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2009年08月11日 の投稿一覧

100マイル試写会『南極料理人』

    

            『南極料理人』  2009 日本
            監督・脚本:沖田修一  原作:西村淳 『面白南極料理人』
            出演:堺雅人 生瀬勝久 きたろう 高良健吾 豊原功補 他


映画のオフィシャルサイト→http://nankyoku-ryori.com/

『かもめ食堂』が好きな私としては、
同じフードスタイリストが参加した映画ということで、目で料理を堪能しました。

南極という、細菌も死滅する極限の地で観測を続ける男たち。
そんな彼らの楽しみは、日本から送られるビデオと国際電話と酒盛りと

毎日の食事。

なんにもない状況で、食べること・作ることは必須科目で、且つ果てがない。
それゆえの楽しみと、一抹の哀しみが描かれています。
もしかしたら、食材や、作ってくれたことの有難味を十分に堪能するには、
こういった極限状態も必要なのかもしれません。

なんでもが溢れかえる世の中で、チョイスする自由と捨てる勇気。
長く続く不況の為に、選択の自由さえ許されない流れになってきてはいますが、
自分のベクトルは見失わずにいたいです。

毎日3食、観測隊員たちの為に料理をしてきた西村(堺雅人)が、
日本に帰ってから、脂ぎったファストフードのハンバーガーを食べて、
「旨」といっていたのが印象的でした。

印象的といえば、豊原功補がいい味出してました。
あんまり好きな役者さんではなかったのですが(失礼)、
食べっぷりが素敵で、「こういう人と、ご飯食べたい・・・」と思っちゃいました。
そして、きたろうがラーメンを啜るシーン・・・。
周囲の方々、すみません。
私がごくんと大きなつばを飲み込んだ音が、暗い館内に響き渡ったかと思います。


原作者の方に、サインも頂きました。ご馳走様です^^

         

創立35周年(白)

北海道ワインさんの創立35周年ワインの赤バージョン
(セパージュ:ピノノワール、ツヴァイゲルトレーベ)を飲んだ感想を、
前回 ここで書きましたが、
白バージョンもご紹介したいと思います。

       

さっぽろ東急百貨店フードショー内のお酒売り場に行くと、
道産ワインの人気傾向がよ~く分かるのですが、
“赤”は そこでも売り切れてました。白はあったのですが。
で リーデル オーシリーズの“ヴィオニエ・シャルドネ”も購入し、
よ~く味わってみましょうと、満を持しての登板です。

リーデルの中でもオーシリーズは、ステムがないので安定感があり、
且つ 2個セットで3000円台とお手頃です。
藻岩山イベントでも使われてましたね↓
http://sapporo.100miles.jp/mikaosanai/article/942

       

リーデルのグラスは、葡萄品種ごとにフォルムが決まっているのですが、
国産ワインを飲むのに私が日頃使うのは、“リースリング・グランクリュ”。
これは軽めの赤にも使えます。
“ヴィオニエ・シャルドネ”は、
ケルナーやミュラー・トゥルガウ、シルヴァネールといった北方品種にも対応するので、
この2種類のグラスがあれば、道産ワインは大体OKかと、一人思っています
(各人の好みはあると思いますのでご参考までに・・・)。

        

ワインのセパージュはケルナーの他、ナイアガラ、デラウェア。
懐かしいような葡萄の香りはデラウェア、後から来る苦味はナイアガラかな。
それにしてもあ・ま・い。
「酸味がないと料理には合わせ辛い」と言いますが、
確かにこれは、デザートワイン向きですね。

  

  

一応 軽食は用意していたのですけど・・・。
あっさり味付けのチャーシューと、一番合ったようなw

でも・・・これは想像なのですが、もしかしたら、
最初はこういった葡萄でワインを作っていたりしたのかなぁと。
ナイアガラやデラウェアが店先に出る時期は、まさに今頃ですし、
なんだか、しみじみとした思いで飲んでしまいました。
「創立35周年」の重みでしょうか。

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