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ジンギスカン博士に導かれて、久々のジンギスカン!
Posted by yukihana on 2012年11月15日(木) 11:36
少し時間がたってしまいましたが~11月1日の道新の朝刊と一緒に
面白い広告特集が。ジンギス刊、ジンギスカンをテーマにしたものでした。
様々な著名人のジンギスカンにまつわる思い出などの特別コラム(特に
南極料理人の西村さんの文章に惹かれました)も面白かったのですが、
メインはジンギスカン博士によるジンギスカンについてのあれこれ知識!
ジンギスカンの歴史、肉(マトンorラム)、鍋、タレなどなど、さまざまな角度に
スポットをあてて紹介した盛りだくさんの記事を、とっても楽しく読んだあと~
「久々に食べに行きたいっ」って思ったのでした(笑)
というわけで、週末その願いをかなえてきました。
訪れたのは、八紘学園にある「ツキサップじんぎすかんクラブ」さん。
こちらは北海道にて初めてジンギスカンをはじめた発祥の地といわれている
場所。創設者の栗林元二郎氏が満州から引き揚げ、会員制の「成吉思汗倶楽部」を
立ち上げたのがきっかけなんですって。
そんな背景を全く知らずに、前回訪れたのは、確か10年ほどまえ・・・
その頃は、新しくできたオシャレな店内での柔らかい生ラム&ちょっと甘めの
タレにはまっていたので、正直私にはちょっと~と思ったはずでした。
な、はずだったのですが~
オーダーした3人前のお肉を家族3人で完食してまいりました。
「あれ、こんなに美味しかったっけ?」と思ったのは、広告特集を見たあとだったかしら(笑)?
ちょっと辛めのタレも「辛い!」といやがるのではと心配した我が家の4歳児も、
焼いたお肉をタレの入った皿に入れてあげるたびに、ペロッと次から次へと
食べるので、まるでわんこそば状態(驚)塩むすびも、「ジンギスカンと合うー」と
嬉しそうに食べて、ニコニコでした。
それでも最後はさすがに「もう無理」となったところで、目の前の旦那が、
「やっぱりマトンのほうが絶対ウマイ!」と満足そうに平らげてくれました。
こちらのお店、モクモクな煙の中で、すごーく立派なワインセラーがあったり
チーズ盛り合わせなどのお酒のおつまみも豊富にあったのですが、
私たちが食後に選んだのは~黒板MENUにあって気になったこちら。
ブドウ3種食べ比べセット!こんなにオシャレに登場したことに驚きました。
そして期待以上に美味でした。八紘学園で収穫されたものなのかなぁ。
季節限定なのでしょうが、口の中がさっぱりして、大正解。おススメです!
今度は暖かい季節に、テラス席で味わいに行きたいなぁ。
さて、このお店に導いてくれたジンギスカン博士は、昨年の秋の出会い以来
お世話になってる作家&エッセイストの千石涼太郎先生でした。
3月にこちらでも紹介した
「口癖の心理学」の次の著書は
「治る患者学」と幅広く、
独特の切り口で、読者を
千石ワールドへと惹きつけて
くれました。そのほかにも
北海道にスポットをあてた
シリーズが有名なのですが~
この特集と同じ日に発売されたのがこちら。「北海道はじめて物語」
ジンギスカン発祥にふれているのはもちろんなのですが、様々なジャンルが
スポットをあてられていて、「へぇー、そうだったんだ!」と思わされるところがたくさん!
最初の章にて去年私も取材で訪れた「旧島松駅逓所」が取り上げられていたのも
嬉しかったです。あの取材にて、はじめて「大人になってから学ぶって面白い」と
強く思ったんですよね。また、ご一緒させていただいた石狩ツアーでの石狩鍋や
缶詰作りも懐かしく読ませていただきました。
ただ、観光地として成立しているところに楽しむだけではなく、その背景にある歴史や
文化を感じることが、更に面白さを増すということを、ここ何年かで実感している私には、
この本はまさにツボでした☆千石節ならではの軽快な語り口と、独特な見解に
「とっても読みやすくて、だけどじっくり読み返したい1冊!」って感じました。
さて、その千石先生のトークショー&サイン会が来週の金曜日、ステラプレイスの
三省堂書店にて行われるようですよ。ちょうど祝日にて、幼稚園が休みなので~
「ねぇ、サイン会って何するのー?」のオチビ連れで行かなくてはならないことに
躊躇してる私ですが(笑)ぜひぜひ、千石先生の生の姿に会いにいくことをおススメします。
石狩ツアー第2弾!?初めてのお茶会~主婦バスガイド花子さん宅にて~
Posted by yukihana on 2012年4月29日(日) 11:59
私にとって先週一番の特別だった日・・・
人生初のお茶会を体験しました。
メンバーは昨年9月の石狩ツアーにて、石狩鍋を一緒に囲んだ4名。
そう、お店の前ですっ転んで泥だらけになった私を優しく
なぐさめてくれたBIGな方たち~作家の千石涼太郎先生、プロ並みな
写真と文章力のBlackberry2さんを乗せて、石狩の主婦ガイド花子さんの
お宅へ行き、ランチをいただき、ご自宅にある茶室にて、
お抹茶を立てていただくという一大イベント~
石狩を歩きながら、「今度我が家でお茶会しましょ。yukihanaさん、
先生を連れてきてね」と可愛くおっしゃられたときには、まさか
それが現実になるとは~当日、お二人を乗せて、まんまと石狩の
住宅街を迷ってぐるぐるしながら、花子さん宅にたどり着いたあとも
何度か「これって現実?」と思った一日でした。
千石先生との待ち合わせ時間11時半頃に「さっきパジャマから着替えたわ、
くれぐれも12時前には着いちゃ駄目よ!」と念をおされていましたが~
到着したときには、キレイに片付けられたお部屋のテーブルに
様々なご馳走が並んでいました。
自家製ミートソースパスタ、サンマの煮付け、切干大根の煮物、
ポテトサラダ、春巻き、黒千石ご飯・・・想像以上の品数に驚きと感動が。
「あたし、本当に料理は自信ないのよ~」とおっしゃっていましたが
どれを食べても、温かい家庭を思わせるホッとする味。
特にミートソース、今度作り方を教えてくださいねっ!
