2009年02月02日 の投稿一覧
パリの気分で雪まつり
Posted by vanilla on 2009年2月2日(月) 14:58
ゲバラ映画を観た後は、
ワインショップ フジヰさんで、チリのコノスルを買いました。
アルゼンチンのマルベックでも良かったかしらw
チリのカベソーは、コクと甘味があって美味しかった。
さて そのフジヰさんもステージとなるアコーディオンのミニライブが、
2月5日~11日の雪まつり期間中、開催されるそうです。
12時~ 櫻珈琲煎房 札幌市民ホール店(北1西1 011-231-9349)
14時~ 円山動物園サル山(地下鉄円山公園駅より徒歩15分、
011-621-1426)
16時~ Hokkaidoミルク村(南4西3ニュー北星ビル6F 011-219-6455)
18時~ ワインショップ フジヰ(南3西3 011-231-1684)
19時~ ぶどうや 札幌駅前店(北2西3正門館ビルB1 011-281-0002)
20時~ ビストロ ルプラ(南7西2 011-562-6394)
22時~ な・ちゅら(南3西2KT3条ビルB1 011-281-1678)
で、移動されるようです
(お店により休業日が異なり、動物園のライブは6、7日はお休みですので、
事前にHPかお電話でご確認されると良いかと思います)。
アコーディオン演奏者 青柳正太郎氏のプロフはこちら
http://yagi55.web.fc2.com
道内、道外からのお客様やご家族とご一緒に、移動される道みち、
一杯の飲み物と生演奏で、暖まっていかれてはいかがでしょうか?
ハーメルンの笛吹きのようにおっかけもあり!w
私的ゲバラ論
Posted by vanilla on 2009年2月2日(月) 10:28
ゲバラの名と、あの有名すぎるポートレイトは知っていました。
元々はフラメンコをかじっていたこともあり、
スペイン~中南米の流れで知ったのですが
(フラメンコが縁で知り合った元旦那は、
あのゲバラTシャツを新婚旅行先のパリで買っていた)。
今回、ゲバラの映画
『チェ 28歳の革命/39歳別れの手紙』が公開されるとあって、
二部ともまとめて観ちゃえ~と、第二部が日本で封切りとなったばかりの
昨日の日曜、映画館に行きました。
ら。
すごい人込み。
「この中の半分は『20世紀少年』がお目当てだよ・・・」
「それにしてもすごいよ この長蛇の列は・・・」
列の半ばで気がついた。
「あっ。今日は“映画の日”だ」
1日の日曜日だもの、そりゃ~混むわ。
間に昼食を挟んで、観ました約4時間半。
英国人アーティスト C・リーチによるシルクスクリーン作品
(映画公式HP http://che.gyao.jp/ より)
映画はドキュメンタリータッチで描かれ、ドラマチックな盛り上がりには欠けます。
長尺のせいもあり、途中睡魔に襲われる可能性も。
しかし、演出を極力排除しているおかげで、
偏見なく史実やゲバラ像に興味を持てます。
実在の人物を映画化することは、難しいもんですね。
アメリカの権威主義
それにのっかった一部の国内権力者による搾取。
「このままじゃいかん」とカストロと立ち上がったのがゲバラなのですが
あれ?
これって 今の時代とおんなじ?
しかも これからの日本とも被りそうな・・・(冷汗)。
映画第一部では
国民の支持を得て前進し、キューバ革命を成し遂げるゲバラですが、
第二部 ボリビアでは余所者扱いされ、
様々な悪条件が重なりゲリラ活動に失敗、
遂に処刑されるまでが描かれます。
ゲバラの活力の根っこにあったのは、“民衆の支持”だったのでしょう。
他人との共感性が高くなければ、
医師としてそこそこの生活を送れたであろう立場を捨てて、
貧しい人々の為に立ち上がろうなんて考えないし、
物資も兵力も不足していた中で、諦めずにいるなんて有り得ない。
ボリビアでは、救おうとしていた人々からの支援を得られなかった。
それが決定的な敗因であったように、私には思えます。
終盤 ボリビア政府軍に捕らえられ、彼はこんな言葉をぶつけられます。
「頼みもしないのに余計なことをしやがって。
お前の冒険はここで終わりだ、外国人」
おそらくこの言葉は彼にとって、致命的だったでしょう。
それでも最後まで、自暴自棄にはならなかった。
その生き様が、彼が英雄視される所以なのでしょうね。
「死に際は潔くありたいな~」と、思わせられた映画でした(理想だけど)。
この映画から、いろんなゲバラ像が紡ぎ出されると思います。
映画の後、狸小路にあるHABANAに行きましたが、ライブが入ってました。
今度友人と一緒に来て、キューバ・リブレを頼むとしよう。
HABANAのHP→http://homepage.mac.com/salsacubana/