札幌100マイル

~yukihana日記~

マイペースに過ごす日々のなかで、アンテナに引っかかったものを 気ままに紹介します。

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『sound of moere』タグの付いた投稿

ピアノの響きに身を委ねました~ Sound Of Moere -モエレのおと-


Facebookにて見つけた「Sound of moere~モエレのおと~」というイベント。
最近、ピアノに興味を示し始めたムスメと一緒に行ってみました。

真冬のモエレ沼公園、そのなかのガラスのピラミッド・・・実は、ムスメが歩き始めたのは
1歳3か月の2月。真冬の公園で雪遊びさせるのは早いし、その頃、良く車で訪れては
歩く練習をここでさせていたので、ある意味、夏より馴染み深く&思い出の場所。

午前中は晴れていたけど、だんだん天気が悪くなった日。
それでもピラミッドのなかにいると、外の世界とは別世界に。ガラスのうえに降り積もる
白い雪も不思議に温かさを感じさせます。そのなかで、美しい音色が響き渡りました。

ピアノの音に興味はあれど、何せオトナシク座ってられない5歳児。
というわけで、演奏者の工藤拓人さんや、他のお客様の迷惑にならないように
聴く場所を途中で移動(笑) 

工藤さんプロフィールを拝見すると、ムスメと同じ5歳からクラシックピアノをはじめ
北海道大学入学とともにジャズに傾倒、2009年7月に「サッポロ・シティ・ジャズ2009
パークジャズライブコンテスト」にて自己のバンド「工藤拓人ピアノトリオ」で
優勝し、カナダ・トロントジャズフェスティバルにまで出場されている華麗なる経歴!

ジャズバージョンの「上を向いて歩こう」などなど沁みました~
また、ここで一度やってみたかったという即興での曲も演奏してくださり
1時間弱の夢のような時間があっという間に過ぎました。


さて、このサインは~往年のピアニスト ヴィルヘルム・ケンプのもの。
こちらのピアノ、改修中の豊平館から借りているもので、来札したケンプが
練習で使用したという由緒あるピアノのようです。
グランドピアノとしては決して大きくはないのですが、音が良く響くピラミッド内だと
館内全体にその音色が響き渡っていました。

そして~改めて、生のピアノの音に触れて、あぁ、いいなーって実感。
自分が音楽を好きというキモチも思い出しました。
多分、それは我が家の5歳児にもちょっと通じた気がします。

今回はじめて知って訪れた「sound of moere~モエレのおと~」、
昨年の9月から6回にわたって無料コンサートを実施しているそうです。

そして~今週の土曜日、3月9日の15時からも開催されます!!
今度は工藤さんのピアノに加わり、古舘賢治さんのギターとのデュオが
楽しめるそうですよ。一体どんな世界が繰り広げられるのかしら~

春が来るのはもうちょっと先になりそうな3月のサッポロ。
冬のおわりのモエレ沼公園の世界と、こんなカタチで出会ってみるのも、おススメです!

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