ、皆さま、答えられますか(笑)?
こんな風にムーミンが生まれた国の紹介だったり、時代背景、作者の
トーベ・ヤンソンさんの生い立ちなどなど、想像以上の充実っぷり。
面白かったのが~
こちらが初期のムーミンだったこと。じっくり説明を読んで立ちどまる私とは
対照的に、会場内をくるくる動いて「わぁぁぁ!!」という歓声をあげている
我が家の小学生。
こんな風に、様々な仕掛けがたくさんあり、誰でも気軽に楽しめるようになっています。
お話を知らない人でも、見ているだけで楽しいかも。
さて、2歳~3歳にかけてムーミン谷の住人?といいたくなる人だったけど
細かいキャラの名前や設定は、もはや忘れている我がムスメ。それでも何度も借りてきては
繰り返し見たお話を、どんどん思い出したようで、私も久々に、この世界にハマりました。
そうそう、ムーミン好きだというと、良く聞かれるのが、こちら。
ムスメがハマるまでは、私もカバ?って思ってました(笑)
原作のコミックでもこんなエピソードが・・・
一緒に記念撮影できるコーナーがあったり、グッズ販売コーナーもありましたよ。
11月9日までなので、私ももう一度行ってこようかな~
さて、最初の写真は、文学館の入り口にあったジオラマ。
それぞれのキャラがどこにいるのか探すのを楽しみました。
ぜひ、見つけてみてくださいな♪
札幌国際芸術祭2014~主婦バスガイド花子さんと一緒に・後篇~
Posted by yukihana on 2014年9月17日(水) 12:47
札幌国際芸術祭会場めぐり、後篇です。
札幌市資料館をあとにして次に向かったのは、北海道立近代美術館。
北海道立近代美術館と札幌芸術の森美術館の2カ所では、国内外の
現代アーティストの作品が展示されています。
これからの札幌と北海道の自然、都市の在り方、エネルギー、暮らしを
見つめ直す「都市と自然」がテーマの企画展示。どのような作品に
出会えたかというと~展示物のいくつか撮影OKだったものを紹介します。
ロビーから会場への入り口がトンネルのようになっています。
その向こうには~
真っ赤な…壁?床は大きなガラス??
この作品は、地面や壁に紙をあてて、その上から鉛筆で紙をこすって形を
うつしとるフロッタージュという手法の作品なんですって。
確かに、床を見てみると、鉛筆でこすった感じが分かります。
床の線がない部分は巨大な穴。そこには約20年前まで石炭からエネルギーを
生み出す巨大な機械が埋め込まれていました。
壁はこする材料(色)が特徴的な作品です。鮮やかな赤でこすっている壁が
床の硝子に写りこんで見えることで、一層美しく感じます。
今はないもの、なくなってしまいそうなものをフロッタージュによって
後世に残すことが重要という想いで作られたもの。
実際にフロッタージュした炭鉱の写真がありました。それと見比べながら
観賞するのも面白いかも。
って、前回一人で訪れた時には、そんなこと考えずに、赤い壁~床の硝子に
写ってる~あ、手形…みたいに、見たままで、それが何か考えずに歩いた私。
再び訪れた今回、大きな味方になったのがこちら。
国際芸術祭展示「都市と自然」のジュニアガイド。一つひとつの作品について
とっても分かりやすく説明されていました。ジュニアの年齢じゃなくても
もらえるそうです(笑)そして、こっちのほうが私にはちょうど良かったです。
感覚で観覧するのもいいけど、作品の企画意図を少しでも理解してから見てみると
それはそれで新しい世界が見えてくるものだと~この日、モエレ沼公園でも実感。
これは…巨大なキノコ?(笑)高さも幅も奥行きも5メートル、重さも5トンある
大きな彫刻。世界的に有名なインドのアーティストの作品なんです。
インドの人たちがいつも使っている食器や鍋などをたくさん集めて作られているんです。
きのこ雲の形には、ものすごいスピードで都市が発展して人口が増えているインドの
エネルギー、人々の希望、欲望などが爆発した様子を表しているそう~
そのほか、撮影はできませんが、空を飛べなくなった戦闘機、自然環境を
壊してしまった結果、どうなるかなどの予言的な作品などに出会えます。
2階のスペースでは、雪の結晶を人工的に作ることをはじめて成功した科学者の
写真や、電気が空気中に発生する瞬間の写真などが展示されていました。
様々なカタチの雪の結晶にうっとり・・・この写真を撮影した中谷教授の娘さんの
作品と、この日、場所を変えて出会うことになります。
出口付近には、こんな部屋が。「雪のお部屋」。
中央には様々な雪にまつわる本が。これは~時間があるときに、のんびりしたいかも。
現代アートをちゃんと理解するのってやっぱり難しいと思ったけど
(見ただけで分かる~とか感じる~とかではないので)
分からないから近寄らないのは勿体ないなぁと感じました。
ただ正直に言うと、これだけでオシマイ??というキモチは起こっちゃいました。
会場が広いスペースなだけに、もうちょっと様々な作品に出会えたら良かったなぁ~
そして、やっぱりもう少し一般市民に分かりやすく伝えてくれる方法があれば…
メッセージ性を感じる前に敬遠しちゃいそうになる自分もいたのが本音です。
(そういう人のためにもジュニアガイド!(笑))
そんな気持ちを払拭してくれたのが、次に訪れた札幌芸術の森美術館。
ちょうど到着した時間にはじまったFOGSCAPE#47412
これは先ほどの雪の結晶の中谷教授の娘さんである中谷芙二子さんの作品。
前回、ムスメと訪れた時には、曇っていたけど、今回は晴れ。木々の色も
秋のはじまりで少しだけ違います。建物のあちこちから吹き出す霧によるアート。
この作品、何回見ても見え方が違うので飽きません!!風向きによっても
見え方が違いそう。どこから見るのが一番キレイ?と何度も訪れている人に
聞くと、見ながらどんどん移動して最後は、ここからが…の場所が↑の写真。
うん、確かにー(笑)と、満足したのでした。
9月20日、23日は夜にも観賞できるとのこと。さぞかし幻想的でしょうね・・・
さて、そこから美術館内の作品と再会。
このなかでのイチオシは~やっぱり、こちらの作品。
穴から覗いた作品は、以前も紹介しましたが、会場隣の部屋から見てみると…
地下から地上を覗いているコンセプトが良く分かります。皆さん、モグラみたい~
昔、札幌の山のなかのトンネルで金属を採るための土を運んでいた
トロッコのまわりに土で作った器を並べた作品(器に少しずつヒビが
入っていく音も作品の一部)や、様々な色の組み合わせが壁いっぱいに
広がる映像作品(それぞれの色を音の信号にかえて表しているそう)
などなど、全部で8つの作品と出会えますよ。
この日、見ることができませんでしたが、有島武朗旧邸にも素敵な
作品があるそうです。
だからこそ、近代美術館と芸術の森美術館、どちらも見るのがおススメです。
近代美術館から芸術の森へのシャトルバス(何と無料になったそうです!)も
あるそうですよー。
最後に野外美術館にてお気に入りの作品と再会。
そよそよと吹く風の森のなかで聴こえるカッコウの歌…
アイヌ民族の歌みたいねって花子さん。確かに~
この日、4つの会場で様々な作品を一緒に見た花子さん。
私のレポートと違い(笑)ガイドさんらしい、4会場の親切で分かりやすい
レポートを一足先にupされています。ぜひぜひこちらをお楽しみください!!