シャトー・バルド・オーは、サン・テミリオンの南向きに面した立地条件に恵まれた場所に畑を所有。

2000年にポムロールの「クロ・レグリーズ」などを所有するシルヴィアン・ガルサン・カティヤール氏が購入し、

醸造設備などの積極的な改革が行われ、タンニンとバランスに優れた果実味と複雑味を併せ持つ

クオリティー高いワインを造り出しています。

―以下リアルワインガイド11号より抜粋―
甘いベリーにハーブや中国茶のアジアンテイストを感じる香り。

たっぷりの果実とローストのきいた苦みが、粗めのタンニンを包み込んでくれたかのように、

柔らかな旨みを演出している。

堅苦しくなくもきちんとした造りは、飛び抜けて秀でたものを持ち合わせているわけじゃないけど、

誰からも好かれるタイプ。

02年もそのお買い得感は健在で、何を買おうか迷った時にはお薦めの一本。

(今飲んで88　ポテンシャル89)

グラス　　１５００円　（ハーフできます）

ｶﾄﾘｰﾇ･ﾘｽ　ｱﾙｻﾞｽ   ﾘｰｽﾘﾝｸﾞ　ｼｯﾌｪﾙﾍﾞﾙｸﾞ2013

並々ならぬ努力と傑出した才能が光る、アルザスの女性ホープ「カトリーヌ・リス」は、

ディジョン大学でDO（フランス国家認定醸造技師）の資格を取得後、

サンテミリオン、ジゴンダス、南アフリカ、ニュージーランドなど異なる地域のワインを学び、

2009年からシャプティエのアルザス責任者に就任。

そして2012年自らのドメーヌをスタート。

彼女のモットーは「できるだけ手を掛けずに、よりナチュラルに！」で、

DOの国家資格を取った頭脳明晰なエノローグの顔を持つ一方、

つくり上げるワインはエノローグの理論とは全く対極にあるビオディナミや

自然派ワインの方にベクトルが傾いています。

こちらの「シッフェルベルグ」はアルザス語で「シストの山」という意味があり、

アルザスで唯一ここにだけ存在するシストブルー土壌の畑。

2013年は少しブドウに貴腐が混ざっていてフィネス炸裂！まさにミネラルワインの王道です。

ワインはクリスタルのように透明で口当たりはやさしいですが、

口の中をギュッと引き締めるミネラル感が何とも心地よいワイン。

白桃、ミカン、パッションフルーツ等に加え鉱物的なミネラルの香り、

洗練された酸と塩辛いくらい凝縮したミネラルの旨味とのバランスが絶妙です。

グラス　　１３００円　（ハーフできます）

①　ｻﾝﾃﾛ　ﾌﾟﾛｾｯｺ･ｽﾌﾟﾏﾝﾃ　ｴｸｽﾄﾗ･ﾄﾞﾗｲ  (イタリア、ピエモンテ地方)　

スパークリング白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：グレーラ１００％

3年連続「日本で一番売れているイタリア・スパークリングワイン生産者」に選ばれたサンテロ社が造るプロセッコ。

穏やかで快い果実風味のある特徴的な香り、程よいほろ苦さが食事とも良く合う親しみやすいスパークリングワイン。

ちなみにエクストラ・ドライはブリュットより辛くありません（ややこしいけど）。 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２２００

②　ｼｬﾄｰ･ﾎﾟｰﾙ･ﾏｽ　(フランス、ラングドック＆ルーション地方)　

赤・フルボディ　　

■ ブドウ品種 ：シラー８５％、グルナッシュ１０％、ムールヴェードル５％

常に高品質のワインを造り続けるドメーヌ・ポール・マスが樹齢40年を越えるシラーを主体に造るトップ・アイテム。

マス家が所有するエステイトの中でも最高の区画で摂れたブドウのみを使用。

100％オークの木樽で熟成していて、上品なオーク樽の風味と熟した果実味、スパイシー香りが印象的です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥８００　　　ボトル￥３５００

③　ﾌﾗﾝｸ･ﾏｻｰﾙ　ｶﾀﾙｰﾆｬ･ﾛﾎ　ﾏｽ･ｻﾗﾀﾞｰﾅ　(スペイン、プリオラート地方)　

赤・ミディアムボディ　　　

■ ブドウ品種 ：ガルナッチャ７０％、カリニャン２５％、テンプラニーリョ５％

イギリスのソムリエ選手権で優勝した経歴を持つ元トップソムリエが自ら造る赤。

標高300ｍという高地に植えられた平均樹齢60年のガルナッチャを主体に造られるワインは、

フレッシュかつリッチで、ピュアでやわらかな果実味にやさしいミネラルとタンニンが溶け込んでいてスルスル飲めてしまいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５４０　　　ボトル￥２２００

④　ｳﾞｨﾆｴﾃｨ・ﾃﾞﾙ･ｳﾞﾙﾄｩｰﾚ　ﾋﾟﾎﾟﾘ･ﾋﾞｱﾝｺ   (イタリア、バジリカータ地方)　

