ヴォーヌ・ロマネの名門「ジャック・カシュー」は、

2012年から現当主パトリスの息子シャルルがドメーヌに参画。

そして2015年は、今までのクラシックなカシューのイメージを覆すナチュラル寄りの造りで、

どうやらここも世代交代のようです。

こちらはガラッと変わった15年のスタイルを最も顕著に表していると思われるキュヴェで、

ラズベリーやチェリー等フレッシュな赤い果実の風味に、

ビシッとミネラルが背骨を造り、タンニンはキメ細かでしなやかな喉越しです。

―以下リアルワインガイド59号より抜粋―

なんと！ナチュラルな香りがする。このワインで。いや、ジャック・カシューで初めての経験だ！

そして柔らかい。

口に含むとこれはヘタすりゃナチュラルワインと言えるかも位のナチュラルな味、SO2の少ない味。

よってピュアで、フレッシュで、柔らかくて、優しくて、

おおよそこれまでのジャック・カシュー味・スタイルではない。

父親パトリスは完全に息子さんのシャルル・カシューに牛耳られたのだった。とても良いワイン。

(今飲んで88+　ポテンシャル89)

グラス　　１１００円　　（ハーフできます）　

ｺｺﾌｧｰﾑ　甲州F.O.S.　2015

「甲州F.O.S」は淡く柔らかな白ワインとは正反対で、

可能な限り葡萄から香りと成分を抽出し、赤ワインをつくるように皮と共に発酵させています

（注意：通常の白ワインは果汁のみを発酵させます）。

最近では「オレンジワイン」と分類される他の白ワインとは違う深い色、

広がりのある複雑なアロマ、渋味がつくる口当たりの強さが特徴です。

オレンジ、八朔の皮、針葉樹のような香り、口中もフレッシュで心地良く、

みかんやりんご、八朔を白い薄皮ごとかじったような果実味とおだやかな渋味、

クセの強いチーズ等とも合わせられる懐の深い味わいです。

※F.O.S.とはFermented on Skins(果皮の上で醗酵)の略。

グラス　　１０００円　　（ハーフできます）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

①　ﾓﾝｻﾗ　ｶﾊﾞ　ﾌﾞﾙｯﾄ　(スペイン、ペネデス地方)

スパークリング白・辛口　

■ ブドウ品種 ：パレリャダ３４％、マカベオ３３％、シャレロ３３％

本場シャンパーニュと同じ瓶内二次醗酵で造られる「カヴァ」の中でも、

そのコスパの良さから高評価を受ける「モンサラ」の辛口タイプ。

高品質の秘密は「レゼルバ」クラスの長期熟成と、第一搾汁のみを使用する拘り。

辛口ながら柔らかな口当たりときめ細かい泡が特徴です。

「サクラアワード2017」金賞！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５４０　　　ボトル￥２２００

②　ｼｬﾄｰ･ﾋﾟﾈﾚ　ｶｵｰﾙ　ﾏﾙﾍﾞｯｸ　(フランス、南西地方)　  

赤・フルボディ  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種   ：マルベック１００％

代々何世紀もカオールに根付いた一族が、この土地らしさを表現した赤。

最近は飲み易いカオールも増えてきていますが、こちらは樽熟成12ヶ月で「黒ワイン」の異名通り

濃厚な色合いのクラシックなスタイル（タンニンもしっかりでAOCのお勉強用にも最適かと）。

RWG誌で「旨安賞」を受賞したコスパも健在。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６６０　　　ボトル￥２８００

③　ｼｬﾄｰ･ﾍﾟｽｷｴ　ｷｭﾍﾞ･ﾃﾗｯｾ　(フランス、ローヌ地方)　

赤・ミディアムボディ

■ ブドウ品種 ：グルナッシュ６０％、シラー４０％

ロバート・パーカーも非常に高く評価するシャトー・ペスキエが造るベースの赤。

ワイナリーで最も低価格帯のワインですが、最近は常にＷＡ誌で90点以上の高評価で、

このヴィンテージもなんと92点！

ドメーヌ所有の特別な区画のグルナッシュとシラーを使用した、ピュアで華やかな香りと味わいが特徴です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５８０　　　ボトル￥２４００

④　ﾍﾞﾙﾄﾗﾝ･ｱﾝﾌﾞﾛﾜｰｽﾞ　ｺﾄｰ･ﾌﾞﾙｷﾞﾆｮﾝ･ﾌﾞﾗﾝ　ﾚﾄﾙﾃﾞﾛｲｰｽﾞ
(フランス、ブルゴーニュ地方)　

