①　1+1=3(ｳ･ﾒｽ･ｳ･ﾌｧﾝ･ﾄﾚｽ)　ﾌﾞﾙｯﾄ　(スペイン、ペネデス地方)

スパークリング白・辛口　　　　　

■ ブドウ品種 ：チャレッロ４５％、パレリャーダ３０％、マカベオ２５％

ブドウ栽培の達人と醸造のプロフェッショナルが手を組んで造られる超旨安カバ。

名前の通り両者の相乗効果で驚きのコストパフォーマンスを実現、

某ワイン雑誌では5000円台の有名シャンパーニュと同等の品質と絶賛されています。

しっかり旨味がありながらベタベタせずキレが良い味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グ

ラス　￥６４０　　　ボトル￥３２００

②　ｼｬﾄｰ･ｺﾝｽﾀﾝﾀﾝ2003　(フランス、ボルドー地方)　

赤・フルボディ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種 ：メルロー９０％、カベルネ・ソーヴィニョン１０％

1908年からモデ家が管理するシャトー。

2003年は現オーナーのパスカルが五代目に就任し、

葡萄の栽培及び醸造方法において新たな方策を取り入れた記念すべきヴィンテージ。

これにより、ボルドーワイン本来の柔らかさ、上品さが一層引き出せるようになりました。

ブラックチェリーやプラムの生き生きとした香りにチョコレートのニュアンス、

アタックは滑らかでビロードのような口当たりのワインです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６４０　　　ボトル￥２７００

③　ｺﾙﾌﾟｽ･ﾃﾞﾙ･ﾑﾆ ﾃﾝﾌﾟﾗﾆｰﾘｮ　ﾍﾞﾝﾃﾞｨﾐｱ･ｾﾚｸｼｵﾅﾀﾞ
(スペイン、セントロ地方)　　　　　　　　　　

赤・ミディアムボディ　

■ブドウ品種 ：テンプラニーリョ１００％

ブドウ栽培農家としての長い歴史を経て2000年に自社瓶詰めを始めた生産者。

そのワインがいきなりＷＡ誌で８８点の高評価！

テンプラニーリョ１００％のよく熟した果実味に、イチゴ等の果実を想わせるチャーミングでフルーティーな香り、

肉付きの良い味わいが口中に広がるバランス良い赤ワインです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

④　ｺｺｵﾌｧｰﾑ　農民ﾄﾞﾗｲ　(日本、栃木県)　

白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種 ：シャルドネ４５％、ミュラー・トゥルガウ１７％、バッカス１５％、ケルナー１０％、甲州１０％

軽めでスッキリと飲める手ごろな価格を目指し、北海道と本州各地の葡萄から造られた

ココファームの看板白ワイン。

2013年は山形県上山産と長野県高山産のシャルドネ主体に、

余市産のドイツ系品種と山梨産の甲州というブレンド。

香りは柑橘、白桃、白い花など爽やかで、口に含むと瑞々しいレモンやグレープフルーツ、

青りんごの風味が広がります。ブレンドは変わっても毎年安定して高い品質です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥７４０　　　ボトル￥３２００

⑤　ｴﾘｯｸ･ﾎﾞﾙﾄﾞﾚ ｼｰﾄﾞﾙ　ﾌﾞﾘｭｯﾄ　(フランス、ノルマンディ地方)　

辛口

■ 品種 ：ブルターニュ産リンゴ

パリの3つ星レストランでのソムリエ経験を持つ「エリック・ボルドレ」が、

手摘みで収穫した無農薬有機栽培（エコセール認定）のリンゴを使用して造る辛口の伝統的なシードル。

20世紀初期の手動木製圧縮機で圧搾するこのシードルは、

手造りならではの活き活きとした酸味があり、爽やかな味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５８０　　　ボトル￥２４００

娘婿としてドメーヌに参画してから自社瓶詰を始めた新しい生産者です。

しかし彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させ、

今や大人気生産者になりました。

2012年の収量が少ないのはヌーヴォーの時期から言われていましたが、

ワインの出来は意外に良いのではという声もチラホラ聞かれます。

直近だと2007年と比較されますが、それよりは酸が穏やかでバランスも良く、

早くから楽しめます。

まずはこのACブルゴーニュで2012年の品質の高さは感じてみて下さい。

グラス　　１１００円

ｻﾝﾄ･ﾊﾞﾙﾌﾞ　ｳﾞｨﾚ･ｸﾚｯｾ　ﾚﾋﾟﾈ2012

ブルゴーニュのＡＯＣとして認められたのが1998年と、

つい最近の為か知名度が低い｢ヴィレ・クレッセ｣。

しかしこのワインは一気に日本での知名度が急上昇。

その理由はブルゴーニュ通から厚い信頼を寄せられる｢リアルワインガイド｣で大絶賛され、

表紙まで飾ってしまったから！

2001年に設立したばかりの歴史の浅いワイナリーですが、葡萄の樹齢は50年以上！

しかも2003年からは完全にビオディナミに移行。

しかも価格高騰の激しいブルゴーニュで、村名ワインなのに

ACブルゴーニュ並のリーズナブルな価格設定ですから文句のつけようがありません。

2012年は樽のニュアンスがやや強く（すぐ溶け込む程度ですが）、

クラシックなブルゴーニュファンにもおそらく諸手を挙げて賞賛されるであろう仕上がり。

ヴィンテージキャラクターの差はあっても本当に毎年はずれがなく、

かつコストパフォーマンスの高いワインです。

グラス　　１０００円

①　ｳﾞｨｰﾆｬ･ﾏﾙﾃｨﾅ　ｶｳﾞｧ　ﾌﾞﾘｭｯﾄ･ﾛｾﾞ　(スペイン、ペネデス地方)　