白･辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種 ：グレコ５０％、フィアーノ５０％

近年大変良いグレコの畑を見つけたことでさらに品質が上がり、

社長をして「この白ワインを扱わない理由があったら教えて欲しい」と言わしめる程の白。

香りは白い花やライチなどヴィオニエにも似た華やかな印象ですが、強すぎずボリューム感は程よくクリーンな味わいです。

リアルワインガイド旨安賞！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６００　　　ボトル￥２５００

⑤　ﾙ･ｾﾘｴ･ﾄﾞ･ﾎﾞｰﾙ ｼｰﾄﾞﾙ･ﾌｪﾙﾐｴ ﾌﾞﾘｭｯﾄ　(フランス、ブルターニュ地方)　

白・やや辛口

無農薬でリンゴを栽培しているセリエ・ド・ボールが自家栽培自家醸造で造り上げる

ブルターニュの風をたっぷり含んだオーガニックシードル。

輝く濃い麦わら色、キレのある完熟リンゴの旨みと程よいタンニンの中に微かな塩気が絶妙のバランス。

最初の１杯にピッタリの低アルコールで優しい味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

ドメーヌ・タカヒコが買いブドウの「ツヴァイ」をガメイに見立て、

ブルゴーニュのパストゥーグランをイメージして醸造したワイン。

ツヴァイがもつブラックチェリーとピノ・ノワールが持つイチゴやクローブの香りの絶妙なバランスを楽しめます。

2012年はこれまでのヴィンテージの中で最も力のあるワインとのことだったので、

しばらく下の店で寝かせておいたものです。「ぼちぼちいいんじゃないかな」と下の店長が言っていました。

―以下リアルワインガイド46号より抜粋―
この年はいつものよりピノの比率が高くて約60％。とてもこなれて、

ふんわりとした赤果実香にはしっかりとピノの存在感。

梅とキノコを感じる果実味には酸が心地良く効き、

昨年まで感じたナチュラルワイン特有の風味はあまり感じられない。

これは、ナチュラル感はそのままに、普遍的に美味しいワインになりつつあるということで、

貴彦さんの歩みが着実に前進しているということ。

エレガントながら、時折ハッとするような味わいの強さがあって、舌が釘付け。

（今飲んで　89　ポテンシャル89+）

グラス　　１５００円　（ハーフできます）

KONDOｳﾞｨﾝﾔｰﾄﾞ　ﾅｶｲ･ﾐｭﾗﾜ2014

「近藤さんのワインは下の店で一般販売できる程の数が無いので、この機会に是非飲んでほしい。

もうそろそろ初夏だし、ぼちぼちいいんじゃないかな」と下の店長が言っていました。

―以下生産者資料より抜粋―

余市町中井農園産ミュラートゥルガウ約87％、栗沢町モセウシ農場産オーセロワ約13％を使用。

収穫日は9月24日、26日。収穫平均糖度：Ｂｒｉｘ17.9。

2種のぶどうを同時に房ごとプレスし、天然酵母で発酵を終えた後、

冷凍保存してあった果汁を添加してビン詰めをし、二次発酵させたワインです。

亜硫酸無添加。無濾過、無補糖、清澄剤不使用。

2014年は暑く乾燥した夏が続き、収穫時期の比較的長いこれら2品種は例外的に9月中の収穫となりました。

低アルコールで軽く飲めるスタイルは継承しつつ、ワインとしての厚みが少し加わり

果実味が増した仕上がりとなりました

夏ごろまで寝かせてよく冷やして飲むことをお勧めします。

グラス　　１０００円　（ハーフできます）

①　ｼｬﾄｰ･ﾄﾞ･ﾌｭｲｯｾ　ｸﾚﾏﾝ･ﾄﾞ･ﾌﾞﾙｺﾞｰﾆｭ　J.J.ｳﾞｧﾝｻﾝ
(フランス､ブルゴーニュ地方)　

スパークリング白・辛口　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：シャルドネ１００％

ブルゴーニュはプイィ・フュイッセの名門ドメーヌ「シャトー・ド・フュイッセ」が造るクレマン・ド・ブルゴーニュ。

当然シャルドネ100％のブラン・ド・ブランで、マコンらしい温かみとボリューム感のある味わい。

シャンパーニュ方式ならではのクリーミーな口当たりと酵母由来のブリオッシュのような香りが特徴的です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６９０　　　ボトル￥３５００

②　ﾇｴｽﾄﾗ･ｾﾆｮｰﾗ･ﾎﾟﾙﾀﾙ･ﾃｨﾝﾄ　(スペイン、カタルーニャ地方)

