①　ｵﾘｵﾙ･ﾛｯｾｰﾙ　ﾛｾﾞ　(スペイン、ペネデス地方)　

スパークリングロゼ・辛口

■ ブドウ品種 ：トレパット１００%

小規模なカヴァ醸造所ならではの丁寧な仕込みによる辛口のロゼ・スパークリング。

低温発酵・長期瓶熟成・手作業により動瓶・注文を受けてからのデゴルジュマンとこだわりにこだわった稀少品。

ラズベリーやアセロラの赤い実を思わせるチャーミングな風味があふれます。WA誌90点！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２４００

②　ﾌｧﾙﾈｰｾﾞ　ﾄﾚ･ｲｺｰﾈ　(イタリア)　

赤・フルボディ

■ブドウ品種 ：モンテプルチアーノ、プリミティーヴォ、ネレッロマスカレーゼ

南イタリアのみならずイタリア全土を代表する生産者ファルネーゼが、

南イタリアの３つの産地アブルッツォ、プーリア、シチリアの素晴らしい畑から樹齢の高い土着品種を厳選して造る赤。

３つの品種は別々に醸造し最後にブレンド、州の枠組みという概念を越えた

南イタリアの伝統とぬくもりを伝えるワインに仕上がっています。

ちなみに「トレ　イコーネ」とは、3か所の個性ある葡萄畑を象徴しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６８０　　　ボトル￥２９００

③　ｼｬﾄｰ･ﾗﾑﾙｰ　ｷｭｳﾞｪ･ｻﾝ･ﾏﾙﾀﾝ2006 (フランス、ボルドー地方)　

赤・フルボディ

■ブドウ品種 ：カベルネ・ソーヴィニョン５０％、メルロー５０％

飲み頃になるまでシャトーで熟成させた蔵出しのボルドー。

熟成したグラーヴらしいスモーキーでやや妖しさのある魅惑の熟成香、

きれいに熟成したこなれた味わいでスルスル飲まさり、お料理との相性の幅も広い。

さらにRWG誌でも旨安賞獲得という、価格・味わい共に優れたまさに掘り出し者な1本です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６２０　　　ボトル￥２６００

④　ｸﾞﾚｲｽ　ｸﾞﾘﾄﾞ甲州　(日本、山梨県)　

白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種 ：甲州１００％

山梨県内で栽培した甲州種を使用し、料理との相性を第一に考えて造られたワイン。

黄リンゴや白桃の香り、フレッシュでやわらかな果実味と活き活きとした酸味がきれいに広がり、

味わいの後半にはブドウの果皮由来のほろ苦さと果実の甘味を感じます。

一昨年東京と香港で開催された二大国際ワインコンクールで、

アジアのワインとして最高賞を獲得した品質の高さはヴィンテージが変わっても健在！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥７６０　　　ボトル￥３３００

⑤ ｻﾞ･ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞｽ　ｿｰｳﾞｨﾆｮﾝ･ﾌﾞﾗﾝ (ニュージーランド、サウスアイランド地方)　  

白･辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種 ：ソーヴィニョン・ブラン１００％

イラクサやパッションフルーツといった刺激的なアロマが広がるニュージーランドはサウス・アイランド産のソーヴィニヨン。

豊富な石灰質土壌由来のミネラル感にも優れ、リッチでジューシーな極上の味わいを持つ白ワインです。

また、全て自社畑の葡萄を使用している為、コストパフォーマンスも抜群！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５２０　　　ボトル￥２１００

ｵﾘｳﾞｨｴ･ｼﾞｭｱﾝ　ﾌﾞﾙｺﾞｰﾆｭ･ﾙｰｼﾞｭ2013

ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系で、

1999年に当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンがドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始。