白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種   ：シャルドネ１００％

近年の品質向上と反比例して、変わらない良心的値付けで

人気上昇中のアンブロワーズですが、地味に狙い目はこの白。

以前に比べ樽の影響を抑えたことでストレートに果実味が感じられます。

畑の位置こそコトー・ブルギニョンですが、その品質はACブルゴーニュを飛び越えて村名クラス！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６６０　　　ボトル￥２８００

⑤　ｼｬﾄｰ･ｸﾞﾗﾝ･ｼﾞｬﾝ･ﾌﾞﾗﾝ　(フランス、ボルドー地方)　

白・辛口

■ ブドウ品種 ：セミヨン７０％、ソーヴィニョン・ブラン３０％

1750年以来、代々デュロン家によって大切に守り継がれてきた歴史あるシャトー。

こちらはワイナリー最古となる樹齢60年の区画のブドウも使用したコストパフォーマンスに優れる白で、

フローラルなアロマに新鮮なフルーツのピチピチとした味わいが特徴。

このワインを10年取り扱っている輸入元が、

このコスパを超えるボルドー・ブランが現れないと嘆く（？）程の旨安ワインです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

2012年から現当主パトリスの息子シャルルがドメーヌに参画。

そして2015年は、今までのクラシックなカシューのイメージを覆すナチュラル寄りの造りで、

どうやらここも世代交代のようです。

こちらはガラッと変わった15年のスタイルを最も顕著に表していると思われるキュヴェで、

ラズベリーやチェリー等フレッシュな赤い果実の風味に、ビシッとミネラルが背骨を造り、

タンニンはキメ細かでしなやかな喉越しです。

―以下リアルワインガイド59号より抜粋―

なんと！ナチュラルな香りがする。このワインで。いや、ジャック・カシューで初めての経験だ！

そして柔らかい。口に含むとこれはヘタすりゃナチュラルワインと言えるかも位のナチュラルな味、

SO2の少ない味。よってピュアで、フレッシュで、柔らかくて、優しくて、

おおよそこれまでのジャック・カシュー味・スタイルではない。

父親パトリスは完全に息子さんのシャルル・カシューに牛耳られたのだった。とても良いワイン。

(今飲んで88+　ポテンシャル89)

グラス　　１１００円　　（ハーフできます）　

ﾋﾟｭｽﾞﾗ･ﾎﾞﾉｰﾑ　ﾍﾟﾃｨｱﾝ･ﾅﾁｭﾚﾙ･ﾌﾞﾗﾝ2008

2014年、ティエリー・ピュズラから正式にこのネゴシアンを引き継いだ

ピエール＝オリヴィエ・ボノームですが、

こちらはまだ共同経営だったピュズラ・ボノーム時代の2011年に一度リリースした、

ティエリ仕込みのペティアン・ナチュレル。

ピエロー（ピエール＝オリヴィエ・ボノームの愛称）は経験のため

半分デゴルジュマンせずにとって置き、合計8年半瓶熟させた贅沢なペティアンです。

彼曰く「当時はペティアン・ナチュレルを熟成させるという発想があまりなく、

熟成によりどのように変化するか毎年経過を見たいということで、

半分は売らずにとって置いていた」とのこと。

そして今回熟成の頃合いを見てリリースに踏み切りました。

熟成による老ねた感じは無くとても若々しくドライ、

テュフォーの石灰土壌からくるフレーバーやタイトなミネラルも十分効いていて、

熟成ペティアンの美味しさが感じられる特別なワインです。

グラス　　１０００円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

①　ﾃｯﾚ･ﾍﾞﾝﾃｨｳﾞｫｰﾘｵ　ｼｬﾙﾄﾞﾈ･ｽﾌﾟﾏﾝﾃ　ﾒﾄﾄﾞ･ｸﾗｼｯｺ
(イタリア、ロンバルディア地方)　

スパークリング白・辛口　　　　　　　

■ ブドウ品種   ：シャルドネ１００％

1910年設立で、100年以上の歴史を持つ家族経営のワイナリー「カンティネ・ピローバノ」。

こちらは上級ラインのスパークリングで、シャルドネらしい白い果実の香り、

瓶内2次発酵由来のイーストやパンのアロマとキメ細かな泡立ちが特徴。

瓶熟成は9ヵ月と短めですが、複雑性と同時に上品なフレッシュさを感じる1本です。

女性審査員のみで選ぶ「サクラアワード2017」でもダブル金賞！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６００　　　ボトル￥３０００

②ｱｽﾙ･ｲ･ｶﾞﾗﾝｻ　ｶﾞﾙｼｱｰﾉ　(スペイン、ナバーラ地方)　  

赤・フルボディ  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種   ：ガルナッチャ７０％、グラシアーノ３０％

