札幌100マイル

~yukihana日記~

マイペースに過ごす日々のなかで、アンテナに引っかかったものを 気ままに紹介します。

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『暮らしを彩るもの ~アート・雑貨など~』カテゴリーの投稿一覧

札幌国際芸術祭2014 てくてく散歩~500M美術館篇~

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100マイル上でも、こちらの方が紹介されておりますが~
19日よりスタートした札幌国際芸術祭2014

春から小学生になったばかりのオチビ連れでも楽しめるかしら?と
まずは街中で出会えるプログラムと出会ってきました~
普段は車でお出かけすることが多い私たち~
自分専用の地下鉄の切符を手にするだけでもハイテンションになる我がムスメ。
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まずは地下鉄大通駅とバスセンター前駅を結ぶ地下コンコースで繰り広げられている
アートの世界に会いに行きました。

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「北海道のアーティストが表現する「都市と自然」ー「時の座標軸」ー」
それが、こちらの500M美術館会場での企画。北海道ゆかりの16名のアーティストが
人々が行きかう地下道コンコースという空間を面白く使いながら独自の世界を表現して
います。

最初の作品から、わぁ、何ー?と炭鉱の作業員と同じポーズをはじめた6歳。
ゆっくり説明を読みながら、じっくり考えて観賞するのもいいけど、この日は、
このペースにあわせて楽しんでみることにしました。
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映し出される月のなかにウサギ?としてうつりこみ、餅つきを始める人・・・OLYMPUS DIGITAL CAMERA
細い隙間から見える一筋の光を見ようと必死。
背の高さが違うので、私と娘、お互い見えたり見えなかったり。
さらに通行する人の影も左右してたりするので、面白い~
最後に裏側を覗くことができるので、なーるほど!と感心したり。
ここからなかなか離れなかったので、「なに、なにー?」と、この人につられて
覗きに来た人たちが何人も(笑)
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これも私たちのツボにはまりまくった作品。
この銀色のバーにポツポツとのっている小さな小さなオブジェ。
作品の横にいらっしゃった方が「よーくみてごらん」とムスメに。
何ー?と見つめていたら、一つひとつが動いてる・・・
それぞれが違うカタチをしていて、違う動きをしている~
この企画展のテーマである「時の座標軸」という言葉を思い出して、なるほど~と
なるのですが、独特な動きに「さわってみたーい」(←もちろんダメ!)と夢中で
しばらく離れませんでした。そのうちボランティアのスタッフさんまで
「これ、面白い!」と寄ってきて、何人も並んで見ている姿がなかなか楽しかったです。

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ちなみに私が一番面白いと思ったのはこちら。
北12西20の歩道の凹みを再現したもの。普段、何気なく歩きながら、歩道に
はいった亀裂に注目することなんかないけれでも、そのカタチを再現してみると、
こんな芸術的なカタチになり、それは土地の時間軸や記憶を内包する存在なんだと
着目したところに感心しました。

アートはあちこちに溢れていて、その一つひとつが意味を持っているのね~って。

さて、大通駅からバスセンター駅までの500Mをしっかり折り返して、同じ作品を
2度観賞することで、一度目は気付かなかった面白さを見つけたりしながら、
思いがけず長時間楽しんだ私たち。

このあと、チカホ、そして札幌資料館で楽しんだのですが、それはまた次回に!
皆さまもぜひぜひ出会ってみてください。近代美術館やモエレ、芸術の森は
これから楽しみますが、身近なところでも(無料でも)出会えますよ~
せっかくの機会、国際芸術祭を素直に楽しんでみようと思います。

キラキラが溢れている12月 ~宮平桐 冬展&Jun’s Lightキャンドル展 in 大丸札幌店 篇~

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Oriental Modernなアクセサリーと、深みのある色合いのキャンドルとのコラボ。
凛とした大人 になりたくてもなれない私ですが~
このリッチな雰囲気に、魅了されます。
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大切な友人、宮平桐さんの冬展Jun's Light米澤純さんのキャンドル展
大丸札幌店7階にて行われています。
桐ちゃんの個展が開催されるたびに、季節の移り変わりの早さを実感するのですが
純さんと出会ったのが昨年のコラボ展だったと振り返ると尚更感じました。

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こちらは桐ちゃんのコーナー。冬ならではのニット小物も素敵でした。
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そしてJunさんのコーナー。ムスメを連れて再来したときは、一つひとつ
香りをチェックしていました(笑)

