ジュヴレ・シャンベルタンの名手ジョセフ・ロティのＡＣブルゴーニュ。

樹齢約35年で中に60年の樹も含まれる畑は、

1994年までジュヴレでしたが法改正で現在はＡＣブルとして出荷しています。

2012年は低収量の2010年、2011年よりもさらに減りましたが、例年通り選別を厳しくしたため、

全体的に平均から40～50％の収量減。

しかし不良果が少なかったことで、結果的にはかなり上質な果汁を得る事が出来たそうです。

ワインは柔らかで甘みたっぷり、イチゴやフランボワーズ等の果実香と

ピノ・ノワールらしい鉄やベリーのニュアンスも感じられます。

―以下リアルワインガイド49号より抜粋―
さあ、ACブルの銘酒の登場だ。もうACブル好きとしてはワクワクものであります。

香りはいつものように、もはやACブルではない。明らかに良く出来た村名クラスのもの。

黒い風味としなやかな力のあるロティのエッセンスがしっかりと入ったものだ。

口に含むと12年はいつもの凝縮感のあるスタイルではなく、

液体はいつもよりやや薄めながら味わいがキチンと詰まり、酸も美しい。

なんとエレガントなスタイルだ。そしてその味の美味しいこと。ロティのエレガンスワインだ。

(今飲んで88　ポテンシャル88+)

グラス　　１３００円　（ハーフできます）

ｻﾝﾄ･ﾊﾞﾙﾌﾞ　ｳﾞｨﾚ･ｸﾚｯｾ　ﾁｭﾘｾ2013

ドメーヌ・サント・バルブは、現当主のジャン・マリー・シャラン氏が2

001年に父のドメーヌから独立する形で設立。

元々はヴィレの協同組合長を務めていた祖父がブドウ畑を所有しており、

現当主が独立した2001年から急激に品質が向上し高い注目を集めるようになりました。

本来であれば父親のドメーヌを引き継ぐはずでしたが、

有機栽培に興味があった彼は独自の考えでワイン造りをすべく自身のドメーヌを創設

（2003年にはエコセール認証を取得）。

ブルゴーニュ通から厚い信頼を寄せられる｢リアルワインガイド｣で大絶賛され、

表紙を飾った「レピネ」の上を行くドメーヌの最上級キュヴェがこの「チュリセ」で、

葡萄の平均樹齢はなんと100年！

ワインはピーチやアプリコットなどのフルーツのアロマに加え、

トースト香やミント･アニスのニュアンスも感じられます。

ブドウの力がみなぎり、ピュアな果実味と力強さを併せ持つ流石の仕上がり。

グラス　　１３００円　（ハーフできます）