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PORTRAITS OF THE EXISTENCE「人・静物・風景の肖像」矢吹尚也 写真展



 気がつけば、
 2月も後半に差しかかりました。
 普段のんき者の私も、雪まつり
 挟んだこの何週間かは
 やっぱり忙しく…

 小休止が必要だ、とからだが判断
 したのでしょうか、
 自然と足が動いていました。

←向った先はこちら

 PORTRAITS OF THE EXISTENCE
 「人・静物・風景の肖像」

 矢吹尚也 写真展



 待っていたのは
 モノクロームの静謐な世界。



 人、静物、風景、‥
 時を刻むように連続して
 作品が並んでいきます。



 そのリズムにゆっくり
 身を任せるうち… 

 安心感にも似た
 不思議な感覚が。

 それもそのはず、
 静物や風景も、人物を撮るのに
 等しい距離感で いつのまにか
 見つめていたからです。



 矢吹さんはこう話されています。

To see a world in grain sand「一粒の砂に世界を見る」視界に入る物すべてが
「世界」とつながっている事を意味するウィリアム・ブレイクの詩の一節の様に、対象が
何であれ、 今、ここに存在するという事の不思議さ、そして、それを見ている自身も
今ここに存在しているという事。
写真を撮るという行為は自分と自分以外の存在が緩やかに「均衡」してゆくという事、
対象となる「そのもの」でなく、寧ろ、その「均衡」してゆく様子と写真の中に見えない
かたちで存在している自身を含む「世界」を撮りたい。

20120222-04.jpg

 不思議な感覚の正体、それは
 すべてのものは繋がっている
 という一体感のような気がしました。

 矢吹さんの眼を借りて、
 「世界」を見つめ直してみては
 いかがでしょうか。


 親切に説明してくださる矢吹さん(右)

 背景も、知らない人を撮る場合、
 その人祖先まで思いを巡らせる
 ことで、その人の存在感がより感じ
 られるポートレートになるのだそう


 ◎明日23日(木)までの開催です。
  是非じっくりとご覧ください。

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