お茶2名とビール2名で乾杯し、良く食べ、良く笑い、半年ぶりとは
思えないほど、様々な話で良い時間が流れていました。
私にとっては年上の3人のどんな話も未知の世界で、刺激的。
大人しく聞き役に徹していました~(っていうのは大嘘です)
「お酒は、ちょっとしか飲めないのよ」とおっしゃってた花子さんが
千石先生と美味しそうにビールを飲んで「昔、酔っ払って一晩中
ソーラン節を踊ったことがあるの」という武勇伝を披露したときには
びっくり。頭のなかで、その姿がぐるぐるまわったのでした(笑)
けっこうな量を飲んでいたはずなのに、「そろそろお茶の時間に
しましょうか」と席を立って、お茶室に向かった花子さん。
そこから別人に変身されたのでした~
さて、茶道の知識も経験もなければ、正座でいつづけることにも無理ですと
言っていた私。「お茶会ごっこだから気にしなくていい」と言われて
いましたが、花子さんのブログで、この日のために、お抹茶を購入したり
お舅さままで登場し、釜の準備をされたりしている光景を知り、
当日になって自宅で「はじめてのお茶会~作法HOME」というページを
開き~5分後、頭がくらくらして、ため息をついて閉じました。
最初の最初で挫折です。「これだけは用意しましょう、扇子、懐紙、楊枝」
えーっと・・・懐紙って何ですか?
こちらです。なんと京都御所で購入したという高貴な逸品・・・ひぃ・・・
誰もそんなものを用意していないでしょうとお見通しな花子さん、
ニッコリと差し出してくださいました。
茶室に入室し(入り方にも作法があり~しかも表と裏やら何やらで
全て作法が違う)千石先生を先頭に(正客というんですって)
私、blackberry2さん(こちらは末客というんですって)の順番で
並んで座りました。何とお母さまがお茶の先生だったという驚くべき
経歴を持つ千石先生があぐらで座られたことに一安心(笑)
歩き方も着物姿のときのように変わって、美しい動きで準備を
されている花子さんとお部屋のあちこちに見とれます。
春を喜ぶ短冊まで飾られていました。桃と春風だけは読めました~
お抹茶のまえに登場したのは茶菓子。虎屋の「御代の桜」という最中。
懐紙に引き続き、茶菓子も高貴な逸品。一同、一口食べて「美味しい!」
本当はお茶のまえに全て食べなくてはならないのですが、どうせなら
お抹茶と一緒に味わいたいよねと、一口残して懐紙のうえに置きました。
(呆れてる人、ごめんなさい。花子さんに許していただきました!)
