札幌100マイル

観光文化情報ステーションstaff日記

札幌市内のイベント&アート&スポーツ&観光情報などをご案内している観光文化情報ステーションのスタッフたちの日記です。不定期気ままな更新です。

『アート』カテゴリーの投稿一覧

未来のアーティストたちの作品に感動!

こんにちは。スタッフKayoです。
一気に冬将軍到来といった札幌。
わかってはいましたが、やっぱり寒いのはつらいですね。

さて、みなさまは札幌市民ギャラリーをご存知でしょうか?
ここは一年を通じて数多くの市民のみなさんが日頃の芸術活動で創作した
絵画・書道・彫刻・工芸などの展示会が開催され、発表・鑑賞の場として
長く愛されているところです。
・・・といっても私は行った事がなかったのですが。(汗)

そこで今回ようやく足を運ぶ機会がありまして、行って参りました。


 この訪れた日は
 『第55回
 札幌市中学校美術・書道展
 を開催中。

 行った理由は
 わが子の作品を見るため…と
 全くもって単純な動機。


 だったはずなのですが!

 いざ展示されている作品を
 目の当たりにしたら・・・

 その芸術性や完成度・技術
 の高さにただただ驚くばかり。



 こんな巨大な作品や・・・



 きらびやかな屏風!



 水墨画まで!!!

そして書道。パフォーマンスの様子がモニターに流れていて、
おばあちゃま、真剣に見ていましたよ。


 その中でも
 私が一番心引かれてたのが
←これ。しいたけさん(笑)

 これらは紙粘土で作った
 ようなのですが、
 もう本物そっくり!
 しばし立ちどまり、
 じっと眺めてしまいました。


 美術の授業で取り組んでいる
 もの、美術部としての作品、
 いろいろありましたが、どれも
 これも本当にレベルが高い!

 はるか昔のわが中学時代と
 比べてみると、雲泥の差。

この中から近い将来、さっぽろアートステージで活躍する人材が現れるかも?!
そんなワクワクした気持ちにさせてくれました。

今年の展示は終ってしまいましたが、また来年もありますので ぜひ皆さま、
札幌の若きアーティストたちの作品を見に足を運んでみてください。

札幌市民ギャラリーではこれからもいろいろな展示会が開催されます。
ちょっと時間が空いたとき、たまには芸術に触れてみたいときなどなど、気軽に
訪れてみてはいかがでしょう♪

500m美術館オープン!

去る11月3日、大通駅とバスセンター駅をつなぐ地下通路に、ついに
500m美術館」がオープンしました!

500m美術館」は、ご存知「さっぽろアートステージ」美術部門
における期間限定の展示からめでたく常設ギャラリーとなったのです
☆祝☆

オープニング記念展(前期展)では、彫刻や絵画、映像作品など
札幌を代表する23名のアーティストの作品が、来年1月28日
まで展示されています。

<オープニング記念展(前期展)参加アーティスト>
●朝地信介(日本画家)●阿部典英(彫刻家)●伊藤隆介(映像作家) 
樫見菜々子(美術家)●加藤宏子(美術家)●上遠野敏(彫刻家) 
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●川上加奈(彫刻家)
●小原道城(書家)
●佐藤武(画家)
●島田青丘(書家) 
●下沢敏也(陶芸家/美術家)
●田村陽子(美術家)
●富原加奈子(美術家) 
●中野北溟(書家)
●西田陽二(画家)
●東志青邨(書家)
樋口雅山房(書家) 
久野志乃(美術家)
富士翔太朗(画家・アーティスト)
●伏木田光夫(画家) 
●藤田尚宏(彫刻家)
●藤野千鶴子(画家)
渡会純价(版画家)
※五十音順

駅施設内の美術館としては、日本最長のギャラリー!!!
一駅分のギャラリーです☆☆☆
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皆さま是非、500mに渡る作品展示を見ながら、
大通駅⇔バスセンター駅間を歩いてみてください♪

六花文庫の宝箱

皆さま、こんにちは☆ スタッフ・フミです。
この秋、いかがお過ごしでしょうか?秋のお空がきれいな日・・・
皆さまにも是非ご紹介したいスポットへ行って参りました♪
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 地下鉄真駒内駅で降り、
 住宅街を歩くこと数分・・・
 見えてきました、素敵な建物!

 このツタに覆われた風情ある
 建物は・・・
 旧六花亭・真駒内店
 現在の喫茶「六花文庫」です!