醸造所は清潔に手入れが行き届き、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。

また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、

最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。

ブルゴーニュ地方はちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しい所ですが、

オリヴィエ曰く「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」「趣味は仕事です」

という言葉通り真面目一筋で、例え土日の雨の日でもモレの畑を通りかかれば、

ただ一人黙々と働く彼にしばしば会うことができます。

こちらのブルゴーニュ・ルージュは醸造所があるアルスナン村のオート・コート・ド・ニュイ区画と

AOCモレ・サン・ドニに地続きで接するACブルゴーニュ区画「レ・シャン・ド・ラ・ヴィーニュ」のブレンド。

ここのACブルは格上の畑のブドウをメインに使用している為、

収量不足の年はブドウをこちらにまわす余裕がなく、今回は実に3ヴィンテージぶりの入荷です。

グラス　　１１００円　　（ハーフできます）　

1996年に家業を継承した4代目当主エリック・ルイの手によって、本格的に自社ビン詰めを開始した生産者。

実質的にはビオロジーの厳格なリュット・レゾネ栽培への切り替え、醸造設備の刷新、

栽培と醸造の要所における月の運行カレンダーの採用といった改革を行ってワインの品質を高め、

現在では各国のソムリエや、国内外のメディア等から高評価を獲得。

転機は初のわが子の誕生を待ちわびながら、

小学生の時以来およそ20年ぶりに 『星の王子さま』 を読み返したことで訪れました。

エリック曰く『私も、いつの間にかこの物語に出てくる「おとなたち」になってしまったのではないかと、

強く自問自答させられました。

本当に大切なものは目に見えない、というキツネの有名なセリフは、栽

培家・醸造家としての私に改めて大きな気づきを与えてくれ、以後のワイン造りにおいて、

知識や先入観にとらわれることなく、素直な心で「感じる」ものを大事にするようになりました』とのこと。

ラベルも星の王子様のエスプリを取り入れた可愛らしいもので、

このサンセール・ブランは自社畑に植わる樹齢25年のソーヴィニョン・ブラン100％。

6か月間澱と一緒にシュール・リー熟成しています。

グラス　　１１００円　　（ハーフできます）　

①　高畠ﾜｲﾅﾘｰ　嘉　ｽﾊﾟｰｸﾘﾝｸﾞ　ｼｬﾙﾄﾞﾈ　(日本、山形県)　

スパークリング白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：シャルドネ１００％

高畠町産の厳選した完熟シャルドネを100％使用したスパークリング。

柑橘系や白い花のような華やかな香り、豊かな旨味を伴う酸を感じられるすっきりとした味わいは、

様々な食事と合わせられる食中酒的なスパークリングワインです。

各種メディアやコンクールでも高く評価される味わいを一度お試し下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６４０　　　ボトル￥３２００

② ﾏｽ･ﾃﾞ･ﾀﾝﾇ 　(フランス、ラングドック＆ルーション地方)　

赤・フルボディ    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種   ：カベルネ・ソーヴィニョン５５％、グルナッシュ３５％、ムール・ヴェードル１０％

リーズナブルかつ本格的なスタイルを貫く旨安の帝王ポール・マスが、

有機栽培で育てられたブドウのみを使用して造るプレミアム・レンジ。

以前よりカベルネ・ソーヴィニョンの比率を高め、より凝縮感が増したインパクトある味わいは、

濃い赤が好きな方にオススメ。「 チャレンジ・ミレジム・ビオ2015」金賞！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６８０　　　ボトル￥２９００

③　ﾊﾛﾝ　ﾌﾟﾝﾄ･ｲ･ｺﾏ　(スペイン、アラゴン地方)　

赤・ミディアムボディ

■ ブドウ品種 ：ガルナッチャ１００％

1999年この地区の主要な金融機関やアラゴン政府の投資と、何百というブドウ栽培農家のおかげで、

設立10年で国際的に高い評価を受けるようになった「ハロン」がガルナッチャ100％で造る赤。

いちごジャムやプルーンの様な完熟果実にミネラルや複雑性も備えた、バランス良く余韻の長い味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

④　ﾌｧｯﾄﾘ　ｿｱｰｳﾞｪ　ﾀﾞﾆｴﾘ　(イタリア、ヴェネト地方)　

