コーヒーと紅茶の話
Posted by vanilla on 2010年1月20日(水) 08:33
ある日
コーヒーが切れて、買出しに行くのが面倒で、
ミルクティー用にと買ってあった、ケニヤ紅茶を淹れてみた。
なぜこれがミルクティー用かというと、茶葉が細かく、色濃く出るためだ。
寒い日は、甘いミルクティーと、
スコーンやショートブレッドなどの、粉ものスイーツがちょっぴり欲しくなる。
紅茶はコーヒーよりも体を温める効果が高いし、
本当に疲れている時は、砂糖だけ入れた熱い紅茶が美味しく感じられる。
それで今はモーニングティー派なのだが、コーヒーもやっぱり好きで、
毎月、フェアトレードコーヒーを宅配してもらっている。
ここ1~2年届けられるようになったルワンダのコーヒーがかなり美味しいもので、
それが届く月は、ウキウキしてしまう。
最初に飲んだ時は、その薫り高さに驚いた。
「ワインのような芳香」と評されるのも頷ける。
実家にも宅配コーヒーを分けているのだが、
母がある時、挨拶回りの銀行員にルワンダコーヒーを出したところ、
「こんな美味しいコーヒーは生まれて初めて」とえらく驚嘆されたそうな。
「豆、持って行きます?」と母がちらっと訊いてみたら、
「はい是非」という返事。
全部をあげてしまったらしい(笑)。
なんだか嬉しい話だ。
映画『ホテル・ルワンダ』でも描かれていた内戦の傷が、
まだ癒えていないルワンダ共和国。
ケニヤ共和国も、経済問題を孕んでいる。
自分は何も出来ないけれど・・・
美味しい一杯、いただきます。