2009年05月22日 の投稿一覧
100マイル試写会『レスラー』
Posted by vanilla on 2009年5月22日(金) 15:19
(C) Niko Tavernise for all Wrestler photos
原題:THE WRESTLER 2008年 アメリカ・フランス
キャスト:ミッキー・ローク マリサ・トメイ エヴァン・レイチェル・ウッド 他
スタッフ~監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ロバート・シーゲル
オフィシャルサイト http://www.wrestler.jp/
ミッキー・ローク演ずる、孤独な老いたレスラーの“人生のオトシマエ”のつけ方。
まずはミッキー・ローク。
いっとき(といっても80年代)、ファンでした。・・・変わりましたねぇ。
その頃から知性が感じられたマリサ・トメイが、いい感じの熟女になっているのに。
彼は若い時から、どこかフィーリングで生きてるっぽいところはありました。
それを残酷に映し出したような肉体を使っての、セミ・ドキュメンタリー感のある映画。
今を盛りと透明度のある美しさを見せるE.R.ウッド(『ダイアナの選択』)
との対照も、やや皮肉。
生きることは、死へと向かうこと。
いつか、“死に様”を考えなくてはいけない。それが“生き様”に繋がるのだから。
そう思って観ると、主人公の生き方は寧ろ爽快。
終盤、愛する女の姿をリングから探し、「いない」とわかった時の彼の表情。
ミッキー・ロークの苦笑。
こんな表情が出来る男になっていたならば、波乱と不遇の彼の人生も、
捨てたもんじゃなかったんだろう。
そう思えるほど、格好良かった。
男前な人生を送りたい諸兄、諸姉は必見。
琥珀の夜(しぇりーBAR)
Posted by vanilla on 2009年5月22日(金) 13:11
実に久しぶりに、しぇりーBARに行く。
ここではシェリーの他、モルトも飲めるので嬉しい。
私にシェリーを教えてくれた友人と。
まずは その日届いたばかりだというシェリー2種
どちらも産地がマラガ。
いわゆるシェリーの産地とは遠く離れている場所なので、
このシェリーはレアなのだそう。
ペドロ・ヒメネスという葡萄から造られたドライタイプを試してみる。
同じペドロ・ヒメネスでも、通常は濃くて甘いタイプなので、
それと飲み比べ。
う~ん 全然違う
モルトにも興味があるとは言っても しょっちゅう飲むわけではないので、
自分の好みの幅が今ひとつわからない。
「ハイランドパークが好きなんですが」と店主に言うと、
これを勧めてくれた。
グレンモーレンジ、ちょっと辛い。
右手の方が気に入って、こちらをお替り。
30年ものと比べても、私はこちらが好きだなぁ。
お替りしたと言えば
この中のセージのチーズが気に入って
チーズ3点盛を。
右のチーズがかなり熟成していて、コクのある納豆風味。
店主に名前を訊いても「え~と 確かイギリスの・・・」と記憶不鮮明w
まぁ、また何処かで会えるでしょう。
シェリー、あまり飲む人を見かけないけれど、
ワインよりずっと日持ちするので、経済的で重宝。
魚ならフィノ~マンサニージャ、肉ならアモンティリャード~オロロソ、
食後にぴったりの甘口タイプもあるので、面白いと思うんですが。
特に夏場、きりっと冷やしたフィノやマンサは最高!
オイルサーディンや〆鯖とどうぞ。
しぇりーBAR TAKAHARA
中央区南4条西5丁目 第藤井ビル6F 281-5818
19:00~02:00(日~火は01:00) ※随時延長可 不定休
カウンターで陽水
Posted by vanilla on 2009年5月22日(金) 12:32
東京の友人が来札。
待ち合わせは、狸小路5丁目の才谷屋
かけつけ一杯のビールと茄子の漬物
焼きそばとお好み焼き、焼酎お湯割り。
このお好み焼きは美味しかった!長芋たっぷり擂ってあって、ふわっふわ。
店にはギターがあり、友人、即席“流し”となる。
あとで店主が、井上陽水をかけてくれた。
陽水は、やっぱりいい。声に艶とデリカシーがある。
聴き惚れて葉巻をふかしてたら、JAMESONを出してくれた。
このアイリッシュ、甘い。好きだ。
「昔はパイプをやってたんですよ」と言う店主に葉巻を1本差し出したら、
お礼に(?)、札幌ではレアだという愛媛の日本酒を注いでくれた。
これも甘いがベタつかない。するするいけて、ヤヴァイ味。
ここで既にチャンポン!
も~り~処 才谷屋
中央区南3条西5丁目 三条美松ビル3F
271-2747 不定休