
札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。
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PORTRAITS OF THE EXISTENCE「人・静物・風景の肖像」矢吹尚也 写真展
Posted by 観光文化情報ステーション on 2012年2月22日(水) 12:22
気がつけば、
2月も後半に差しかかりました。
普段のんき者の私も、雪まつりを
挟んだこの何週間かは
やっぱり忙しく…
小休止が必要だ、とからだが判断
したのでしょうか、
自然と足が動いていました。
←向った先はこちら
PORTRAITS OF THE EXISTENCE
「人・静物・風景の肖像」
矢吹尚也 写真展
待っていたのは
モノクロームの静謐な世界。
人、静物、風景、‥
時を刻むように連続して
作品が並んでいきます。
そのリズムにゆっくり
身を任せるうち…
安心感にも似た
不思議な感覚が。
それもそのはず、
静物や風景も、人物を撮るのに
等しい距離感で いつのまにか
見つめていたからです。
矢吹さんはこう話されています。
To see a world in grain sand「一粒の砂に世界を見る」視界に入る物すべてが
「世界」とつながっている事を意味するウィリアム・ブレイクの詩の一節の様に、対象が
何であれ、 今、ここに存在するという事の不思議さ、そして、それを見ている自身も
今ここに存在しているという事。
写真を撮るという行為は自分と自分以外の存在が緩やかに「均衡」してゆくという事、
対象となる「そのもの」でなく、寧ろ、その「均衡」してゆく様子と写真の中に見えない
かたちで存在している自身を含む「世界」を撮りたい。
不思議な感覚の正体、それは
すべてのものは繋がっている
という一体感のような気がしました。
矢吹さんの眼を借りて、
「世界」を見つめ直してみては
いかがでしょうか。
親切に説明してくださる矢吹さん(右)
背景も、知らない人を撮る場合、
その人祖先まで思いを巡らせる
ことで、その人の存在感がより感じ
られるポートレートになるのだそう
◎明日23日(木)までの開催です。
是非じっくりとご覧ください。
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