札幌100マイル

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“Me gusta~”=スペイン語で「~が好き!」 さて、今日のお気に入りはなにかな?

by め・ぐすた~!

め・ぐすた~!
プロフィール

スペインでレンタカー運転中にバッグを盗まれても、
インドでオーバーブッキングで数日帰れなくても、
タイで乗ったゾウがいきなり走りだしても、
モロッコでラクダに襲われそうになっても、
ハンガリーでぼったくりバーに行っても、
やっぱり、旅が好き。

旅のよさは、改めて北海道が好きだと認識できること。


投稿したブログ数:1809件

危機管理意識について考える

おはようございます。
この大地震で被害に遭われた方、
一日も早くごく普通の日常を取り戻せるようお祈り申し上げます。

この地震で一部のガソリンスタンドでは給油制限がなされているようです。
札幌市内の近所のスタンドはガソリンが入手できないため、
20リットルまでと貼り紙されています。
IMG_7736.png


昨日、地震が起きたとき、私はちょうどとあるビルの講堂で研修を受けていました。
壇上のプロジェクター画面も揺れてます。
講師は、
「いゃあ、いつもより長い揺れですね〜、でも、仕事なので講義を続けます」
とのん気に話はじめた。
余震が何度来ても、その頑なな与えられた仕事に対する姿勢は変わることなく。

はぁ~。百歩譲って、依頼されて話をしている講師は仕方ないとしても、
主催者は何をしていたのか?
最低限の情報収集をして受講者に伝えるべきではなかったのか?
講義を一時中断して、情報収集の時間を与えるなり、
家庭や職場への確認させるなり、外の様子を確認するなり、
できなかったのか?

後だしジャンケンのようなセリフに聞こえるかもしれないが、
そのときも、確かにそう思っていた。
だって仮に隣のビルで火災が起きていても
気がつかずに研修を続けていただろう雰囲気だったから。

正直、地震後は私は講義なんて聞いていなかった。
ネットが直後につながらなくなるなか、
Twitterで次々に流れてくる情報でいつもの地震と違うことがわかった。
安否を確認するメールを送っていた。

一時間後、予定されていた休憩をはさみ、別の講師が壇上で言った。
「皆さんは先ほど、情報がない状況におかれ、ストレスで汗がでませんでしたか?
その間、講師の話が印象深く残ってませんか?
緊張してると集中するんです」
と研修内容に合わせた他愛ない会話をしてる。

生真面目すぎる組織体質、柔軟性のなさ。
危機管理マニュアルはあるけど、机上の空論。
ホントに災害に直面したとき、アテにならない、
と実感した。


そうブツブツここで言いつつ、講堂で全体に意見するわけでもなく、
研修現場を飛び出して行動するわけでもない自分も、
長いものに巻かれている組織人であるのは否定しませんが。。。

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