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Keの日Hareの日

日々のあれこれ気まま投稿。yay!

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『映画』カテゴリーの投稿一覧

OUR BLUEBERRY NIGHTS

昨日 観に行ってきました
前売りを買っておいた 『マイ ブルーベリー ナイツ』
ブルーベリー色のシャツを着て(偶然)。

       

映画館ではビールを飲みながらの鑑賞。
劇中のノラ・ジョーンズがビール瓶を口に運ぶシーンと
自分がビールを飲む動作が一致した瞬間があり
可笑しくて ひとりくすり笑い

映画は・・・
スローモーション、ストップモーションの多用がウォン・カーウァイらしい。
この人の映画を観たあと ほろ酔い気分になるのは このせいかも

ブルーベリーパイ、美味しそうに見えました。
ただ、ノラ・ジョーンズがあまり美味しそうに食べていなかったのはあるかも^^;
「美味しいのに売れ残る」と思っているのは実は店主のジュード・ロウだけで
お人好しのノラがいつも食べてあげてたのだったり・・・。

「人が残していくものは 思い出と 食べたものの記録」なんて台詞
ここのブログとリンクしていませんか?穿ちすぎ?

思い出をとっておく行為と それを捨てて先へ進む行為
について描かれた映画です。




買いましたよ グランドホテル NODE43°のブルーベリーパイ

           

  タリーズのアメリカーノと共に

車中でいただきました(笑)。
うん、甘い^^
ブルーベリーより 中のアーモンドプードル風味の生地が勝ってます
パイ部分はサクサク。


こういう思い出が しばし その人をかたちづくっていくんですね。

TV父さん 春の宵

春。
TV父さんも美しく輝き
私を大通→すすきの方面へと誘う
 
      20080403-00.jpg

     が

最近の私は 家に直行・・・。

引越しを控え 軍資金がないというのもありますが
仕事がハードになってきたため 体力的に無理がきかないようなのです。

なのでせめて彼の艶姿?だけでも。


6日ぶりの休みの今日は 1日中 家にいると決め、
母宛のポストカードに引越しお知らせを書いて
映画のDVDを観てました。

      


『マイ ブルーベリー ナイツ』を観に行く前の予・復習じゃないけど
ウォン・カーウァイ監督作品 『2046』を。
前に1度観ているのですがww

フェイ・ウォン 可愛い~
監督はなんというか 酔わせる映画を撮りますね、この人。


もう1本 打って変わって未来派ムービー(笑)『ウルトラヴァイオレット』
これはストーリーがどうのというより アクションと画を楽しみましょう。
映像処理がきれい 色彩バランスも素晴らしい。
ミラ・ジョヴォビッチのメイクの色が、
衣装と背景に合わせて ちゃんと変わっている!
こういうところにまで 美的センスがあるのはすごいわ。


4月は多分 家メシ&DVDネタ

      

              で

5月は実家ネタと            コイツ↓のネタに集中するでしょう・・・。

 20080403-04.jpg


      そんなしあわせも あり、ですか(笑)

イギリスといえばジン気分

映画『マッチポイント』をDVDで観た時の感想。
監督はウッディ・アレン。


主演女優のスカーレット・ヨハンソンは美味しそうだった~
私の好みのタイプとは違うけど、こりゃ男だったら確かに食べてみたいと思うだろう。
「私は特別なの。男は夢中になるわ。それに決して後悔させない」
なんて台詞を彼女に言わせたW・アレンもすごいが・・・。


W・アレンの映画は昔にも観た筈なのだが記憶がおぼろげ。
今回の映画は舞台がイギリス。
どうしてだかイギリスが舞台の映画を観てるとジンが飲みたくなる私
(『クローサー』 を観た時も同様)。
今回も咽喉が疼いてしょうがなかった(笑)。
映画は「運」がテーマ。
主人公があれよあれよという間に道を踏み外していって、
でも最後は主人公の言うとおり「人生なんて運次第」で終わるのだ。
これを今の音楽で飾ったら、
すっごく嫌味で後味悪いピカレスクロマンになっただろうところを、
オペラをバックにしたことで「人間の業の深さ」という憐れみエッセンスを加味して救われた。錯覚の勝利だ。

しかし裕福な生活を捨てられなくて殺人を犯す主人公も
子供が出来たと泣いて騒ぐ愛人も
子供が出来ないと旦那にプレッシャーかける妻も
みんな自立が出来ていないってことなのねと評すると
後味はやっぱりブルー・・・。
救いはやっぱり、スカーレットの夢のような色気。
もう、これだけを堪能していただきたい。


あ、ジン飲むの忘れてた(笑)。

   20080305-00.jpg←この子は、ここ2~3年の私のお気に入り♪

ワインの世界、日本酒の道~モンドヴィーノを観て~

気になっていた映画 『モンドヴィーノ』 をやっと観る。

お酒や料理が絡む映画はチェックしているが、
これはドキュメンタリーなのでちょっと敬遠していた。
内容は、ワイン業界におけるローカリズムとグローバリズムの対立。
ワイン批評家達の点数でワインの値段が決まるようになり、
新世界に活路を求めてワイン業者が進出して久しい昨今。
ちょっと前の日本酒の“吟醸ブーム”と現在の海外進出に似ていなくもない。

生き残る為に様々な可能性を求めるのは、悪いことではないとは思う。
問題は、やり方と退き際であろう。
物事が暴走しだす前に、ブレーキをかけられる理性があるかどうかだ。

なんてことを偉そうに書いている私は、
酒においては批評家でも賛美者でもなく、
ただの快楽主義者でありたいとだけ願っている。
人生の彩りに酒は存在する。
眼を閉じ、耳を塞ぎ、ただ黙って味わうならば、
酒は真実のみを教えてくれる。
それでいいはずだ。


『世界でいちばん贅沢な生活』なるものも読んでみた。
ブルゴーニュのワイン農家に嫁いだ日本人女性の日記。
いろんな人生がある。
ちなみに私は“しあわせ”や“贅沢”なるものに一番も二番もないと思っているクチだ。

            


・・・・・ですよねぇ(笑)。

幸せになるために生きている~『父と暮せば』atちえりあ~

うちの近所のちえりあで、
無料映画上映会があると知り、観に行ってきました。

        
            
                ちえりあのチラシより。

9:30の開場に間に合うように行ったのに、会場はほぼ満員。
そして来場者の年齢層が高いのにびっくり・・・(平日の午前ということもあるか・・・)。

井上ひさしの戯曲が元らしいですね。
なるほど、映画は原田芳雄と宮沢りえの二人芝居です
(浅野忠信は刺身のツマ的扱い・・・)。
原田芳雄は声がいいし、台詞回しもうまい。
宮沢りえは、「意思のある演技をする人だなぁ」と思いました。


原爆で生き残ったことに後ろめたさを感じ、
自分が幸せになってはいけないと、頑なに思う主人公(宮沢)。
こういう背景がなくても、
「誰かの代わりに幸せになんかなれない」と思ってしまうのは、切ないですね。

不幸せに限りがないなら
幸せだって、そうであるはず。
幸せになるのに順番なんてない。
理想のかたちもあるわけがない。
あると思うから、人を羨み、妬み、卑屈になり、また居丈高になる。

だけど幸せは、自由な生きものだから。
数えることなど出来なければ、器に入るものでもないから。
なにか不思議な力に護られながらも、
自分で見つけるものでしかないのです。

今ここに、生きていることになんらかの意味がある。
幸せの波紋は多分、そこを中心に広がってゆくのでしょう。


私は幸せだなぁと思います。

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