札幌100マイル

~yukihana日記~

マイペースに過ごす日々のなかで、アンテナに引っかかったものを 気ままに紹介します。

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『暮らしを彩るもの ~アート・雑貨など~』カテゴリーの投稿一覧

描かれている一枚一枚の世界に愛情たっぷり!       佐々木小世里さん「挿絵のお仕事展vol.3」

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北海道新聞社1階に新設された多目的ホール 道新プラザDO-BOXにて、9日まで
開催されているイラストレーター 佐々木小世里さんの「挿絵のお仕事展 Vol.3」。
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昨年の3月に、はじめてお会いして、こちらで紹介させていただいたのをきっかけに、
更に小世里さんの描く素敵な世界に惹かれるように。
特に毎週木曜日に、北海道新聞の生活面で連載中の「キラリ!みつけた」で
紹介される場所やものを楽しみにするように。
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たとえば、こちらのラーメン~ねっ、美味しそうでしょう☆もちろん、グルメ誌をはじめ
写真や映像で紹介されるものにも惹かれるのですが、小世里さんの絵には
「わぁ、どんなだろうっ。食べてみたーい☆」と思わせるパワーが。
(惹かれて食べに行き、あぁ、本当に優しい味で美味しいっ!!って感動した私)
もちろんイラストだけではなく、丁寧に取材して、しっかりと魅力を伝えてくれている
文面のファンでもあったりします。
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一斉に並べられた数々の切り抜きを見ながら、これだけの街、これだけの場所、そして
ここにいるだけの方たちと出会い、一つひとつの農産物やメニュー、作品などを
いかに魅力的に紹介しようという愛情と、プロ意識をいーっぱい感じました。

そして、ぜひ注目して欲しいのが~
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新聞に掲載されているイラストも、もちろん美しいのですが、生原画の色の美しさは
独特です。カラーインクという水溶性画材で描かれている小世里さんの絵は、
とにかく色づかいがキレイ。水の量、色と色を交じりあわせることで、
出せる色は無限!だから面白いの、とニッコリおっしゃっていました。

会場内には、そのカラーインクがどんなものなのか、

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手に取ってみたり、実際に体験してみることができるコーナーもありましたよ。

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そのほか、小世里さんが手がけた装丁を手がけた数々の本や、商品パッケージなど
様々な世界で活躍されているのを見ることができます。
彼女の手にかかると、はちみつも更に美味しそうっ。

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また、来年のカレンダーや、ポストカードなどの販売もされていましたよ。

会場内が広いので、のんびりと小世里ワールドに包まれることができます。
優しい音楽が流れていて(時間帯によっては、ピアノなどの生演奏も聴けるそうです)
明日、6日(木)13時半からは、札幌人図鑑 福津京子さんとのトークショー、
8日(土)の11時からは、「カラーインクで描くポストカード作り」の
ワークショップも開催されるそうです。

とても居心地の良い空間でした。 皆さまもぜひ出会ってみてください。

 

ムーミンの世界展~ヤンソンさんからの贈り物~  にて

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9月6日より北海道立文学館にて開催されているトーベ・ヤンソン生誕100周年記念
「ムーミンの世界展~ヤンソンさんからの贈り物~」に行ってきました。

生誕100周年記念の今年は丸井今井での原画展が開催されたり、あちこちの雑貨屋さんで
ムーミングッズと出会えるようになったのですが、今回の展示も、ムーミン好きな方は
必見ですよ~

会場は全て撮影OK、様々な仕掛けがあったので、ちらりと紹介。
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会場入り口、一番はじめに出会ったのはこちらのクイズ。
さぁ、皆さま、答えられますか(笑)?

