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続・カウンターの愉しみ
Posted by vanilla on 2009年12月13日(日) 23:38
な・ちゅらにて ぷち悦の後の食後酒&デザート
シンプルなもの同士の、美味しい組み合わせです。
いつも有難うスガワラさん。
な・ちゅら クリスマス企画のご案内
大人たちの聖夜’09
12/23~25の三日間の、18:00~24:00
Wine & Restaurant Na・chuLa (中央区南3条西2丁目KT三条ビルB1)にて
お一人様 6,800円(サ・税込み)
いつもの野菜料理の他、いろんなメニュウがカウンターに。
※上記の日時の中でお好きな時間をご予約ください
(詳細は、281-1678へ)。
な・ちゅらHP→http://www.nachula.com/index.html
鴨でマリアージュ~な・ちゅら ぷち悦の会~
Posted by vanilla on 2009年12月12日(土) 22:48
約一年ぶりに参加した な・ちゅらぷち悦の会。
今回のお題は“鴨”(ちなみに前回は“エゾ鹿”)。
http://sapporo.100miles.jp/vanilla/article/259
鴨って、なんとなくクリスマスのイメージ。
でも蕎麦好きは、結構年中お目にかかっていたりする。
スガワラさんは私には、開口一番「お手柔らかに」。
私、結構はっきり言いますから・・・愛はあるのよ愛は。
一組目
鴨肉のリエット×コート・デュ・ローヌのロゼ
鴨肉リエットは繊維が粗く、なかなか野趣に富んだ歯応え。
アニス(八角)をきかせています。
その為、フルーティなロゼではなく、きりっとした味わいのロゼを
合わせたかったとスガワラさん。
二組目
鴨と牛蒡のタリアテッレ トマトソース×イタリアのガリオッポ
鴨肉が柔らかい。しかし主役はむしろ牛蒡です。
後味軽やかに仕上げられたこのガリオッポによって、
牛蒡の土臭さがエレガントで滋味深いものに変わる。
三品目
鴨肉のロースト 林檎のキャラメリゼ・マデラソース×イタリアのピノノワール(ピノ・ネロ)
「鴨のローストといえばブルゴーニュピノノワールが定番ですが、
ソースと林檎が甘いので、イタリアの酸味の少ないピノにしました」
とスガワラさん。
ここでも野菜がいい仲立ちに。それは、奥に見える揚げた茄子。
さすが野菜を主役に食べさせてくれるな・ちゅら。使い方を知ってます。
たとえば私は飲む時は、いつも以上に野菜がないと嫌なんですが、
それは、野菜の栄養素でデトックスしながらでないと、
お酒を飲み進められないからなんです。
味の点でも、野菜がないと「抜け」がない。
蛋白質や脂質や炭水化物とだけでは、
「押せ押せ」で、喉が詰まりそうになってくる。
野菜の個性を知っていけば、ワインをもっと繊細に味わえるようになるかも、
と思った夜でした。
お題は“鴨”だったんですけどね^^
な・ちゅらのHP→http://www.nachula.com/
いつぞや飲んだワインのことなど
Posted by vanilla on 2009年11月9日(月) 07:42
母が某デパートのイタリアフェアで、
ワイン1ケースお買い上げの際に、入っていたもの。
サンジョベーゼ100%は苦手なのだが、
好きなネロ・ダヴォラとのブレンドなので飲んでみた。
サンジョベーゼの酸味と、ネロ・ダヴォラの甘味が調和して、
実に旨い。
で 先日ノヴェッロを求めに円山のエノテカ&ケーシーズさんに行ったら、
このワインがあった。
接客してくれた女の子が面白く、
「このワイン、お値段の割に美味しいので、リピーターさんが多いんです。
揚げ物にも合うので、“近くにあるケンタッキーにも合うようなワイン”に、
これお勧めしました」とのこと。
ノヴェッロはなかったが、モニカという珍しいイタリア土着品種のワインを購入。
クリームチーズとビンゴ!