個展の目玉ともいえるコラボキャンドルがこちら。
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コラボキャンドル2013バージョン。この龍ロゴが入った2012バージョン、
勿体なくてまだ火を灯してない私。今年の香りもすごーく良くて
どうやら既に品薄の模様~(香りなしバージョンもあるそうです)

クリスマスを優雅な気分で過ごしたり、一年間頑張った自分へのご褒美として
桐ちゃんの作品も、Junさんのキャンドルも~心からおススメします。
お二人の個展は12月10日(火)までですよー。

キラキラが溢れている12月 ~果澄さん個展 Life is Beatiful篇~

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かわいいサンタさんたちが大勢ソリに乗って、世界中へ~

大丸藤井セントラルのショーウィンドウに夢中な我がムスメ。
このサンタさんたちを生み出したのは 果澄さん
一年前の地下歩行空間でのライブペイントでの出会いをきっかけに
ファクトリーにて一緒にHappy Treeの絵を描かせていただいたり、
富良野の個展で感動したりと、様々な世界を見せてくれました。

その果澄さんの個展も、8日まで開催中なんです。
Life is Beautiful~いろんなことはあるけれど、人生はきっと美しいもの

先週末、3階の特設会場にて、ライブペイントがありました。
作品と同じくらい、果澄さんが絵を描いている姿に惚れている私たち母娘も
お絵かき好きな幼稚園のクラスメイト親子を誘って、一緒に行きました。
予定より早く終わってしまったとのことで、急遽2枚目を目の前で描いて
くださったのですが、やっぱりスゴイ☆ かぶりつきで見ていた6歳でした~

そのときの2枚も展示されているのが今回の個展。
7階のスカイホール(ノーザンギャラリー)が、果澄ワールドに。
今回も富良野のときと同じように撮影とブログ紹介のお許しをいただけたので~
富良野では出会わなかった、そして、とても心惹かれた作品を。

「きぼうの樹」という題名の作品。
この色鮮やかな世界同様、いつも心に響くのが果澄さんが生み出す言葉。
作品の横にあった文章を、漢字の読めない6歳児に読んであげながら、
じ~んとした私でした。

もう一つが 「ひまわり」。私が一番好きな花なんです。果澄さんのひまわり、
すごく素敵です!!と、興奮しながら伝えると~
「嬉しいです。いっぱい色を考えながら加えていった作品なんです」とニッコリ。
その笑顔にドッキューンでした(笑)

さて、個展にあわせて3階では、果澄さんの作品コーナーが25日まで設置
されているようです。ポストカードや、クリアファイル、一点もののグラスなどなど
様々な作品に出会えますよ。

個展会場にある こちらの作品も額に入ってありました。どれも可愛くて魅力的。

さて、昨夜のこと。ムスメが就寝後の、のんびりした時間~ 
一人&愛犬との空間にて、電気を消して、こちらのキャンドルに火を灯しました。

右側は数年前に親友から贈られた熱のチカラで回るムーミンキャンドル。
そして左側は~ カメヤマキャンドル×果澄コラボレーションキャンドル
【北の1/fものがたりcandle】の一つ。
本当はお友達に頼まれていたのですが、自分用にもプレゼント(笑)

かまくらのなかの熊さん親子~だけではなく、様々な動物の家族が。

炎がゆれるにつれて、このイラストも、ほわっと揺れるので、しんしんと
降る雪の光景が目に浮かぶような幻想的な世界。

ツリーのライトもつけて、一人で楽しんじゃったのでした。

・・・すごーくシアワセな世界に浸っていたのですが、帰宅した旦那に
「部屋暗くして何してんだよ」と、電気を早々に点けられて、夢のような時間は
10分ほどで終了したのでした(苦笑)
そうそう、このキャンドルは、ミュンヘンクリスマス市でも販売されていましたよ~

南1西3にて開催されている二つの素敵な個展、ぜひぜひ出会ってみてください。
どちらも明後日8日までです~

キラキラが溢れている12月 ~小世里さんのillstration篇~

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JRタワーも好きだけど、昔からテレビ塔も大好き。 
12月なのに気温も10℃近くあって過ごしやすかった昨日の夕方、
ムスメと大通をぶらぶら。