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こんな風にムーミンが生まれた国の紹介だったり、時代背景、作者の
トーベ・ヤンソンさんの生い立ちなどなど、想像以上の充実っぷり。
面白かったのが~
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こちらが初期のムーミンだったこと。じっくり説明を読んで立ちどまる私とは
対照的に、会場内をくるくる動いて「わぁぁぁ!!」という歓声をあげている
我が家の小学生。
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こんな風に、様々な仕掛けがたくさんあり、誰でも気軽に楽しめるようになっています。
お話を知らない人でも、見ているだけで楽しいかも。

さて、2歳~3歳にかけてムーミン谷の住人?といいたくなる人だったけど
細かいキャラの名前や設定は、もはや忘れている我がムスメ。それでも何度も借りてきては
繰り返し見たお話を、どんどん思い出したようで、私も久々に、この世界にハマりました。

そうそう、ムーミン好きだというと、良く聞かれるのが、こちら。
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ムスメがハマるまでは、私もカバ?って思ってました(笑)
原作のコミックでもこんなエピソードが・・・

一緒に記念撮影できるコーナーがあったり、グッズ販売コーナーもありましたよ。
11月9日までなので、私ももう一度行ってこようかな~

さて、最初の写真は、文学館の入り口にあったジオラマ。
それぞれのキャラがどこにいるのか探すのを楽しみました。

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ぜひ、見つけてみてくださいな♪

札幌国際芸術祭2014~主婦バスガイド花子さんと一緒に・後篇~

札幌国際芸術祭会場めぐり、後篇です。
札幌市資料館をあとにして次に向かったのは、北海道立近代美術館。
北海道立近代美術館と札幌芸術の森美術館の2カ所では、国内外の
現代アーティストの作品が展示されています。

これからの札幌と北海道の自然、都市の在り方、エネルギー、暮らしを
見つめ直す「都市と自然」がテーマの企画展示。どのような作品に
出会えたかというと~展示物のいくつか撮影OKだったものを紹介します。

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ロビーから会場への入り口がトンネルのようになっています。
その向こうには~
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真っ赤な…壁?床は大きなガラス??

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この作品は、地面や壁に紙をあてて、その上から鉛筆で紙をこすって形を
うつしとるフロッタージュという手法の作品なんですって。
確かに、床を見てみると、鉛筆でこすった感じが分かります。
床の線がない部分は巨大な穴。そこには約20年前まで石炭からエネルギーを
生み出す巨大な機械が埋め込まれていました。
壁はこする材料(色)が特徴的な作品です。鮮やかな赤でこすっている壁が
床の硝子に写りこんで見えることで、一層美しく感じます。
今はないもの、なくなってしまいそうなものをフロッタージュによって
後世に残すことが重要という想いで作られたもの。
実際にフロッタージュした炭鉱の写真がありました。それと見比べながら
観賞するのも面白いかも。
って、前回一人で訪れた時には、そんなこと考えずに、赤い壁~床の硝子に
写ってる~あ、手形…みたいに、見たままで、それが何か考えずに歩いた私。

再び訪れた今回、大きな味方になったのがこちら。
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国際芸術祭展示「都市と自然」のジュニアガイド。一つひとつの作品について
とっても分かりやすく説明されていました。ジュニアの年齢じゃなくても
もらえるそうです(笑)そして、こっちのほうが私にはちょうど良かったです。

感覚で観覧するのもいいけど、作品の企画意図を少しでも理解してから見てみると
それはそれで新しい世界が見えてくるものだと~この日、モエレ沼公園でも実感。

その他、来場者の注目を集めていたのがこちらの作品。
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これは…巨大なキノコ?(笑)高さも幅も奥行きも5メートル、重さも5トンある
大きな彫刻。世界的に有名なインドのアーティストの作品なんです。
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インドの人たちがいつも使っている食器や鍋などをたくさん集めて作られているんです。
きのこ雲の形には、ものすごいスピードで都市が発展して人口が増えているインドの
エネルギー、人々の希望、欲望などが爆発した様子を表しているそう~