赤・フルボディ

■ブドウ品種 ：ガルナッチャ50%、カリニェナ20%、メルロー10%、シラー10%、テンプラニーリョ10%

元々は大手生産者「トーレス」の下請けでしたが、

自社瓶詰めを始めると瞬く間にロバート・パーカーから「ケース買いすべき」と絶賛された赤。

ブラックチェリーのような果実味によく熟れた複雑なタンニン、

ボルドー・ワインのような香りと暑い土地を連想させる果実の熟した味わいが特徴的です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥７００　　　ボトル￥３０００

③　ﾎﾞﾃﾞｶﾞ･ｲﾇﾘｴｰﾀ　ｽｰﾙ　(スペイン、ナバーラ地方)　

赤・ミディアムボディ

■ブドウ品種 ：ガルナッチャ６０％、グラシアーノ４０％

牛追い祭りで有名なナバーラにあるボデガが造る赤。

「スール」とは南の意味で、ナバーラ南部のブドウのみを使用していることに由来し、

ガルナッチャ種を主体にアメリカン・オーク樽で熟成。

スミレやチェリーの混ざりあったブドウ由来の香りに、樽由来のバニラやココアの香りがほんのり感じられます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５８０　　　ボトル￥２４００

④　ﾀｶﾋｺ･ｿｶﾞ　ﾖｲﾁ　ﾛｾﾞ　ｻﾝｽｰﾌﾙ　(日本、北海道)　

微発泡ロゼ・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ 品種 ：ミュラー９０％、ツヴァイ８％、ピノ・ノワール２％

ドメーヌ・タカヒコが道産ブドウのみで造る北海道内限定販売のワイン。

「日本の自然の中に溶け込み栽培・醸造されたワインは、自ずと日本の食に馴染み寄り添うので、

気軽で美味しく楽しいワインがもっと広がってほしい」との想いで造られた亜硫酸無添加・微発泡の濁りロゼ。

数量限定です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥８００　（ハーフできます）　　ボトル￥３５００

⑤　ｶｻ･ﾍﾞﾅｻﾙ　ｹﾞｳﾞｭﾙﾂﾄﾗﾐﾈｰﾙ/ﾓｽｶﾃﾙ　(スペイン、カタルーニャ地方)

白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：ゲヴュルツトラミネール５０％、モスカテル５０％

祖母から母へ、母から息子へ、クローンの形で代々受け継がれたゲヴュルツトラミネールを主体に造る白。

オレンジやグレープフルーツ、ベルガモットのような華やかな香りに

桃やアーモンドを想わせるふくよかなニュアンスもあるとてもアロマティックなワイン。

酸味と果実味のボリュームも絶妙なバランスです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５２０　　　ボトル￥２１００

シャトー・バルド・オーは、サン・テミリオンの南向きに面した立地条件に恵まれた場所に畑を所有。

2000年にポムロールの「クロ・レグリーズ」などを所有するシルヴィアン・ガルサン・カティヤール氏が購入し、

醸造設備などの積極的な改革が行われ、

タンニンとバランスに優れた果実味と複雑味を併せ持つクオリティー高いワインを造り出しています。

―以下リアルワインガイド11号より抜粋―
甘いベリーにハーブや中国茶のアジアンテイストを感じる香り。

たっぷりの果実とローストのきいた苦みが、粗めのタンニンを包み込んでくれたかのように、

柔らかな旨みを演出している。

堅苦しくなくもきちんとした造りは、飛び抜けて秀でたものを持ち合わせているわけじゃないけど、

誰からも好かれるタイプ。02年もそのお買い得感は健在で、何を買おうか迷った時にはお薦めの一本。

(今飲んで88　ポテンシャル89)

グラス　　１５００円　（ハーフできます）

ﾌｫﾝ･ｳｨﾆﾝｸﾞ　ﾌｫﾙｽﾀｰ   ｳﾝｹﾞﾎｲﾔｰ
ﾘｰｽﾘﾝｸﾞ ﾄﾛｯｹﾝ ｸﾞﾛｰｾｽ･ｹﾞｳﾞｪｯｸｽ2013

ドイツのエリート集団「ＶＤＰ」の中でも、今最も注目を集める造り手

「フォン・ウィニング」が所有する世界的な銘醸畑「フォルスター・ウンゲホイヤー」のリースリング。

フォン・ウィニングの自社畑のほとんどは、シャブリと同じといわれる太古の珊瑚礁をベースとする

分厚い石灰質土壌の層が広がっていますが、その中で特殊なのがウンゲホイヤーの区画。

このウンゲホイヤーだけは石灰質土壌に加えて、赤い砂質土壌、火山性玄武岩土壌と

3種類の土壌が混在する非常に複雑な土壌を構成し、

ワインにはそれに由来するより力強くはっきりとしたミネラル感が現れています。

若いうちはデキャンターをしてサービスされることもしばしばですが、

2013年については既にその素晴らしさが花開いていて、柑橘系の香りとキリッとした酸、

十分なミネラル感のある極めて余韻の豊かなワインに仕上がっています。WA誌94点！

グラス　　１５００円　（ハーフできます）