様々なイルミネーションとテレビ塔のコラボを楽しみました。

ミュンヘンクリスマス市も覗きながら

こーんな方たちにも会えちゃったりしてハイテンションに☆

すっかり定着した冬の札幌の光景。その世界をとっても素敵に表現しているのが
イラストレーターの佐々木小世里さん。以前にも紹介しましたが、
小世里さんの描く札幌の光景や、北海道のおいしい食べ物、景色が
とっても幸せが溢れていて大好きなんです。

こんな優しさと温もりが溢れる世界でいますように~と心から思える作品たち。

その小世里さんのillstration展~わけあってあったまろう~と出会ってきました。
場所は南1西3のラ・ガレリアの5階にある さいとうギャラリー。

北海道新聞で毎週火曜日の朝刊で連載されている「キラリ!みつけた」の
イラストや、素敵なポストカード、カレンダーなどなど、ほんわか世界が
ギャラリーいっぱいに展示されていました。

イラストの雰囲気そのままの、優しい笑顔の小世里さんと再会できて
とても嬉しかったです。 皆さまもぜひ!明後日8日までですよー!!
(10時半~18時半・ 最終日は~17時)

もう一つ、お隣の大丸藤井セントラルにて、素敵な個展が開催中。
それは次回のレポートにて!

ロベール・ドアノーの世界に魅せられる~札幌芸術の森にて


先週の金曜日、緑あふれる札幌芸術の森美術館へと行ってきました。
この方もレポートしていましたが、「パリに恋して 生誕100年 ロベール・ドアノー展」の
世界と出会ってきました。

パリ周辺を舞台に数多くの傑作を生み出した写真家ロベール・ドアノー
(Robert Doisneau, 1912-1994)の回顧展。40万点以上あるネガから
200点を選んで今回展示展されているようです。

恥ずかしながら、この看板の写真は見たことがあっても、ロベール・ドアノー氏の
名前すら知らず、全くの予備知識なしに訪れた私。

ですが、戦争前、戦争中、そして戦後と激動の時代背景のなかで撮り続けた
写真を見ていくうちに、すっかりその世界に惹きこまれました。
後半の一部以外はモノクロ写真なのに、私の目には全てが映画のワンシーンの
ように見えました。情景、ストーリーを感じさせるんです。
アパートの管理人さんだったり、市場のおばちゃんだったり、通行人だったり~
日常の世界が、モノクロなのに色鮮やかに情景が浮かんできます。
その観察力がスゴイんです。たとえば裸の女性の絵を見ている男の人、
無関心を装う人、顔をしかめる夫人(の横で、盗み見してる旦那さん)・・・
喜劇映画のようで、思わず笑っちゃいました。

報道、広告、ファッション雑誌の写真、様々な分野で活躍されたロベール氏。
だからこそ見る人を意識した写真を撮っているんだなぁと実感しました。
だからこそ見る人の心がこんなに動かされるんだなって。

生涯「私は芸術家ではない」と言い続けたそうです。
壁に彼の言葉がところどころに書いてあるのですが、一番しびれた文章を
学芸員さんから鉛筆を借りて、持っていたレシートの裏に書き留めてきました(笑)

「私の写真は友人への贈り物だ。
写真を見て、私が撮影した時に心の中で微笑んだのと
同じように微笑んでもらえたら嬉しいのだ。
そんな贈り物を、私は与え続けたい。」

私が一番惹かれたのは~やっぱり子どもたちの世界。

これは、ロビーにある「リヴォリ通りのスモック姿の子供たち」(こちらのみ撮影OK)

売店にて、この作品とコラボしたJun's Lightさんのキャンドルと出会ったので
ちっちゃなエッフェル塔と一緒に記念に連れて帰りました。

そして、ロビーでは、もう一つの作品展が。

STVが募集していたカメラに恋して~キッズ写真の入賞作品が。
キッズやKissをテーマにした写真が並んでいて、どれも良かったですよ。

やっぱり私も写真が好きって思いながら、会場をあとにしたら~
緑がとっても眩しかったです。


空の青も!この自然溢れる芸術の森という景色のなかで、出会えた世界に
すごく心動かされた時間でした。

そして・・・夕方、延長保育のムスメを幼稚園に迎えに行き~
今の自分が最も撮ってて 面白くて、愛しい人 と再会。

ただただ楽しくて、ひたすらジャンプする人たち・・・
写真展にて感化されたうえでの写真かどうかはおいておいて~
今の彼らのパワーが溢れてて、自分では気に入っているのでした(笑)

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