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by vanilla

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画像貼りつぶやき人。札幌から100マイル以内の楽園在住。


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オータム電車でGO!~道産ワインとタパスのリッチな夕べ~

9月18、19日に運行したオータム電車。
道産のワインを美味しいおつまみと共に 貸切の市電で楽しみ、
且つ グランヴァンセラーの池田氏と
ようこそさっぽろの杉山編集長の語りも聞けちゃうという、
実に贅沢な企画に、初日 参加しました。

    
    ウェルカムドリンクは、オータムフェストオリジナルワイン
    岩見沢 宝水ワイナリーのオレンジピンク
http://sapporo.100miles.jp/vanilla/article/134

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クロスの色でわかりづらいかも知れませんが、オレンジがかったピンクです。
これには理由があり、黒葡萄だけではロゼが作れなかったため、
白葡萄のポートランドを、黒葡萄の1に対して5の比率で加えて作った結果、
このように特徴的な色と、白葡萄らしい香りのワインが出来たそうです。

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宝水という地名の由来は、水が良い土地だから、だそう。
札幌と同じく 石狩川水系の流れに育まれたこの土地では、
色々な作物を時期を空けずに作ることが可能で、
世界的に見てもそのような土地は、北イタリアとカリフォルニアくらいとのこと。

以下、ワインについての説明は主に池田氏、
それにまつわる薀蓄は 博学な杉山編集長の、見事なコラボで運行いたします。

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車内はコスモスピンク    
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    刻々と変わる窓外の情景を見ながら、ワインなんて乙です

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     生演奏つきで!
一曲目は、『あなたがほしい』 あら 私の携帯の着メロだわw

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 タパスもついてるんですよ
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2本目は 十勝ブルーム(帯広市 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
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しっかりとシャンパーニュ方式で作られたこのスパークリングは、ガス圧が高め、
香りが思いっきり林檎のそれで、きりっと辛口。
タパス弁当の林檎とアボカドをもぐもぐ。

「このスパークリングは、道外にばんばん出して良さをアピールすべき」
と、池田氏。
確かに、正統派の品格を感じます。

そして次は

    

私、歓喜の叫びを上げてしまいました。
洞爺湖農産 月浦ワイン醸造所 月浦 ミュラートゥルガウ

    
    ほんとに透明に近いわ・・・(酔ったせいではなく、電車の揺れだと思いたいブレ)

洞爺湖サミットで注目されましたね。
この透明度は、色が濁らないように、味にえぐみが出ないように、
 且つ良質な香りを引き出すために、
果汁を絞りすぎずに作られたからだそう。
私、北海道のミュラートゥルガウはちょこちょこ飲んでますが、
こんなに上質なワインは初めてです。
あの酸っぱさや、石鹸臭がない(どんなのを日頃飲んでいたのやら・・・)。
これはピーマン以外でも合いそうですw

杉山編集長曰く、「ほんのちょっとボイルした、塩だけのボタンエビと抜群に合う」とのこと。
お試しあれ。

そして4本目
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反則です・・・。
まさか飲めるとは思いませんでした。
今やあちこちで在庫切れとなっている鶴沼トラミーナ2007(北海道ワイン 浦臼町)。

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すみません 贅沢にもどちらもお替りしちゃいました。
左が月浦ミュラー 飲み比べです(至福)。

ゲヴェルツ好きの私にはツボでした。
私見ですが、
ゲヴェルツトラミネールは品のあるワインに仕立てるのが難しい品種だと思います。
栽培も難しいとの事ですが・・・。
このワインは、手摘みの葡萄から作られていて、生産量が少ないのだそうです。
その甲斐もあって、こんなに香気のあるワインになりました。
豚のリエットと合うことといったら・・・

       トリは

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       ふらのワイン 羆の晩酌
       エチケットのイラストは、倉本聡氏の娘さんの手によるものだそう

セイベルと山葡萄との交配種・ふらの2号という葡萄で作られました。

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面白いワインです。
香りはこっくりとしているのに、酸とタンニンの切れ味が鋭い。
そのギャップが癖になりそうなワインです。


もっと面白い話が盛り沢山だったのですが、とても書ききれませんでした。
ワインのセレクトの凄さも、料理の美味しさも勿論ですが、
このようなシチュエーションだと、また趣向が変わり素敵です。
札幌市の顔として今も走り続けるこの電車、貸切に出来ます。
皆さんもばんばん利用してくださいね。
http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/tram/tram-reserved.html

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そして彼も!有難う青柳氏。
オータムフェスト開催期間中、会場のあちこちに出没します。
見かけたら、気軽に声を掛けてあげてください。


飲み足りない酔っ払いの宴は、この後も続きます・・・。

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