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バイブル その5
Posted by vanilla on 2010年3月12日(金) 08:31
何年前に買って読んだだろう(初版発行は2005年)。
これを書店のレジに持っていくのは、ちょっと勇気が要りました。
『酒は純米、燗ならなお良し』とは、日本酒界の重鎮、故・上原浩氏のお言葉
それがこの本にも載っています。
(酒本久也氏による上原氏の追悼文http://www.fbo.co.jp/modules/t2/index.php?id=23)
「アル添とはなんぞや?」に始まり、「やっぱり純米よね」に行き着くこの本。
わたくしも利酒師の資格を取ってからは、純米酒ばかり飲んでいます。
最近は、高品質の本醸造も紹介されているので、
本醸造も飲み分けて楽しみたいと思いますが
(焼鳥には本醸造が合うことも多いし)、
わたくしのカラダ的に、あとあと優しいのが純米酒なのですよね。
で、ここ⑤に
来てます来てます
この本を買った頃にはピンと来なかったけれど、
「冷えが大敵」と生姜ブームが出始めた頃に、
燗酒ブームが定着し始めた気がします。
日本酒業界の尽力も、あったのだと思うけれど。
で、わたくし的には今度は、熟成酒・古酒が流行るような気がします。
モルトが、チョコレートや料理とのマリアージュで起死回生をはかる中、
日本酒にもそういう味わいのものがあるんだと、
もっと日本人に知られてもいいと思うのです
(醸造酒と蒸溜酒との違いはありますが)。
唱え始めてからブームとなるまでには、時間がかかるものだし、
わたくしの勝手な予想なので、外れるかもしれませんが。
日本酒を燗につけることが速攻の熟成作用なら、
ここでホントの熟成酒を飲んでみたらどうかしら?と、
ちょっと便乗っぽいですが、ブームとはそんなものなので、
提唱してみますw
美女と日本酒
Posted by vanilla on 2009年9月30日(水) 07:40
貴重な日本酒仲間の友人が 「オータムフェストに行っていない」と言うので、
「じゃあ会場で待ち合わせますか」と話し合う。
待ち合わせ場所は当然のように、大通7丁目 日本酒BARの前だったりする
どこの居酒屋さんでしょう
一杯目は シャンパン製法で造ったという発泡。
飲みやすくて甘い。女性にウケるでしょう。
しかし飲兵衛の我々は「ジュースみたい・・・」。
夜だし 寒くなってきたせいもあって、燗酒にするか~となる。
国士無双の“烈”を求めて再びブースへ・・・。
以下、「酔っ払いのおやじと店のママとのやりとり風の会話」
「燗につけてもらえるのは、この酒だけかい?他のはやってもらえないの?」
「あ~出来ますけれども、冷やがお勧めのお酒なので、ぬる燗にしましょうね」
「ああいいよ。ちょっと時間かかる?」
「いえ、もうじき出来ますよ」
「すまんねぇ」
日本酒度+5のわりには、辛く感じた。
ちょっと勢いづいた我々は、「あったかいところに移動しよう」と・・・
友人馴染みのお店へ
八海山に、お通しのポテトサラダ。
こういうのがいいんです
酒肴盛り合わせ この中の塩辛、生姜がきいてて旨い。
「うちで作る塩辛もこんな感じよ~。今度持って来る」と友人。
是非是非(よだれ)。
二杯目はこれ。飲みやすくて美味しかった。
こちらは“烈”とは逆に、日本酒度のわりに辛く感じない。
奥が深いわ。
そして 〆に祥瑞へ。
漬物3種 自家製のが一番美味しかったですよ
いや~ この人と飲むと本当に日本酒が進むわ~
松岡さんは、我々二人が参上すると、もう最初から日本酒を勧めます。
飲み処・食べ処 遊(ゆう)
中央区南4西5 第4藤井ビル4F
231-6823
祥瑞さっぽろ
http://sapporo.100miles.jp/shonzuis/