白・辛口

■ ブドウ品種 ：ガルガーネガ１００％

以前はバルク販売のみで様々な生産者にワインを供給していたファットリですが、

90年代からは納得のいくワインのみ自社瓶詰しています。

限定した区域のブドウで造るこのソアーヴェは、ファットリ家のニックネームである“ダニエリ”と名付けられていて、

言わばワイナリーの挨拶代わりのワインです。

ソアーヴェらしいフレッシュで澄んだ味わいですが、飲み進める程に複雑さが出てきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　

グラス　￥６２０　　 ボトル￥２６００

⑤　ﾚ･ｳﾞｧｶﾝﾂｪ　ｼｬﾙﾄﾞﾈ･ﾌﾘｯﾂｧﾝﾃ　(イタリア、ヴェネト地方)　

弱発泡白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種 ：シャルドネ１００％

「レ・ヴァカンツェ＝バカンス」の名の通り、南国バカンス気分でグイグイ飲みたい弱発泡の白。

葡萄は地元産のシャルドネを100％使用、1～2.5気圧のフリッツァンテなので、強すぎず程良いクリーミーな発泡感です。

食前酒としては勿論、ハムやサラミ、オリーブ等ともよく合います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５２０　　　ボトル￥２１００

ﾄﾞﾆ･ｷｬﾚ　ｵｰﾄ･ｺｰﾄ･ﾄﾞ･ﾎﾞｰﾇ･ﾙｰｼﾞｭ　ﾗ･ﾍﾟﾘｴｰﾙ2012

名著「ブルゴーニュワイン大全」（ジャスパー・モリスMW)でも、

オート・コート・ド・ボーヌの「主要生産者」と紹介されている優れたドメーヌ。

そこに書かれている通り、派手さは無くとも綺麗でピュアなワインを造り続けていて、

ギド・アシェットには20年連続（！）で掲載（その内クード・クールも9回！）。

ＲＷＧのレヴューはブショネのボトルの為、はっきり分かりずらいところですが、

下の店長が試飲会で久々に発見した自分好みの生産者とのことで、代わりに太鼓判を押しています。

―以下リアルワインガイド48号より抜粋―

ブショネでした（涙）。たまたまこのボトルがドニ・キャレ試飲のトップに出て、いきなりの「ブ」なのでガックリ。

初めて試飲する生産者のトップバッターが「ブ」だと、ハッキリ言って萎える。

てなことはなく、俄然「ブ」の奥に潜む香りや味わいを必死になって探るのだ。

燃えるのだ。で、分ったことはレジョナルクラスとしてはかなりの高品質だということと、

液体が中道路線に近いややエレガント系ということ。

また、かなり伝統的な造りでブルゴーニュの優しさがしっかり表現されているということ。(

今飲んで87+？　ポテンシャル88？)

グラス　　１０００円　　（ハーフできます）　

1922年から続くドメーヌで、4代目ポール・フックスにより2008年から完全ビオロジー栽培に転換。

さらに収量を大きく制限し、完璧な葡萄作りを目指しています。

ポール・フックス曰く「料理の美味しさの鍵が塩（ミネラル）にあるように、

ワインの美味しさの鍵もミネラルにあります。

ビオロジー栽培によって土中深くまで伸びた根からミネラルをたっぷりと吸い上げ、

収量制限によって一粒一粒にミネラルを凝縮させることが、美味しいワイン造りの本質です」とのこと。

醸造もきめ細かく、超小型ステンレスタンクの多数基使用によって、

区画ごとのテロワールの違い等をより高い精度でワインに反映。

このような彼のプロ意識と情熱は、フランスを代表するワイン評論家ミッシェル・ベタンヌの目に留まり、

新世代としては異例の高評価。こちらのクレマンはピノ・オーセロワ100％で平均樹齢40年。

ビン熟成は18ヶ月間で、ドザージュは4g/lのエクストラ・ブリュット。

果物をそのまま食べているようなリッチな味わいと、

スパークリングワインに求められる気品が両立した完成度の高いクレマンです。
グラス　　９００円