なかなか面白いワインが、ここにも。
エノテカ&ケーシーズ 札幌円山店
中央区大通西25丁目1-2 ハートランド円山ビル1F
GOGO MARUYAMA
Posted by vanilla on 2009年10月26日(月) 19:33
以前 働いていた酒屋で一緒だった子達二人と、
裏参道で待ち合わせ。
待つ間に黒ホッピーを飲んでいたら、
またもやデジカメのバッテリーが切れる。
思うんだが、電池サインが欠け出してから、
ものの数分で切れてしまうのでは、
充電お知らせの意味がないのではなかろうか・・・。
てなことで今回は、携帯の荒い画像で(涙)。
そそるメニュー
やっぱ牡蠣食べたいよね~
牡蠣ときたら、泡だよね~
確か、モンブランのカヴァだと彼女らは言ってたような。
林檎の味が濃くて好き。
他にもいっぱい食べたんです。
バーニャカウダやらフィッシュ&チップスやら豆腐のサラダやら。
でもボケまくってました・・・。
料理はどれも、塩がきつくなくて優しい感じ。
このお店には、焼酎の種類が山ほどありますが、我々はワインいきました。
だって私達、ワインショップ繋がりだからw
焼酎に強いせいなのか、モツ系が特に旨い。
トリッパ トマトソースの味が絶妙。
レバ刺し 甘い!
実は 赤ワインに移る前に肉が来てしまったのですが、
この酸味の少ない 南のソーヴィニョンブランと生レバーを合わせても、
全くおかしくありませんでした。
「素材が新鮮だったらねぇ~ 何でも合うんだよ」
とは、酔うとべらんめえ口調になるソムリエールのMちゃん。
「なんか最近、何と何が合うとか、よくなってきちゃった。
みんな訊いてくるんだけどね、
『それぞれだからいいんじゃない~』って言ってるの」
そんな彼女が勧めてくれた赤
濃くて甘くて、私が良く飲むタイプw
と
やっぱ好きだなぁ~ ノヴェラム シャルドネ
途中から(株)オルヴォーのM氏も合流し(呼び出され)、
まるで酒屋仲間の打ち上げ会みたいになっていました。
そこの酒屋を去って2年。
今もにこうして飲めるのは、幸せなことです。
GOGO MARUYAMA
中央区南2条西23丁目 チサンマンション円山裏参道2F
621-5522
映画『サイドウェイズ』
Posted by vanilla on 2009年10月24日(土) 06:26
2009年 日本
監督:チェリン・グラック
原作:レックス・ピケット
オリジナル脚本:アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー
日本版脚本:上杉隆之
キャスト:小日向文世 生瀬勝久 菊地凛子 鈴木京香
オフィシャルサイト
http://movies.foxjapan.com/sideways_jpn/
グランヴァンセラーに立ち寄って戴いた招待券で、試写会に行ってきました。
オリジナルを観ていたので、「全くの焼き直しだったらどうしよう・・・」
という危惧は、はっきりいってありました。
しかしこれは、日本ならではの映画と言えるでしょう。
アメリカで、自分の居場所を作ろうとする日本人。
日本を自分の居場所としながらも、
行き詰まりから抜け出すために、アメリカの空気を吸おうとする日本人。
前者の立場にあるのが生瀬勝久演じる大介と、
鈴木京香演じる麻有子。
後者は小日向文世演じる道雄。
大介のバチェラー・パーティ(ツアー)から始まった、
カリフォルニアのワイナリー巡り。
独身最後の浮気のつもりが、
日本人のミナ(菊地凛子)と出会い、
日本への郷愁を掻き立てられてしまうというあたりに、
異国に生きる日本人のしんどさを垣間見る。
麻有子は、アメリカで生きようと必死なあまり 自らを、
何処にあっても自分を曲げないカベルネ・ソーヴィニョンに喩えたりする。
結果、大介はアメリカに根を下ろすことを決め、
麻有子は日本に活路を求める。
その導きとなるのが道雄で、
映画にスイートな味わいを与えているのが、ミナという役どころ。
生瀬と小日向の軽妙なやり取りが、映画のテンポを小気味良くしている。
全体的に、ややドライな作りです。
「日本版リメイクなのに、なぜ長野や山梨で撮影しないんだ??」
という声が、私の周りのワインラバーからあがってもいたのですが、
アメリカ西海岸のカラッとした空気が、
この映画のテーマには必要だったのでしょう。
ワインは、とかく人生に喩えられる飲み物だと つくづく。
世界中にこういう飲み物、他にはありませんね。
「私たちは、まだワインになる前の葡萄だった」
麻有子のようにそう言って、
人生の巻き返しをはかるのも、いいかもしれません^^