スパークリングロゼ・辛口　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：ガルナッチャ６０％、トレパット４０％

1777年創業のペネデスのワイナリーが造るカヴァのロゼ。

この価格帯ながら瓶内2次醗酵には30ヶ月の時間をかけて丁寧に行っていて、

泡は大変きめ細かく色合いのイメージ通りのピンクグレープフルーツのハツラツとした果汁感たっぷりの味わい。

あらゆる食事に万能な辛口です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２４００

②　ｺﾉｽﾙ　ｼﾝｸﾞﾙｳﾞｨﾝﾔｰﾄﾞ　ｶﾍﾞﾙﾈ･ｿｰｳﾞｨﾆｮﾝ　(チリ、マイポ・ヴァレー)　

赤・フルボディ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種 ：カベルネ・ソーヴィニョン１００％

2013年にリリースされた品種の個性を最大限に表現したコノスルの新シリーズ「シングルヴィンヤード」。

カベルネ・ソーヴィニョンはアルト・マイポにある第18区画。

カシス、チェリーなどの鮮やかな果実香。

ニューワールドらしく凝縮度が高い割には口当たりがソフトで、複雑なニュアンスも感じられます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６８０　　　ボトル￥２９００

③　ﾗ･ﾊﾟｯｼｮﾝ　ｸﾞﾙﾅｯｼｭ　(フランス、ラングドック＆ルーション地方)　

赤・ミディアムボディ　

■ブドウ品種 ：グルナッシュ１００％

輸入元のバイヤーが生産者である共同組合からタンクごと購入し、

ラベルデザインまでオリジナルで作ったという、名前の通り「パッション（情熱）」が詰まった赤。

南仏らしく果実味たっぷりでジャムやチョコの甘い香りが特徴。ア

ルコール度数は15％と高いですが、スルスルと飲めてしまうのでちょっと危険です。

ちなみに毎年変わるエチケット、2012年はたわわに実ったブドウの前でドヤ顔ポージング！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

④　ﾊﾟﾝﾉﾝﾊﾙﾐ　ｵﾗｽﾘｽﾞﾘﾝｸﾞ　(ハンガリー、パンノンハルマ地方)　

白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種 ：オラスリズリング１００％

ハンガリーで最も成功したブドウ品種の一つでもある

オラスリズリング（ウェルシュリースリング）100％で造られる白。

まだ樹齢は若いですが、全て手摘み収穫で収量を抑えてワインに仕上げています。

エレガントでどっしりとした酒質で、余韻も長く既に土地のミネラルを表現するポテンシャルを持っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６８０　　　ボトル￥２９００

⑤　ｳﾞｨﾗﾏﾘｱ　ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄ･ﾋﾞﾝ　ｿｰｳﾞｨﾆｮﾝ･ﾌﾞﾗﾝ
(ニュージーランド、マールボロ地区)　

白・辛口　　　　　　

■ ブドウ品種 ：ソーヴィニョン・ブラン１００％

ニュージーランドのワイナリーとしては最も多くの賞を受賞しているワイナリーが造る

ベースラインのソーヴィニョン・ブラン。

ハーブの香りと溢れんばかりのトロピカルフルーツの香りが特徴で、

とにかくフレッシュなフルーツを食べているような瑞々しい味わい！

漫画｢ソムリエール｣でも登場し｢ワインが生きている｣｢生鮮食品｣と表現されている

そのフレッシュさを是非味わって下さい。出来たてほやほや2013年です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５８０　　　ボトル￥２４００

メドック格付け5級のシャトー・カントメルルが造るセカンド・ワイン。

カントメルルは格付けシャトーの中では一番末席という位置付けですが、

元々はボルドーのネゴシアンを通さず販売していた為、

格付けから漏れてしまったのを後から付け足したのが理由だそうです。

当時の販売価格も他の5級シャトーよりも高く、

近年の品質向上もあり現在は3級のお声もかかっています。

しかし格付け上は相変わらず末席の為、価格はとてもリーズナブル。

そんな本家の血筋を受け継ぐこのワインは主にシャトーの若木から造られ、

比較的若い頃からまろやかな味わいが楽しめるのが魅力です。

ビッグヴィンテージ2009年！

グラス　　１０００円

一般的なサンセールらしさやソーヴィニョン・ブランらしさを微塵も感じさせない、

新世代のサンセールの生産者「セバスチャン・リフォー」が造るベースのサンセール。

ブドウのポテンシャルを極限まで引き出す独特の栽培法から産み出される

完熟果実の風味たっぷりのワインは、いわゆるサンセールらしい香りは感じられず、

このクラスでもボリューム感満点のセバスチャン・リフォーらしさがしっかり感じられます。

唯一このキュヴェだけはビストロからの要請でごく少量Ｓｏ2を添加し、

かつフィルター処理も行うので、

ナチュラルワインとしての癖が無い入門編にピッタリなワインに仕上がっています。

―以下リアルワインガイド44号より抜粋―
セバスチャンのスタンダードなサンセール。

プレス後3か月かけて発酵。その後澱とともにゆっくりとタンク熟成。

黄緑がかった穏やかなイエローの色合い。

パイナップルやパッションフルーツを思わせるよく熟した果実香。

味わいにもエキゾチックな果実味が感じられる。酸も豊かで実にアロマチックな仕上がり。

こういうソーヴィニョン・ブランもあるのかと目からウロコの一本。

ブラインド試飲では品種は何だろうとさっぱりわからなかった。

(今飲んで89　ポテンシャル89+)

グラス　　１０００円