札幌100マイル

~yukihana日記~

マイペースに過ごす日々のなかで、アンテナに引っかかったものを 気ままに紹介します。

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2011年11月04日 の投稿一覧

小樽カメラ散歩 その3~南小樽 いろは編~

伊藤整文学碑をあとにして、次のポイントへ~
ここからは、決めてないので気分次第(笑)

お昼時ではあるけれど、クロワッサンが効いているので
「あっさり系で」と意見が一致。
持参していた「HO」をペラペラめくり、「ここっ!」と決めて出発~
辿りつくまで通り過ぎる狭い道を、助手席で「あ、ここ歩いた」
「ここ知ってる」と呟く花子さん。すごいなぁ。確かに歩かないと
見えない場所がたくさんある。今度はてくてく歩いてみたいです。
(ただ、小樽はホントに坂だらけ。冬は歩くの大変そう…)

辿りついたのは、南小樽駅のそばにあるお蕎麦屋「いろは」さん。

一歩店内に入るとタイムスリップした気分。そして、どこを
どう撮っても絵になる空間。




さて、ここで出会えるお蕎麦とは~わくわくする二人。
20111104-12.JPG
すごーくすごーく迷ったすえに選んだのは、冷たいお蕎麦で若どり。
田舎か更科も迷ったけど、久々に田舎をセレクト。
これが、ものすごくヒットでした。
20111104-13.JPG
温かいつゆに地鶏の旨みがじゅわっと出たかえし。濃い目ですが、
黒く光ったこの麺にからめて食べるとホントに美味しかった!!
コシがしっかりしてて、風味も豊か、お蕎麦の美味しさを実感しました。
もりそばを頼んだ花子さんと二人で「美味しい!」と絶賛しながら
夢中で完食!田舎蕎麦、はまりそう~

こんなに素敵なお店があったのね、と嬉しい出会いでした。
ランチタイムには、珈琲、紅茶、オレンジジュースがフリードリンクな
ことにもびっくり。

蕎麦湯もホントに美味しくて、おかわりした私たち(笑)

とても満たされた思いでお店を出ると、ちょうどJRが高架の上を
走っていました。そう、店内で時々聞こえるJRの音がBGMのようで
それがあの雰囲気にとっても合っていました。
20111104-14.JPG
元は、「北海道織物株式会社」の社屋だったそうで、昭和初期に
建てられたものだそう。小樽らしい素敵なお店に出会えて良かった!
オススメです。ぜひ出会ってみてください。

小樽カメラ散歩 その2 ~伊藤整の文学碑~


忍路から小樽市街へと車を走らせる途中~
「あ、伊藤整の文学碑を一度見ておきたかったの」と花子さん。

イトウセイ??

小樽ゆかりの文学者さまの名前を知らぬ私。
小林多喜二の後輩で、小樽商科大学を出ているのよ。
チャタレイ夫人の恋人で裁判沙汰になって・・・

説明してくださる花子さんを尊敬の眼差しで見つめました。

ゴロタの丘というところを上がって出会った文学碑。
何故、ゴロタ??

帰宅して伊藤整を調べると~
「雪明りの路」とは、彼の処女作(詩集)の名前だったのですね・・・

それにしても、この年からでも学ぶことはいっぱいあり~
一夜漬けで大学の単位をとってた私は、教わっても次から次へと
抜けちゃう人なのですが~ それでも改めて知ると面白いなぁ。


私は浪の音を守唄にして眠る~最初の一文が印象的です。
この日、ここからの眺める海は、凪いでいて、空と海は青く、そして

一本の銀杏の木が金色に輝いていて、とても美しかったです。

自分だけじゃ、きっと、この先ずっと上がってこなかった坂を
あがって、知らない世界を見せてくれた花子さんに感謝です。

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