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鴨でマリアージュ~な・ちゅら ぷち悦の会~
Posted by vanilla on 2009年12月12日(土) 22:48
約一年ぶりに参加した な・ちゅらぷち悦の会。
今回のお題は“鴨”(ちなみに前回は“エゾ鹿”)。
http://sapporo.100miles.jp/vanilla/article/259
鴨って、なんとなくクリスマスのイメージ。
でも蕎麦好きは、結構年中お目にかかっていたりする。
スガワラさんは私には、開口一番「お手柔らかに」。
私、結構はっきり言いますから・・・愛はあるのよ愛は。
一組目
鴨肉のリエット×コート・デュ・ローヌのロゼ
鴨肉リエットは繊維が粗く、なかなか野趣に富んだ歯応え。
アニス(八角)をきかせています。
その為、フルーティなロゼではなく、きりっとした味わいのロゼを
合わせたかったとスガワラさん。
二組目
鴨と牛蒡のタリアテッレ トマトソース×イタリアのガリオッポ
鴨肉が柔らかい。しかし主役はむしろ牛蒡です。
後味軽やかに仕上げられたこのガリオッポによって、
牛蒡の土臭さがエレガントで滋味深いものに変わる。
三品目
鴨肉のロースト 林檎のキャラメリゼ・マデラソース×イタリアのピノノワール(ピノ・ネロ)
「鴨のローストといえばブルゴーニュピノノワールが定番ですが、
ソースと林檎が甘いので、イタリアの酸味の少ないピノにしました」
とスガワラさん。
ここでも野菜がいい仲立ちに。それは、奥に見える揚げた茄子。
さすが野菜を主役に食べさせてくれるな・ちゅら。使い方を知ってます。
たとえば私は飲む時は、いつも以上に野菜がないと嫌なんですが、
それは、野菜の栄養素でデトックスしながらでないと、
お酒を飲み進められないからなんです。
味の点でも、野菜がないと「抜け」がない。
蛋白質や脂質や炭水化物とだけでは、
「押せ押せ」で、喉が詰まりそうになってくる。
野菜の個性を知っていけば、ワインをもっと繊細に味わえるようになるかも、
と思った夜でした。
お題は“鴨”だったんですけどね^^
な・ちゅらのHP→http://www.nachula.com/
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