札幌100マイル

め・ぐすた~

“Me gusta~”=スペイン語で「~が好き!」 さて、今日のお気に入りはなにかな?

2012年05月 の投稿一覧

出雲市の山頭火&餃子屋~山陰旅⑧

神々の住まうまち、出雲市駅は、出雲大社を模したつくりで、  駅構内には陶器でつくられた「大蛇退治」という作品が展示されていて、  旅情をかきたてられる。      出雲市の駅前に飲食店が集まっているようだが、  決して数は多くない。    その中から、2軒ご紹介。      

    まずは、  山頭火  (ラーメン屋ではない・笑)  という居酒屋。  

  「石見銀山」「出雲富士」と、いかにもそれらしい名前の地酒をいただく。      酒の肴に、まずは、あぶり板わかめ。  パリパリでおやつのように食べられる。      のどぐろ一夜干し。1,200円もする割には、思ったより小さい魚だった。。。  そして、スズキ、アオリイカ、ワカナが入った「日本海まるごと海鮮サラダ」。      本格手作り奥出雲の天然豆腐の冷奴。  ホクホクじゃが芋明太マヨネーズ。        

    そして、もう一店舗。  隠れ家のように  ひっそり佇むのは、  プレハブづくりの小さなお店、  餃子の店「餃子屋」。  {名前がストレートすぎる(笑)   言葉がカブってないか(笑)  

ここの餃子はめっちゃ美味い。  中国系の女将がつくる餃子は、味付けが濃いので、  しょうゆなど一切つけずにそのまま食べられる。  肉汁がたっぷりのジューシーな味わい。    これはオススメな一品です。  

松江城と小泉八雲とギャートルズ~山陰旅⑦

松江は3度目の訪問だが、美しい城下町が残っており、好きな街のひとつ。  20120521-16.jpg  20120521-17.jpg  やっぱり移動には情緒あふれる小舟での  堀川めぐりがオススメ。    ユニークなのは、いくつかの橋をくぐるとき、橋げたが低いため、  船の屋根を下げなくてはならないということ。  乗船している人たちも屋根に合わせて、  思いっきり上体をかがめなくてはならない。  

20120521-18.jpg20120521-19.jpg  しばらくすると、松江城が見えてくる。  なんともいい景色。ここで下船。  20120521-20.jpg20120521-23.jpg    松江城は昔のままで天守閣が現存する12城のひとつ。    口調もしぐさも完全に「なりきり」の武将が出迎え。  20120521-21.jpg20120521-22.jpg  木造の内部は急な階段で5層5階建てになっており、さまざまな展示がなされている。      天守閣から松江市内および宍道湖を望む。        松江の有名人といえば、文豪の小泉八雲。  あの「耳なし芳一」などを書いたことで有名。  旧居は公開されており、足を踏み入れると、そこから見える景色などから、  日本を愛していたことが伝わってくる。  20120521-24.jpg20120521-25.jpg  でも、実際に松江にいたのは、たったの1年3カ月・・・(苦笑)  20120521-26.jpg      あー、そうそう。松江駅のすぐ隣のビル前にこんなブロンズ像が。  20120521-28.jpg  はじめ人間ギャートルズだぁ~!  20120521-27.jpg  作者であるマンガ家 園山俊二 氏は松江出身らしい。

松江おでん、トビウオ、猛者エビなど山陰名物づくしの居酒屋~山陰旅⑥

    山陰名物を多く取り扱っている  居酒屋はないかと、  探した結果、  松江駅からほど近くに  見つけた 山陰漁酒場 丸善水産。    ここでしか食べられないような  ものを中心に注文。  