そのほか、撮影はできませんが、空を飛べなくなった戦闘機、自然環境を
壊してしまった結果、どうなるかなどの予言的な作品などに出会えます。

2階のスペースでは、雪の結晶を人工的に作ることをはじめて成功した科学者の
写真や、電気が空気中に発生する瞬間の写真などが展示されていました。

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様々なカタチの雪の結晶にうっとり・・・この写真を撮影した中谷教授の娘さんの
作品と、この日、場所を変えて出会うことになります。
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出口付近には、こんな部屋が。「雪のお部屋」。
中央には様々な雪にまつわる本が。これは~時間があるときに、のんびりしたいかも。

現代アートをちゃんと理解するのってやっぱり難しいと思ったけど
(見ただけで分かる~とか感じる~とかではないので)
分からないから近寄らないのは勿体ないなぁと感じました。
ただ正直に言うと、これだけでオシマイ??というキモチは起こっちゃいました。
会場が広いスペースなだけに、もうちょっと様々な作品に出会えたら良かったなぁ~
そして、やっぱりもう少し一般市民に分かりやすく伝えてくれる方法があれば…
メッセージ性を感じる前に敬遠しちゃいそうになる自分もいたのが本音です。
(そういう人のためにもジュニアガイド!(笑))

そんな気持ちを払拭してくれたのが、次に訪れた札幌芸術の森美術館。
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ちょうど到着した時間にはじまったFOGSCAPE#47412
これは先ほどの雪の結晶の中谷教授の娘さんである中谷芙二子さんの作品。
前回、ムスメと訪れた時には、曇っていたけど、今回は晴れ。木々の色も
秋のはじまりで少しだけ違います。建物のあちこちから吹き出す霧によるアート。
この作品、何回見ても見え方が違うので飽きません!!風向きによっても
見え方が違いそう。どこから見るのが一番キレイ?と何度も訪れている人に
聞くと、見ながらどんどん移動して最後は、ここからが…の場所が↑の写真。
うん、確かにー(笑)と、満足したのでした。
9月20日、23日は夜にも観賞できるとのこと。さぞかし幻想的でしょうね・・・

さて、そこから美術館内の作品と再会。
このなかでのイチオシは~やっぱり、こちらの作品。
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穴から覗いた作品は、以前も紹介しましたが、会場隣の部屋から見てみると…
地下から地上を覗いているコンセプトが良く分かります。皆さん、モグラみたい~

そのほかにも
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昔、札幌の山のなかのトンネルで金属を採るための土を運んでいた
トロッコのまわりに土で作った器を並べた作品(器に少しずつヒビが
入っていく音も作品の一部)や、様々な色の組み合わせが壁いっぱいに
広がる映像作品(それぞれの色を音の信号にかえて表しているそう)
などなど、全部で8つの作品と出会えますよ。
この日、見ることができませんでしたが、有島武朗旧邸にも素敵な
作品があるそうです。

だからこそ、近代美術館と芸術の森美術館、どちらも見るのがおススメです。
近代美術館から芸術の森へのシャトルバス(何と無料になったそうです!)も
あるそうですよー。

最後に野外美術館にてお気に入りの作品と再会。
そよそよと吹く風の森のなかで聴こえるカッコウの歌…
アイヌ民族の歌みたいねって花子さん。確かに~
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この日、4つの会場で様々な作品を一緒に見た花子さん。
私のレポートと違い(笑)ガイドさんらしい、4会場の親切で分かりやすい
レポートを一足先にupされています。ぜひぜひこちらをお楽しみください!!

