『道民の森 月形地区』タグの付いた投稿
出来上がりはいかに?~道民の森で陶芸体験~
Posted by yukihana on 2011年7月7日(木) 12:00
どしゃぶりの月曜日、日曜参観の振替休日だったムスメと
友人と一緒に道民の森へ体験取材に。
行き先は道民の森。初めて行きましたが、その広さにびっくり。
だって道有林11,000ヘクタール=札幌ドーム2000個分ですよ!
ここは道民が森林とふれあえる場所として、北海道が整備した
森林総合利用施設。神居尻、青山中央、一番川、牧場南、
青山ダム・月形の6地区があり、キャンプなどのレクレーション、
スポーツ、文化活動、森づくりなど、多種多様な体験ができます。
夏休みも近いし、親子でできる体験をと選んだのは、陶芸。
屋内なので雨でも関係なく楽しめることができました。
こちらは月形地区にあります。
札幌から国道275号線の景色の変化を感じつつ、1時間ほどで
当別町へ、樺戸町付近の交差点に道民の森の標識発見、
そこからそれぞれの地区へと、案内を見落とさないように向かいます。
南耕地1の交差点にて、道道11号線(月形厚田線)に左折、
知来乙付近の案内看板にて斜め右方向へ
ようやくたどり着けたときには、ほっとしました(笑)
こちらが案内所&陶芸館です。
受付を済ませると、迎えてくださったのは、色白の美しいインストラクター
きくち好恵さん。早速、粘土の種類の説明から入ります。
白ミカゲ、黒ミカゲ、信楽赤土の3種類の粘土、そこに様々な釉薬を
かけて焼くことで、こんなに多彩な仕上がりになるそうです。
次に、完成品の見本をみせていただきました。なるほど~と思ったのは
実に様々な型が用意されてあったこと。
なかには、こんなにキュートな型も!
それぞれの作りたいものをイメージして、必要な粘土を購入。
一人1㎏(300円)で3㎏。さて、どんなものができあがるか~
丸くこねたあと、一連の流れの説明を受けます。
それでは、早速型抜きでのお皿作りを実践。お手本を先生が見せて
くれようとしたとき、「はいっ、わたしやります!!」と前に出た3歳児(苦笑)
ニッコリと「じゃー、一緒にやろっか」と優しい先生。
粘土をこね、希望の型が入るくらいまで麺棒でのばします。
心配をよそに、なかなか良い手付きで麺棒を動かすムスメ。
上手上手!と褒められて有頂天。
型に合わせて先生と一緒に切り抜き~
裏返し、お皿の型にかぶせた状態で、底を優しく叩きつつ、カタチを整えます。
ほーら、出来上がり。様々なスタンプがあるので、自分だけのオリジナルの
印をつけることができます。「わたしとママ」の顔を描いて、完成!
先生との共同作業のおかげで、すんなりと一つ目のお皿が完成し
テンションUPなムスメ。もう一つ作る~が続き、先生を独占状態(苦笑)
その間、陶芸を習ってたことがある友人は、次々と美しい作品を
仕上げ、ロクロも華麗に使いこなしていました。
なのに私は、ムスメがすんなり終わらせた型ぬき方での皿作りに苦戦し
「先生~次、どーするんでしたっけ?ちょっと先生、貸してくれない?」と
3歳児と先生を取り合いになる始末(笑)
二つ合わせるとハートになると
いう2枚のお皿。大きなハート型を
使い、途中で半分に切って作成。
何かの紹介で見て以来、
憧れてるのに、いまだ営業日に
出会えていない厚田のありすcafe
さんの作品の真似をしたけど
全くの別物(苦笑)しかも、これ
収納に困るかも~てへっ。
作ってから気がついたわ。
気づくと、ムスメは粘土で動物を作ることに方向転換。
先生を独占したまま、ウサギやら象やら~
お父さん象に~お母さん象に~とはじまった。このままだと動物園。
「粘土足りない、ママのちょうだい~」とどんどん持っていかれて、
途中から、粘土まで取り合いする親子。見かねた先生が、粘土を
ムスメに足してくれる(本当にすみませ~ん!)
そんな母が何を作っていたかというと~
葉っぱのアクセサリー置き皿。上にのっているのはムスメ。
腕に指輪をひっかけようかと~一人じゃ寂しいから、ママも乗せろと
言われたけど、ムリ。置く場所も粘土もないわ(笑)
そんなこんなで、あっというまに2時間が経過。
目の前の土と向き合って、3者3様の自由な感性で作成できた
良い時間でした。終始、夢中になっていたムスメにちょっと感心。
3㎏の粘土を少しも余らせず、3人で作った作品たち。
これを、こちらで素焼き→色づけ→本焼きして仕上げていただきます。
出来上がりは30日~45日後。楽しみ~♪♪取りにいくこともできるし、
郵送(箱代・郵送代別途)していただくこともできますよ。
後片付けをして、外に出ると、あんなにどしゃぶりだった雨もやみ
川のせせらぎ、鳥の声を感じつつ、思いっきり森林浴。
こちらを利用する方は、キャンプ嬢での宿泊の合間、小学校の
課題授業、当別町の主婦グループなど様々だそうです。
週末は私たちのように親子連れが多いらしく、ここからの夏休み、
親子での思い出作りや、自由研究にぴったりかも!
また、陶芸体験以外にも、それぞれの地区にて、様々な体験や
イベントが盛りだくさん。森のようちえんとか~気になるなぁ。
それにしても、6地区全ての魅力を知るには、どれだけかかるでしょう。
陶芸体験だけでも、これだけ充実した2時間だったのに、壮大な時間&
量のレポートになりそう(笑)ホームページや、パンフレットを見ると
それぞれの地区に特徴があり、トロッコも楽しめる青山ダム地区や
ハーブ園がある牧場南地区、五右衛門風呂や登山道もある一番川地区・・・と
本当に盛りだくさん。
これだけ多種多様な楽しみ方ができる道民の森、ぜひホームページや
ブログをチェックしてお気に入りをみつけてください。
◎◎◎基本データ◎◎◎
道民の森
■住所
青山中央地区/当別町青山奥
一番川地区/当別町青山奥一番川
牧場南地区/当別町青山奥二番川2513-1
神居尻地区/当別町青山奥三番川
青山ダム地区/当別町青山奥四番川5817
月形地区/月形町字中野892
■開園期間
神居尻・青山中央・月形 5月1日~10月31日
一番川・青山ダム 5月1日~9月30日
牧場南 6月1日~10月31日
※陶芸教室は10月中旬までです。
※自然条件などにより、一部の施設で開園期間を
変更することがあります。
■予約受付
(予約が必要な施設
神居尻/宿泊施設、林間キャンプ場・森林学習センター
一番川/オートキャンプ場・自然体験キャンプ場
月形/バンガロー・学習キャンプ場・陶芸・木工芸)
道民の森 管理事務所 TEL 0133-22-3911まで
※今回体験した陶芸体験
体験料 一般700円・幼児、小、中学生無料・高校生300円
粘土代 1㎏300円 (7&8月は一人2㎏まで)