一粒の麦から(その1)
Posted by vanilla on 2008年8月3日(日) 09:13
小雨パラつく土曜日
札幌100マイル主催・サッポロビール協賛の
“ビール原料見学と焼肉を味わうバスツアー in上富良野”
に 行ってまいりました。
ビール好きのツレアイの影響を受け
最近 ちょっとばかしビールに詳しくなってきた私は
調子に乗って参加表明したものの、
サッポロビールの方々、札幌市の観光案内ページ担当者、
100マイル編集部、ブロガーの皆様の
錚々たる顔ぶれにドキドキ・・・(汗)。
車内では こういうものをいただきつつ
サッポロビールの石井氏による アカデミックなセミナーが続きます。
酒税法のくだりは 興味津々でした。
利き酒師の試験でちょっぴりかじってみたものの、
実情と言うのは こういう風になってるんですね~と頷く。
上富良野 サッポロビール研究所では
稲葉センター長による サンプルを用いての更なる説明がありました。
ここで サッポロビールの 協同契約栽培システムについて・・・
産地、品種及び生産者を選定して契約し、
栽培から加工まで管理に関わるシステム
つまりここ、上富良野をはじめ
ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの大麦・ホップ生産者と
協同契約を結び、商品の品質と供給の安定を図るといったものです。
根っこは違えども、フェアトレードを連想しました。
フェアトレードの実情は、なかなか品質向上にまで結びつかないようですが、
はじめに品質ありきで利益に結びつくこの流れは、
結局のところ、生産者にとっても有難いものです。
すべては理想から始まっていても 肝心なのは手法なんですね・・・。
ホップ畑と大麦畑の見学。
見学の後は ランチです。その2へと続きます。