札幌国際芸術祭2014~主婦バスガイド花子さんと一緒に・前篇~

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真ん中に大の字で寝転ぶと全部の木の音がわかりやすい~そんな言葉を聞いて
「じゃ、やってみよーっと。yukihanaさん、写真撮ってー」と見事に
大の字になる花子さん。…最高です。残り僅かな会期中に新たなブームが
生まれちゃうかしら(笑)

人気ブロガーでもあり、明るく分かりやすいガイドで老若男女のお客さまを
トリコにしてしまう主婦バスガイド花子さんと一緒に先週末、
モエレ沼公園、札幌市資料館、北海道近代美術館、札幌芸術の森と、4ヶ所の
芸術祭会場をまわる機会に恵まれました。
今回、ガイドである花子さんならではの切り口で分かりやすく国際芸術祭を
紹介してくれています。ぜひ、ぜひ、こちらのレポをご覧ください!
7月19日にスタートした札幌芸術祭2014、前売り券を購入したこともあり、
子連れ&一人で一応全ての会場をみた私ですが、作品について教えていただいたり、
一緒に観賞する人が違うことで新たな発見があることを実感。
非常に濃い一日を過ごすことができました。
ですので、同行した私からも、作品の詳しい説明(作家名など)はできませんが、
駆け足で紹介します。

さて、最初の写真がどこかというと~
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ご存じ、市民の憩いの場であるモエレ沼公園のガラスのピラミッド内。
上からぶらさがっているのは、スピーカーであり、そこから何が聴こえてくるかというと~
国内外11カ所、計12本の樹木に設置されてあるセンサー。
それぞれの木の生体電位のデータを音楽へと変換しているんですって。
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スピーカーの下には番号がふってあって~この2番の木とは
OLYMPUS DIGITAL CAMERAピラミッドの外で会うことができました。
このあと訪れる札幌資料館では3番に。海外では、オーストラリアや
イギリスでも~それぞれの生態環境が全く違う場所の樹木たちが、
ここ札幌で音楽を奏でている…って考えると壮大な企画ですよね!

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その他にも、チ・カ・ホを歩く人たちの電磁波など、様々な情報の流れを感知して
可視・可聴化している巨大なモニター作品や、地球の姿をリアルタイムに感じることが
できる世界初のデジタル地球儀と出会えます。特に、手で圧力をかけた方向に
まわる地球儀は面白く、過去と未来にまで出会えちゃうので、ぜひ触れてみてください。

この次に訪れたのは、札幌市資料館。
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昔から、この建物自体が大好きな私。今回の芸術祭の会場として、
小学生の母としても、イチオシの会場だったりします。
だって7月のスタート時からモリモリと変化しているんですもの。
それを最も感じるのがこちら。
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サッポロ・エホン・カイギ。実は初日に訪れた時の部屋は~
OLYMPUS DIGITAL CAMERAこんな感じで本がたくさんあって楽しそうだけど殺風景。
それが、絵本の数も増え、巨大絵本も出没し、参加した人たちのワクワク感が
感じられます。様々な絵本に続きの話を書いたり、一から新しい絵本を創ったり
できる場所。
ムスメが2回目に訪れたときに描いたページに、新たにムスメの絵をもとにした
続きができていて嬉しくなりました~これぞ、絵本の醍醐味かも☆
(ここであんまり楽しそうだったので、このあと、別な会場に移動したときに
余計な心配をかけることに(笑))

こちらに置いてあったサカナ通信という冊子に、完成形を見せるのだけではなく
出来上がる過程自体を見てもらうのも現代アート、資料館はまさにそんな会場という
一文に納得。
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このほかにも参加型プロジェクト「アート×ライフ」よりお金のかわりに
各々が得意なことを持ちより活かす「とくいの銀行」企画や、資料館を
新しいカタチで存続させるための案が展示されたリノベーション企画、
そして、ゆっくりとした時間を過ごすことができるSIAF CAFEもあります。
窓際にあったgla_glaさんのガラスのオブジェ。これ、そっと二つを重ねてみると、
とーってもいい音が鳴りますよ。お試しあれ。サンドイッチも美味でした。

