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サッポロ・ミツバチ・プロジェクト採蜜体験

去る7/9(土)、サッポロ・ミツバチ・プロジェクトのワークショップに参加しました。
サッポロ・ミツバチ・プロジェクトは、東京・銀座で発足した、
銀座ミツバチプロジェクトの、いわば札幌版です。

今回のワークショップの内容は、某ビルの一室にて、
ミツバチと、このプロジェクトについてのスライドトークと、
別ビル屋上に移動しての、採蜜体験です。
お子さん連れのお母さんも、結構いらっしゃいましたよ。
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ミツバチは環境生物で、その数で自然の豊かさをはかれるといいます。
ミツバチが飛べる札幌にすることは、
即ち、札幌を緑豊かな街にしていこう、ということにつながるのだそうです。
「札幌は緑豊かな街」というイメージが強いと思いますが
(私もそのイメージを抱いていましたが)、
実は、東京とは全く比較にならないそうです。
「これ以上、札幌から緑を減らさないようにしよう」
ということと、同義なのかもしれません。
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ミツバチはまた、冬になれば寒さから逃れ、
九州などの南の地方に飛ぶのだそうです。
ミュンヘン・クリスマス市で買った蜂蜜は、
まさにそういうミツバチの、労働力の結晶だったのですね。

他、ミツバチはメスの方が圧倒的に多く、体も小さいのに働き者で
(働くのはメスなんだそうです)、
オスは子作りの為だけに、少数のみ残されるようになっているのだとか。
蜂蜜は好きなのに、ミツバチについての基礎知識が殆どありませんでした。
勉強しないと。

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パーラー太陽ビルの屋上に、ミツバチの家があります。
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TV局が2クルー、撮影に来ていました。
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ハチへの接し方をご指導くださった、御年87歳の城島さん。
ご飯に砂糖をかけるほどの甘党で、
「それなら蜂蜜の方が体にいいだろう」と言われ、
養蜂家になられたという方。

参加者は皆、長袖・長ズボン着用でやってきて、
衣服の裾からハチが入らないように、首にタオルを巻き手袋をはめ、
靴下をズボンの上まで持ってきて、足袋スタイルに。
更にネットつき帽子を被り、万全の対策。

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噴煙機でハチを大人しくさせます。
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この一枚一枚の巣板が、ハチの家です。
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いますいます。
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「ハチの通り道を塞いじゃいけないよ」と言われました。
スミマセン(ハチに)。
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夫、おそるおそる巣板を持つ。
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頑張って、こんなところまで巣を拡大しているお宅もありました。
「こんなの初めて見たよ~」と関係者の方。
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木枠の縁にある、大きい突起が見えますでしょうか。
“王台”といって、次の王様の控え室なんだそうです。

この間、ハチ達はぶんぶん辺りを飛び回り、
私にとまったものも数匹。
目の前で見るミツバチは、くるっと丸くて黄色くて、可愛かったです。

小さい女の子達が、全くハチを怖がっていませんでした。
むしろ、飛べなくなり足元を力なく歩く、年寄りのハチ達を、
「どうしてハチさん、こんなところにいるの~」と気遣い、
城島さんに尋ねていました。

さて次は、いよいよ採蜜作業。
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こんなふうに、蜜蓋をこそげとっていきます。
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突起は卵。これを傷つけないように作業するのですが、
「オスは多すぎてもしょうがないから、多少は減らしていいのよ~」と、
城島さんの娘さんの多久島さんの、ブラックジョーク。

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蜂蜜の残った巣板は、分離機にかけられます。
これは体験用の手動コースで、ちゃんと効率の良い電動コースもあります。
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↑こちらです。洗濯機のような音を立てて回ります。
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蜂蜜が出てきました。とろり。美味しそう。
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更にこれを漉します。ここでも夫、働いてます。
ハチとは違って、人間は男性も働くんです。
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溜まってきました。

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お土産に、ミニサイズの蜂蜜もいただきました。
6/1採取の蜂蜜と、6/23採取の蜂蜜。
色の違いがわかりますでしょうか。
ティースプーン一杯分のミツバチの一生。大事にいただきます。
楽しかったので、是非お子さんに体験して欲しいワークショップでした。

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