ブルゴーニュやニューワールドで幅広い経験を持つ若い醸造家が有機栽培の地ブドウ、

ガルナッチャとグラシアーノで造る、2種類の果実のハーモニーが魅力の赤。

ジューシーなチェリーと大地を感じる香り、果実味の中に端正な酸が光る、とても生き生きとした味わいで、

肉料理全般と相性が良いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６６０　　　ボトル￥２８００

③　ﾎﾞﾃﾞｶﾞｽ･ｶﾘｱ　ｱﾙﾀ　ﾏﾙﾍﾞｯｸ　(アルゼンチン、サンファン地方)　

赤･フルボディ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種   ：マルベック１００％

イタリアワイン界の重鎮「テスタマッタ」のアルベルト・アントニーニ氏をコンサルタントに迎え、

評価が急上昇中のボデガス・カリア。

こちらは標高630ｍ、アンデスの尾根で生まれる、アルゼンチンを代表する品種マルベック100％。

ジューシーな赤系果実にコーヒーやチョコを想わせる複雑なフレーバーが特徴。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥４４０　　　ボトル￥１７００

④　ﾙｰﾅ･ｱﾙｼﾞｪﾝﾀ　ﾋﾞｱﾝｺ　ﾃｯﾚ･ｼﾁﾘｱｰﾈ　(イタリア､シチリア地方)　

白･辛口　

■ブドウ品種 ：シャルドネ７５％、ソーヴィニョン・ブラン２０％、ジビッボ５％

ピエモンテの造り手が南イタリアの陰干しブドウで醸す白。香りを嗅ぐと「品種間違ってない？」って位の

アロマティックさで、ゲヴュルツとかミュスカみたいな南国系フルーツの豊かな香りにハーブ等の爽やかなアクセント。

陰干しブドウ由来の甘味があり口当たりは柔らか、

溌剌とした酸と柑橘の皮に似た苦味が全体を引き締めるリッチな味わい。

「陰干しってすごいな！」と思わせる果実感をお試し下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６４０　　　ボトル￥２７００

⑤　ﾍﾞｱﾚﾝ　ｲﾝｸﾞﾘｯｼｭ･ｻｲﾀﾞｰ　2nd　(日本、岩手県)　

シードル・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種   ：？

岩手県産のリンゴを100％使用し、英国パブの伝統的なお酒である

サイダー（りんごの発泡性のお酒）を本場のスタイルで商品化。

酸化防止剤無添加で、1本につきリンゴ2個分以上の果汁を使用した贅沢なリンゴのお酒です。

※2ndのみ一般販売もあるので、お気に召した方は下の店でも購入できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥８００

「マルセル・ラピエール」に影響を受け、自然派ワインの祖「ジュール・ショーヴェ」の本を片手に

マルセルのカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強したジャン・フォワヤール。

1981年、彼の父が畑仕事を辞めたのをきっかけに

畑を譲り受け本格的にワインづくりをスタートさせました。ジ

ャンの艶っぽく、エレガントなガメイは、ボージョレのヴァンナチュールを代表するだけでなく、

ＡＯC、ヴァンナチュール、品種の枠を超え、現在世界各国で高く評価されています。

こちらはそんなジャンの顔とも言うべく代表的なキュヴェで、

さらに2015年は太陽に恵まれた当たり年！

流石に当たり年だけあってワインは南ローヌのグルナッシュのようなボリュームと

果実の凝縮感でとても飲み応えがあります。

下の店長曰く「今飲んでも美味しく飲めるけど、

内に秘めたるパワーをすごく感じるので数年後も楽しみ」とのこと。

ヌーヴォーとは対極に位置するボージョレの真のポテンシャルを是非体感してみて下さいませ。

グラス　　１３００円　　（ハーフできます）　

ﾏﾙｸ･ﾃﾝﾍﾟ　ｷｭｳﾞｪ･ｴﾋﾟｽ2013

ゴーミヨー誌４ツ星評価、テロワールの個性を最大限に引き出す努力を惜しまない

アルザスにおけるビオディナミの巨匠「マルク・テンペ」の限定ワイン。

本拠地ツェレンベルグ村で栽培された樹齢50年のゲヴュルツトラミネールをフードル

（1000Lの大樽）で24ヶ月発酵・熟成しましたが、

通常のツェレンベルグの出来としてはマルクの納得がいかなかったため、

村名ではなくエピスとしてリリースすることになりました。

しかし、ワインはゼラニウムやバラ、ラフランスの華やかなアロマが拡がり、

柑橘の甘酸っぱさとハチミツの優しい甘みが鼻から抜けるリッチなアフターが印象的で美味。

下の店長曰く「最近ちょっと疲れ気味な貴方を

そっと癒してくれる素敵女子（男子）的なワインです」とのこと。

滋養強壮、肉体疲労、栄養補給、疲れたカラダに愛情一本。

グラス　　１１００円　　（ハーフできます）