  松江おでんは、あご(トビウオ)で摂った出汁に  鶏ガラを加えたものをベースに、  珍しいあっさり塩味仕立てに仕上げてある。    春菊、黒田セリといった葉物に、岩海苔と白胡麻を盛り、  磯の香りを演出している。  お好みで柚子こしょうをつけて食べると、う~ん美味い!      隠岐の島天(あらめ、バイ貝)  なんだかよくわからなかったけど、郷土料理っぽいネーミングだったので注文(笑)  要はさつま揚げのよう。  海藻のあらめも、バイ貝も隠岐の島の産物らしい。    後方は、宍道湖産のしじみ汁。  でも、実はしじみはチマチマしてるのでそんなに好んでは食べない (^_^;)      刺身も、このあたりの名物をチョイス。  あご(トビウオ)と、猛者エビ(どろエビ)。甘味があってイイ。        箱寿司もこのあたりの名物。  焼きさば寿司は手頃サイズでうまっ!        隠岐海士町ブランド岩牡蠣「春香」  これで「中」サイズなので、「大」を頼んだらどれだけ肉厚なのか!      それから、このお店のウリのひとつが天ぷら。  個別にひとつずつオーダーできるのがウレシイ。  揚げたて天ぷらが食べられる。        もちろん、地酒も。  名前から入った(笑) 「李白 やまたのおろち」    超辛口「特別純米」とあったけど、それほど辛口ではなく  まったりした中にもピリッと辛さがあるくらいで、飲みやすい。      こちらは、松江産の山田錦を使用した純米酒「松江づくし」。  ちょっと甘め。  題字は、松江を代表する文豪、小泉八雲の曾孫、小泉凡 氏によるもの。      松江をたらふく飲食しつくした夜でした(^^♪

松江宍道湖畔で鯛めし~山陰旅⑤

島根県の県庁所在地といえば、松江市。    松江の伝統的な名物といえば、鯛めしが挙げられる。    鯛めしといえば、島崎藤村、与謝野寛・晶子夫妻など、  数多くの文人が訪れた「皆美館」。    松江藩七代藩主であった松平不昧公が西欧料理をアレンジしたのが原点。  皆美の鯛めしは、それをヒントに家伝料理として考案した「御殿料理」だそう。    高級旅館のたたずまいの門をくぐり、フロントを抜けると、  宍道湖と白砂青松の庭園を眺めながら、食すことができるレストランがある。      御膳にすると、どんどんレベルも値段も上がっていくので、  一番安い「鯛めし」1,680円にした。    それでも、これだけの立派な御膳状態。      鯛はそぼろになっており、ほかに、玉子の白身、黄身、  おろし大根、山椒、ネギ、海苔をご飯に載せる。      それを特製のだしをかけて、食べるというもの。    鯛茶漬けを高級っぽく食べてみました、と言ってしまえば、  身も蓋もないが、薄味で上品な味わい。  雰囲気と作法も相乗効果となり、結果として美味いってこと(笑)  

道の駅ロード銀山の箱寿司〜山陰旅④

道の駅ロード銀山で、名物の箱寿司を食べた。    石見銀山が徳川幕府の天領として栄えた頃に、  江戸からきた代官などが、  江戸の味や風習を懐かしんでつくったのが始まりだそう。    酢飯に、かんぴょう、シイタケ、人参、油揚げなどがサンドされ、錦糸卵をトッピング。    ん?要はちらし寿司?    もっとギュッと固まっているのかと思いきや、  意外とボロボロ柔らかくて、箸じゃないと食べられない(汗)  こういうものなのか、押しが甘いのか?    ま、普通に美味かったけどね。  