 館内には約7.000冊の書籍
 があって、自由に閲覧OK。

 そして、六花ファイルを鑑賞
 することができます。
 さっそく、白い手袋をはめて
 ひとつひとつ鑑賞。

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 六花ファイル
 35名の作家さんの作品が
 各々の箱に保管されています。

 箱はどれも外からでは中身が
 見えないので、開ける瞬間は
 宝箱を開くときのような、
 ワクワク感でいっぱいです♪

 ★六花ファイル→
 ★六花文庫→
 福住店では展示も!
 ★第3期収録作家作品展→

 ちなみに、
 歩いて10分くらいのところに
 六花亭もありますョ~

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←ちょっと休憩に、おやつも♪

 帰り道・・・
 今年初の雪虫との遭遇に、
 冬が近づいているのだな~
 と実感・・・♫

 皆さまも
 深まる秋をご堪能ください☆

十勝千年の森[後編]-森に内蔵されるアート-

皆さま、こんにちは。事務局Kaoです。
季節はもう半月ほどで晩秋にさしかかろうとしております。
だいぶ間があいてしまいましたが、十勝千年の森後編です。前編⇒

キサラのかけら
十勝千年の森で見つかった巨大な麦飯石でできたオブジェ
キサラ=アイヌ語で「耳」
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カムイのサークル(左)
まん中はカムイ(神)、周囲は十勝と日高の鹿をあらわす
七つのダイヤモンド(右)
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厩構造と投影-虚と実-
池に映し出される“鏡像” の方に実像があるのかも
しれない…と作家は投げかけます。
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時折、形を成す中小210の断片

 タイトルの意味は、サイロの中、
 窓に打ちつけられた板の隙間を
 覗くとわかるのです。

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 見えるのは・・・
 金箔がほどこされた
 『骨格だけの馬』
 恐竜のようにも見えます。

 不思議な作品です。

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 ←幣のフィールド

 木の周りに敷き詰められているのは、無数の
 白い陶製オブジェ。

 全国各地でワークショップを開催しオブジェは
 今後も増えるそうです。一方苗木も徐々に育つ。
 
 作品が成長する、という魅力的な試みです。

北海道のためのスカイTV(オノ・ヨーコ作)
和室には旧式のテレビが向かい合って置かれていて、
朗読ビデオが流れています。どこか懐かしい光景です。
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雲の曲(オノ・ヨーコ作)

 雲がしたたり落ちることを想像しよう。
 その雲に入れる穴を
 自分の家の庭に掘ること。


 この紹介文を読んで、
 鉄製の蓋を持ち上げてみたい気持ちに
 なりました。
 すると、さらに木製の蓋が出現?!

ワクワクしながらこちらも持ち上げると…
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穴の中に落ちた空と雲と緑!!!
画像わかりづらくて残念ですが、ホントに空をつかまえたような
ドキドキ感でした。オノ・ヨーコさんは、空とのコネクションが
強いそうです。茶目っ気というかユーモアがあって、お洒落。
しかも何より夢のある素晴らしい作品だと思います。
※蓋を開けずに通り過ぎる方もいました。ぜひ開けてください!
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天の川の橋
北欧の森のように静かな作品でした。
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そこに在ることが自然で、印象に残るアート作品ばかり。
十勝千年の森の営業は11月上旬まで。

※すべての画像について掲載の許可をいただいています※

札幌宮の森美術館『ギヨム・ボタジ展 HOPE 2011』

皆さま、こんにちは☆ 札幌もすっかり秋ですね。
秋晴れの某日・・・ 朝起きて、晴れているとやっぱりお出かけしたくなるっ♪

紅葉が少しずつ始まっている円山公園を通って、進んでいくとありますョ~
こちら↓札幌宮の森美術館

現在、札幌宮の森美術館では
ギヨム・ボタジ展 HOPE 2011」が開催されています。
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 久しぶりに訪れた
 宮の森美術館でしたが、
 なにやら工事中。。。?

 と、
 美術館の横を流れる川の
 側から眺めると。。。。。



 なんとー!!! 


 ギヨム・ボタジさんが
 宮の森美術館
 壁をキャンパスに
 壁画制作中!!!

「ギヨム・ボタジ展 HOPE 2011 壁画プロジェクト」
この日は、ギヨム・ボタジさんが壁画を作成しているところも、遠くから
拝見したのでした。
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フランスはリヨン出身のギヨム・ボタジさん
館内に展示されていた作品や、制作中の壁画を鑑賞し、宮の森美術館のHP
掲載されている記述を思い出しました-以下、宮の森美術館のHPより-
「今年3月11日に起きた東日本大震災のニュースをフランスで聞いたボタジは、
大きなショックを受け、以来、日本で自分にできることは何か、それを考え
実現したいとの気持ちを強くしたと言います。これまで自作のすべてを無題と
してきたボタジが、本展に限り「HOPE = 希望」と冠することを許可したのも、
そうした自らの姿勢を明らかにしたものといえます。」

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壁画は9月16日~11月13日までの間に、少しずつ描かれていきます。
完成に向けて進んでいく過程を見ることができるなんて!
次回、また新しい出会いが楽しみです。

皆さまも、芸術の秋、日本のことを想ってくださるギヨム・ボタジさんの作品
ぜひご覧になってみてください!

★札幌宮の森美術館HP⇒

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