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満を持してのお目見え!プレミアム食パン【麦と酪】~フェルムラ・テール美瑛
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年7月7日(火) 11:35
レストランを併設した、スイーツとパンのお店、“フェルムラ・テール美瑛”
2018年には、丸井今井札幌店にもショップが誕生しました。
そのフェルムラ・テール美瑛が、丸井今井札幌店と美瑛で、7月8日(水)から販売をスタートさせる【麦と酪】という食パン2種のメディア向け試食会に参加。
高級食パンブームにのって誕生した商品かと思いきや、“美瑛の小麦と牛乳”に対する想いが集結し、満を持して誕生した食パンでした!
というのも、ラ・テール自体は1998年に東京の洋菓子店からスタートした会社で、2004年に美瑛の小麦を使用するようになってから、直接足を運ぶようになったそうなのです。
足を運べば運ぶほど美瑛に魅了され、2017年に美瑛を第2の故郷にしよう!と決断し、美瑛町の協力のもと、15ヘクタールの土地にレストラン併設の施設を作ったそうです。
魅了されただけではなく、美味しい小麦を作る農家さんがどんどん減少していく現実を目の当たりにし、自分たちで小麦を守ろうという思いもあったそうです。
それほど、小麦に対しても思いがあったからこその、“麦と酪”というネームブランド
こちらは北海道ジャージー牛乳食パン
ちなみにジャージー牛乳は、同じ美瑛にある、“ファームズ千代田”のもの。
今回は牛乳の試飲もさせていただいたのですが、ジャージー牛乳は濃厚という印象が強かったのですが、驚きの飲みやすさ!
暑い夏の昼下がりにも、ゴクゴク飲めちゃうタイプだったのです!
だけど薄いわけではなく、美味しい牛乳のいいとこどりした部分がバランスよくまとまった、優等生牛乳という感じ。
この牛乳と、美瑛産の“ゆめちから”や“きたほなみ”、“キタノカオリ”ブレンド等の小麦、そして“ゆめぴりか”の米粉も使用しているそうです。
さらに敷地周辺にたくさん生えている白樺の樹液も使用
この原料で作った生地は3日寝かせ、じっくり低温熟成で仕上げるため、水分保水力が高まるそうです。
と、専門的なことをいろいろ聞きつつ食しましたが、そんな専門的なことは知らなくてもいいや!と思うほど、驚きのモチモチ感!
簡単にちぎれななったほどで、焦りました^0^;
食べた瞬間の甘さにも驚き・・・白樺樹液がその甘さを引き出しているようなのですが、それ以外も、美味しい小麦と牛乳をじっくり低温で熟成させた床による、原料そのものの甘みなんだろうなぁと、かみしめるたびに思います^^
これは、このまま焼かずにそして何もつけずに食べるのがオススメ!
そして、“湯種製法”で作ったパンは。翌日に食べるとさらに美味しいと聞き、今朝もう一度試食
なるほど!モッチリ感が少し落ち着いて、旨みがさらに凝縮された感がありました!
ちゃんと作ったパンは翌日も美味しいという定義を改めて確信^^
そしてこちらは、北海道バタークロワッサン食パン
表面のカリカリ感は、少しだけバターを焦がして焼き上げているそうです、
『サクサクというより、ザクザクした食感に仕上がった』とのことですが、まさにリッチな噛み応え♪
そしてこちらも真ん中のパン生地はモチモチ♪
そしてバターの風味がすごい!!
だけど、全然くどくはないのです^^
こちらはトーストすると、より甘くて香ばしいバターの薫りが漂いまして、さらに食欲を掻き立てます!!
ちなみに食パンに対する想いは、商品をくるんでいるこの帯にしっかり記載されていますので、食す前にご一読を!
それにしてもこんなにこだわっているのにこの価格で提供していただけるとは、消費者としては大変ありがたいけど、本当にいいんですか??って不安にもなります^0^;
プレミアム食パンだけど、価格はプレミアムじゃない【麦と酪】
北海道民として、一度は味わってほしい食パンです!