さて、いよいよ抹茶をたてていただきます。
流れるような動作の花子さま~
す、すてきー。この方は一体何足ものワラジを持っていらっしゃるのでしょう。
何一つ芸を持っていない私は、ただただ見とれるばかり。
最初は千石先生から。この空間にいるあいだに色々思い出してきた!と
おっしゃってた先生。実は知ってらっしゃる感じ。何より知識量が
多方面にわたって半端ないんですもの。
私とblackberry2さんは、お二人に動きを教えていただきながら
味わうことができました。お抹茶を一口飲み、「けっこうなお手前で」と
いうところを「美味しい!」と言ったり、しっかりお茶のあとに
最中を味わって幸せ気分になったりと、かなり自由でしたが(笑)
一つひとつの動作に意味があり、おもてなしに通じること、
相手に敬意を示すこと、季節を愛でる心、出かける前に
パソコンの前で斜め読みした情報とは別に、すーっと入ってくるものが
ありました(とはいえ、覚えたのかと聞かれれば、ゴメンナサイですが)
茶道はいいわよー。全てに通じるから、と花子さん。穏やかな気持ちに
なれるしね、と。
習ってみたい!という気持ちになりかけましたが、終了と同時に
足のシビレも襲ってきて~その場で必死に足踏み。
千石先生に「ここにペンギンがいるよ」と笑われました。
まず、ここからですわ~
その後、心地よい天気のなか、石狩の住宅街をお散歩して~
再度ご自宅にて、お茶タイム。ってか、相当な量を食べていますが…
blackberry2さん持参の「北かり・桜味」&南平岸の福屋本舗で
購入した今年初の柏餅と~
このときに購入した楼蘭の中国茶「八宝茶」を味わいながら
最後までゆったりと楽しい時間を過ごすことができました。
花子さん、本当にたくさんご馳走さまでした。
メンバーを思い浮かべながら用意してくださった心に感謝します。
そして千石先生、blackberry2さん、いつでも運転手になりますので
またの機会を心待ちにしております。「千石村」の話の続きは、また次回に!
思い当たること多し~千石涼太郎先生の新刊「口癖の心理学」~
Posted by yukihana on 2012年3月7日(水) 20:47
先日、外食した際に、背中(仕切り有り)越しの女性グループが
「かわいい~」を連発。「10分間のうちに30回は言ってるぞ」と、
旦那が突っ込んでました。
私の頭に浮かんだのは~こちらの本。
女性が使う「かわいい!」は本当にかわいいという意味なのか?
さすがです、先生・・・そう、こちらの本は先月末に出た千石涼太郎先生の
新刊。主婦バスガイド花子さんに誘っていただいた昨年の石狩ツアーにて
一日、石狩の魅力溢れるスポットをご一緒させていただきました。
最初は緊張でガチガチでしたが、先生のユーモア溢れるお話や、優しい人柄に
ふれて、すっかりリラックスして楽しませていただきました(ってか、石狩浜にて
先生の真後ろですっ転んだ瞬間から、何かが吹っ切れたのもありますが)
あのイベントをきっかけにfacebookやmixiでも交流させていただいていましたが
先日久しぶりにリアルに先生と会えるチャンスが。
3月3日、三省堂書店さんにて開催された新刊記念サイン会です。
先生との出会いのきっかけを作ってくださった花子さん、そして
「サイン会ってなにー?サイン会ってなにするの?」と大きな声で言うムスメとともに
列に並んでいましたが~目の前の花子さんの番になると~当たり前のように
トコトコついていったムスメ。呼び戻そうとしても振り返らず・・・あわわわ・・・
ちゃっかり記念写真まで撮ってもらって満足そう(本当にごめんなさい!)
ズルイ!と思っていたら、書店の方が撮ってくださったのを後日先生から送って
いただけました。(もっとちゃんとした格好で行くべきだったと後悔)
こちらの本、日常、まわりにいる色んな人に当てはまることができますよと
なってますが~ワタクシ、自分にも思い当たる節が色々ありました。
まずは前職のロープレにて「とりあえず」を連発してると突っ込まれましたが~
「とりあえず」連発の人は、何事も真剣に考えない人~うっ。
更に 「とにかく」を言う人は結論を焦っている? うっ。
子育て真っ最中の今の自分に響いたのは
「人の気持ちを考えなさい」という人は、「オレの気持ちを考えろ」が本音の人。
先生も、相手の立場になって考えることの重要性は、子育てや教育の必須項目と
おっしゃってますが、最近、これを連発してました。そして、これを言いつつ、
母の気持ちやら立場を押し付けてることも多々あり~かも。
今は「わかった」と素直に納得してくれる4歳児ですが、近い将来、微妙な
母の身勝手な本音を読み取りそうな予感大・・・ちゃーんと自問自答してからに
しなくっちゃ(汗)
ただ、この本、口癖だけではなく、メールの文面や文章の本音も追求しており~
あんまり深く読みすぎると、あわわわ~と、どうしたら良いか分からなくなり。
実際にサイン会のあとに、スピーチしていらっしゃった こちらの方も
「え~あの~」とか言いそうになるのをこらえていらっしゃるそうです(笑)
そんなことをニコニコしながら打ち明けてしまうところも魅力的。
「この本を買ったら、いろんな人が幸せになるから、悪いことは言わないから
買って広めてください」・・・だそうです。
3月5日に、HTBのイチオシ!にて、こちらの本が特集に。
スタジオ内の方の口癖の回数まで突っ込まれて、タジタジになってる方が
いらっしゃいましたが~
「この人、知ってるー。この本持ってるー。」と幼稚園帰りのムスメは大興奮。
まだ漢字いっぱいの本は読めませんが~
「わらったおかおが やさしくて、すてきー」と仰せになった4歳児に母は
タジタジなのでした。