ひかわご縁バーガーと稲佐の浜の夕陽〜山陰旅③

20120520-17.jpg    出雲縁結び空港  (いつからこんな名前になったの・笑)  から車で10分もかからないところに、  道の駅湯の川がある。  

    ここでしか売っていないご当地バーガーが、ひかわご縁バーガー。    斐川町産のトマト、タマネギ、トマトソースなどをハート型のパンに挟み込み、  甘酸っぱい「恋愛の味」がする(笑)  20120520-18.jpg20120520-19.jpg  このエリアは神話と縁結びがウリなので、  この形はまさにピッタリ。  味に特徴はないけど、そんなことはどーでもいい。      ちなみに、そんなものを頬張りながら、レンタカーで向かった先は、この夕陽(笑)  20120520-21.jpg  稲佐の浜は、この弁天島が非常に素晴らしいアクセントとなって、  美しい画にしてくれる。  20120520-20.jpg  20120520-22.jpg      そして、車をさらに日御碕へと進めていく。  20120520-23.jpg    石積みとしては高さ日本一の出雲日御碕灯台に到着。  デジタル処理の妙ってやつで、日没後に撮った画像も、  十分明るくすることができた(笑)  灯台は予想をいい意味で裏切ってくれて、かなりの迫力で見ごたえあり。  20120520-24.jpg  20120520-25.jpg    そして、それが立つ絶壁や  レッドキングの皮膚のような  この奇岩が完全にツボ!    さらには、  深い蒼色の美しさと  荒々しい日本海に  魅了されっぱなし。  

出雲手打ち 献上そば羽根屋本店〜山陰旅②

    出雲市駅から昔懐かしい  アーケードを抜けていくと、  献上そば羽根屋本店がある。  

  このお店がスゴイのは、  江戸時代末期創業の歴史あるそば屋  というだけではなく、  大正天皇、昭和天皇に献上した出雲そばが食べられる。  まさに献上そば!  20120520-14.jpg      割子3段定食を注文した。  20120520-15.jpg  細切りの手打ちは食べやすいし美味い。  20120520-16.jpg  日替わりご飯、味噌汁、おかず、香の物付きで、十分お腹が満たされる。          でも、平日とはいえ、昼どきにお客よりスタッフのほうが多いのは、  ちょっと寂しいかな…  20120520-12.jpg  20120520-13.jpg  

松江・風流堂の抹茶ソフトクリーム〜山陰旅①

北海道を離れて、山陰地方へ旅に出たので、  しばらく番外編続きますが、ご了承を!        島根県松江市の老舗・風流堂には、  創作的な気品あふれる  和菓子がたくさん。    とりあえず気になったのが、  その場で食べられるもの。    抹茶ソフトクリームです(^ ^)  

  形はとても悪く、見た目に滑らかさがないため、  えーッ失敗したかぁ、と思ったのですが、  一口食べて不安払拭。    すごく口当たりは滑らかで、  抹茶の濃厚な味わいが広がります。  さすがは老舗!  

ド派手にニュージーランド「ホーキーポーキーアイス」

JR稲積公園駅の近く、手稲警察署のすぐ横にある小さな小屋。  以前から気にはなっていたが、ふらり立ち寄ってみた。    ただのソフトクリーム屋さんではない!!!  「ニュージーランドカフェ・キオラ」というお店で、  珍しいニュージーランドのアイスクリームをウリにしている。    店内は小さなテーブルやカウンターがあるので、中で食べることもできる。  オーダーは、窓口前にある用紙から該当するもの(フード、アイスなど)を取り出す。      アイスのオーダー表はご覧の通り。  入れ物、アイス、トッピングのフルーツ、ソースをチョイスすると、  一人で切り盛りしている人のよさそうな店主が、  お好みの組み合わせに仕上げてくれる。        アイスは、やっぱりせっかくだから、  ニュージーランドの「ホーキーポーキー」。  砂糖や蜂蜜を火にかけ、ベーキングパウダー加えた後、  飴状になるまで練ってアイスクリームに混ぜ合わせている。  だから、甘ったるい美味しさ。      一番インパクトがありそうなトッピングは、これ!  「m&m's+プリッツェル」は見た目の派手さとともに、  甘ったるいアイスの口直し的にプリッツェルを口に入れていくといい(笑)        「マンゴー」は、こんなにもマンゴーだらけ(笑)  食べ応えあるねー。        「白玉+あんこ」も、ネックレスのように白玉たちが贅沢に飾られている。    コーンもスゴクオイシイ。    オーダーでのワクワク感、印象的な見た目の華やかさ、  圧倒的なボリューム感、そして美味さ(甘ったるいのが好きならばね)を味わって、  どの組み合わせでも350円というのは、コスパ高し!