さて、外に出ると~これまた子どもたちが大喜びのコロガル公園
こちらも子どもたちの要望を受けて、ちょこちょこと進化しているそうです。
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前回は真夏だったけど、この日は心地良い風が吹いていて最高。遊ぶ我が子を
見守っているお母さんたちものんびりと優しい顔をしていてシアワセが溢れて
いました。雪の札幌、残念ながら芸術祭が終わっても、この遊具で遊び続ける
ことができないけど、母目線でみてもいい企画だったなぁと思います。

さて、一度に4ヶ所の会場は紹介できなかったので、次回に。
でも、花子さんのブログでは、この次に訪れる近代美術館まで紹介されているので
ぜひご覧ください。
(多分、明日には最後までいっちゃうかと思われます)
28日までの開催なので、私も明日には、近代美術館と2回目の芸術の森を
紹介するつもり…多分…です(笑)

札幌国際芸術祭2014 てくてく散歩~芸術の森篇~

今年の夏もイロイロなものや大切な人たちに会え、バタバタしているうちに
すっかりブログからも遠ざかり(笑)
気づけば9月、季節は秋に様替わり~朝と晩はすっかり涼しくなりました。

小学生になったムスメの夏休みは、幼稚園時代よりも短いうえに、
自由研究なんかもついてきて、思った以上にあっという間に終わりました。
学校から持ち帰ってきた朝顔の成長にムスメ以上に私が夢中になったりして(笑)

そんな今年の夏を更に色鮮やかにしてくれたのが札幌国際芸術祭2014
前回、500M美術館を紹介しましたが、資料館でのサッポロ・エホン・カイギにて
続きのお話しを作ったり、コロガル公園で遊んだりと子どもも楽しめる企画に
参加。他にも絵本作りのワークショップなどにも参加できたりと、あちこちで
様々な芸術と触れ合える機会に恵まれました。

さて、今回は芸術の森美術館での企画展示「都市と自然」を紹介。
最初は私一人で~と思っていたのですが、ムスメも一緒にみてきました。
いくつか、写真撮影OKなものを紹介。

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カラーチャートのような映像(ちょっと目がチカチカしましたが(笑))
幅16mの映像が鏡によって更に大きく見えます。


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切り株に座って眺める真駒内公園の空。鳥のさえずり、風の音、森にいる気分を
味わえました。

ムスメが気に入ったのは二つの企画展示。一つ目は~
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何カ所かの穴から覗きこむと・・・和紙でできた森に出会えました。
白一色なのですが、土や木の感じをちゃんと感じさせる不思議な世界。

そして~ダントツお気に入りだったのが、こちら。
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霧の彫刻。あっという間に辺り一面白い霧に覆われます。
水面をぼわーっと霧が包む過程をみるのが面白く、霧のなかでぴょんぴょん
跳ねながら大喜び(くれぐれも水に落ちないように注意されました)
見たことないけど、雲海テラスってこんな感じに近いのかしら~

終わったあとに、すーっと霧が消え、視界がはっきりする感覚も面白かったです。
まるで夢からさめたような~あれ、幻?みたいな。
私たちが訪れた日は、時折小雨交じりの曇りの日だったのですが、お天気によっても
見え方が違いそう。

後日訪れた野外美術館では~
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こーんなカラフルな彫刻たちに出会うことができ、更に

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こんな風に座って、六カ所から聴こえてくるカッコウにちなんだ歌に耳をすませる~

なんていう体験も。私のイチオシはここだったりします。風がそよそよいってるなかで
静かにはじまり、静かに終わり~鳥の声も一緒にコラボしていて、何だかとっても
優しいキモチになれました。

思った以上に、子連れでも一緒に楽しめた芸術の森での企画展示。
9月28日まで開催、機会があれば、ぜひ一緒に楽しむことをおススメします。

(同時開催している「Sprouting Garden-萌ゆる森-」も素敵でした。
道内ゆかりの作家さん18名の作品展示。大好きな果澄さんの作品もあります。
こちらは11月3日まで~後日紹介します)
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最後に~野外美術館にて見つけた四つ葉のクローバー。
皆さまにいいことがありますように!

 

 

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