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2009年09月15日 の投稿一覧

100マイル試写会『幸せはシャンソニア劇場から』

    

原題 Faubourg1936
2008年 フランス・チェコ・ドイツ


キャスト・・・ジェラール・ジュニョ クロヴィス・コルニアック
       ノラ・アルネゼデール ピエール・リシャール 他
監督・脚本・・・クリストフ・バラティエ
製作・・・ジャック・ペラン ニコラ・モヴェルネ
音楽・・・ラインハルト・ワーグナー



初めてシアターキノで試写を観ました。
まったく予備知識なしで行きました。

製作・・・ジャック・ペラン   ほ~う
子役・・・マクサンス・ペラン   お?身内か?

パンフをよく読んだら

息子

父 68歳。 息子 14歳。  そうか・・・(なにがじゃ)。

それはともかく

「古きよき時代」というよりは、「古く大変だった時代」のパリが舞台の物語です。
世界恐慌による不況の中で、夢を失わずに生きる人たちの。
というか、世の中厳しくなれば、最後は夢に生きるしかないのかもしれないなぁ。

「世も末になれば、娯楽やサービス業なんか真っ先に削られるんじゃないか」
と悲観したソムリエの友人がいましたが、意外とそうでもないかもよ・・・
いえ 確かにやっていくのは厳しいけれど、それはどの業種でも同じだし、
人って 本当に辛ければ、綺麗なもの、元気の出るものに惹かれると思うのです。
それすら無くなれば、ほんとうに世界は終わりですもの。

ということを、歌と踊りで伝えてくれた映画でした(ミュージカル仕立てです)。

ヒロイン役のノラ・アルネゼデールは、実に別嬪さん。
オーストリアとエジプトのハーフだそうで、
繊細な美貌はオーストリアの、温かみと情熱を感じさせる目の輝きはエジプトの血かな。
透明だけど強度の高いクリスタル、という印象。
歌声は小鳥のように可憐。
撮影時は若干20歳前だったそうですが・・・完成度高し。

クロヴィス・コルニアックが、ゴツいディカプリオみたいで、好みですw
(まぁレオ君も、今や大分貫禄が出てきましたが・・・)

“シャンソニア劇場”という名のとおり、ず~っとシャンソンが流れるのですが、
久々に歌で涙が出そうになりました(『ダンスホールに埋めて』という歌だったかな?)。


秋なので・・・これからの季節にぴったりの映画かも。
次に来る夏を期待しながら・・・。


シアターキノ http://theaterkino.net/
この映画のオフィシャルサイト http://www.chansonia.jp/






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