ラ・サンテで旬のミルクラム&ホワイトアスパラ

  東京から、社会人のイロハを叩き込まれた  前職の元上司が久しぶりに札幌に来るというので、  ラ・サンテで食事をとることにしました。    結構ラフで失礼な態度をとることが多い自分としては、  おそらく、唯一畏敬の念を持って、  背筋をピンと伸ばして接する方ですね(笑)  ちょうど20年経った今でも。    高橋シェフには、北海道の旬の味覚を  いろいろな形で堪能できるコースを  おまかせでご用意いただきました。  

      まずは、ホワイトアスパラのスープとクミン風味のトースト  いきなり旬のホワイトアスパラ登場!いい風味で濃厚なスープです。    ワインはもちろん道産を味わっていただかなくては!  クリサワブラン2010をチョイス。  ゲヴュルツトラミナー、ピノグリ、ケルナー、シルヴァーナ、シャルドネを  ブレンドした甘めで飲みやすい白ワインですね。      続いては、HBC「グッチーの今日ドキッ!」の1コーナー「どっちを食べたいでSHOW」で、  カプリカプリ塚本シェフとシェフズキッチン対決した、  あの料理を再現してくれました!  ズワイ蟹と帆立貝のタルタル ホワイトアスパラのピクルス添え    海明け毛蟹ではなく、ズワイ蟹を使っての再現ですが、  食べられてスゴクうれしいです。  タルタルの美味さはもちろんですが、  見た目の美しさもまた美味しかったです。  旬のホワイトアスパラはピクルスで再登場。これも美味。      お次のホワイトアスパラの調理方法はというと、  笹で包んだホワイトアスパラの塩釜焼き!  高橋シェフが目の前で写真タイムを提供してくれました(笑)  塩を割って顔を覗かせたのは・・・    チラッ(^^♪     改めて盛り付けしていただいたホワイトアスパラ。  これ、当たり前ですが、絶品です!  幼い時に缶詰を食べて嫌いだったホワイトアスパラですが、  きちんと調理されたものを食べて価値観が180度変わりました食材ですね。  歯ごたえしっかり、香りもしっかり。  ホントにこれを食べたくてこの時期に本州から  わざわざ来る方々がいる理由がわかりますね。          そして、ワインは2本目に突入。  赤ワインにチェンジしようと、  マダムからオススメいただいた道産ワインはこれ。  ヨイチ ノボリ パストゥグラン。    「ツヴァイ」が持つ魅惑的なブラックチェリーと  ピノ・ノワールが持つイチゴの香りの絶妙なバランスが  ある優しい口当たりのナチュラルワインです。  (ネットからフレーズ引用)    自分では美味しさを表現できないので(笑)  

    いよいよメインです。  (って、もうこれでもかぁってくらいメイン三昧な感じですが)  足寄・石田めん羊牧場の羊料理を2種類食べ比べです。  まずは、70日のミルクラムのロースト  ひと切れひと切れ、異なる部位を味わうことができます。    なんとなくこれをいただくときは、  命をいただくありがたみをヒシヒシと感じてしまいます。生後70日ですから。。。  すごくやさしいふわぁとしたミルキーな味わいです。  この時期に数頭しか入荷されないミルクラムをいただけるなんて、貴重。      これも味覚の前に、視覚でヤラれた一品。  2週間熟成の2歳のマトンのロースト    こちらもそれぞれ違う部位。細やかな配慮が感じられる提供ですね。  肉は柔らかいのに、しっかりしている絶品です。  グリーンアスパラと紫じゃがいもウレシイ付け合わせ。      デザートは5種類からチョイスできたので、それぞれ別のものを。  こちらは、イチゴのミルフィーユ      こちらは見た目が華やかでワクワクしますね。  グレープフルーツとイチゴのスープ 焼きメレンゲのアイスクリーム添え          最後に、  お茶菓子とハーブティーを  いただき、  楽しく美味しいひと時の  余韻にひたりながら、  会話に花を咲かせました。  

  高橋シェフ、最高のおもてなし、ありがとうございました。

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